ディレクターの小出です。

オルガンジャズの第一人者といえばジミー・スミス。
ペンシルヴァニア州出身のジャズ・ブルース・オルガン奏者のパイオニア的存在で、ソウル・ジャズというジャンルを確立し、ハモンドオルガンを普及させた事でも知られています。

ジャズ･ピアノ奏者だった彼は、28歳で初めて電子オルガンと出会い、独学で演奏法を習得。特徴的なのは音色と下鍵盤で演奏する左手ベースで、多くの後進オルガニスト達が手本にしました。

ピアノにはなかったこの機能により、オルガン･トリオにベーシストは不要となり、エレキギターとオルガン、そしてドラムスを組み合わせた編成が定番となりました。

また、アンプの使用によりロックン・ロールに近いパワフルな音作りが可能になり、こうして生み出されたまったく新しい音楽は黒人たちの心をつかみ、初めて彼の演奏を見たマイルス・デイヴィスは、彼のことを「ジャズ界8番目の不思議」と言ったという伝説も残っています。

彼は、1957年にブルーノート・レーベルからリリースしたレコードでチャンスをつかみ、以後も同レーベルから数々の傑作を発表しますが、非常な多作家であり、特に1956年から1960年にかけては、ほぼ年間5枚以上のペースでアルバムを発表しました。

代表アルバムには『ザ・サーモン!』『ザ・キャット』『ルート・ダウン』等があり、マイケル・ジャクソンの楽曲「バッド」にも参加しています。

今日2/8は、そんなジミー・スミスの命日です。

さて、今日は、私の人生の中で、食べた頻度でいうと、おそらく一番多かったんじゃなかろうかという「マルシンハンバーグ」をテーマにお送りしました。

療養中だった倉嶋さんが来週から復帰ということで、私一人での放送は今日が最後となります。
お付きいただきましたリスナーの皆様、本当にありがとうございました。

本日の放送

番組内のトークの合間に挿入された楽曲は、#Spotify のプレミアムプランのユーザーであればフル再生、無料プランのユーザーは30秒まで聴く事が可能です。また、スマートフォンもしくはデスクトップアプリからのみ再生が可能です。ブラウザでお聴きになりたい方は、プレイリストをおためしください。

本日のプレイリスト

今週もお聴きくださりありがとうございました

放送をお聞きいただいた皆様、メッセージをいただきました皆様、本日もありがとうございました。

番組では、特設サイトのメッセージボード、または、KOCOラジの メッセージフォームにて、皆様からのメッセージ、ご感想をお待ちしております。

次回も、「Blooming Days PLUS-日々是好日-」で、皆様とお耳にかかれることを楽しみにしております。