5エッセンシャルズ

シングルスペイの次はダブルスペイについて書こうと思っていたのですが、最近の長雨のため、必要な画像を撮影することができず、なかなか投稿をすることができずにいました。ようやく晴れ間が現れたので少し取り始めているのですが、また今週末から雨になるようです。まとめるまでもう少し時間がかかりそうです(申し訳ありません)。とはいえ、あまりに長い時間投稿しないのもいけないので、ここで少し視点を変えてみたいと思います。

オーバーヘッドキャストも同じなのですが、スペイキャストも多くのキャスティングスタイルがあり、キャスターごとにそのスタイルが少しづつ違います。そしてそのスタイルごとにキャストを成功させるための”コツ”とか考え方が違う場合があります。場合によっては正反対のことを言っているように思える場合すらあります。それとは反対にスタイルに関係なく、すべてのキャスターに当てはまる本質といえるものがあります。例えばロッドの持ち方は人によりいろいろあるものの(スタイル)、キャストするためにはロッドを持つという行為は全ての人に当てはまります(本質)。ですから、キャスティングをについて考える場合、この本質とスタイルの部分を分けてそれぞれを理解しておく必要があります。

その本質といえるののの中に5エッセンシャルズ(5つの本質)と呼ばれるものがあります。これは、もともとはシングルハンドのオーバーヘッドキャスト用にBillとJayのGammel親子が提唱した概念ですが、スペイキャストにも全く当てはまるものだと思います。それはPause, Slack, Straight line path, Stroke length, Powerの5つでその頭文字を取ってP.S.S.S.P、2つのPに挟まれた3つのSと覚えると覚えやすいかもしれません。これらにもう少し説明を加えてみたいと思います。

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