記事をシェア“ピアスホールはもう要らない? 若者にイヤリング人気の意外な理由”

forbes JAPAN web
2019.7.28 より一部抜粋

なぜノンホールなのか。そこにはファッション業界全体に、ここ数年通底する「ストレスフリー」の潮流が影響しているのではないかという。
例えば身体のラインが出過ぎず、ストレッチやゴムが効いた、体に無理をかけない服。ハイヒールではなく、ローヒールや「ペタンコ」の歩きやすいパンプスやスニーカーもオシャレだという傾向。多様な性のあり方を反映したジェンダーレスの流れも影響しているのかもしれない。

伊勢丹新宿店の奈良さんはこのように話す。「ピアスホールを開けるのが『当たり前』という概念はなくなってきました。ストレスフリーが叫ばれ、全体的に、ファッションによって体に負担をかけることを避ける傾向にあります。ピアスが当たり前、という既成概念自体が崩れ、多様化しているのかなと思います。もしかしたら衣食住全てにおいて、そういう傾向が言えるのかもしれません」

金属アレルギーになってしまったという奈良さん。ピアスホールはあるが、かゆみや荒れがあまり出ないという意味でもイヤーカフを選ぶことが多いのだという。

小さい頃、母親の鏡台の引き出しからこっそり母親の大ぶりのイヤリングを耳に挟んで付けてみたときの、あの痛さ...

これ、ずっと付けていられないよって小さいながらに思ったものだった。

昔は、イヤリング=痛い、イヤリング=苦行(言い過ぎか?)くらいに、オシャレするなら痛いのとか辛いのは当たり前、というような風潮があったように思う。

昔に比べたら、イヤリングのデザインも多様になってきた。

仲良しの友達が、いつも付けてるのがてっきりピアスなのだと思ってピアスをプレゼントしたら、いつもしていたのはイヤリングで、ピアスの穴は開いていなかった、なんてことも。
それだけイヤリングも、ピアスのデザインに似せたり、近づけたりできてきているということ。


そうか、引用した記事の中にあるように、女性らしくある=ちょっとの不都合や苦痛は当たり前、というような概念が変わりつつあるのだな。

少し話は飛躍するかもしれないが、kutooのハッシュタグも、もしかしたら上述した時代背景も関係しているのかもしれない。

さて、私はというと、以前のnoteに書いた通り、ピアスホールは5つある。

昔は、ピアスのほうがデザインもかわいいし、というのがまずは開けてみたい理由だったけれど、

良いのだ。
ここにピアスの穴がある、5つも、と思うだけで。
私は違う、真面目なだけなんかじゃない。
目立たなくひっそりと生きているだけの人間じゃない。
だから、「意外ですね」って言われること、そのギャップを却って生きる為の何らかの拠り所にしているように思う。
たかがピアスの穴。
でも私にとっては大事なもの。

もう今はピアスのデザイン云々ではなく、ピアスホールを開けている、という事実が私の中では大きくて、まだまだ、ピアスは私のちょっとした心の拠り所であり続けている。


そしてさっきの、オシャレがストレスフリーの方向に向かいつつある、という話だが、
私はスーツを着ないといけない仕事から解放されたため、そして男子を育児するにあたり、ハイヒールなんてものは履いていられず、もっぱらのペタンコ靴やスニーカーを愛している。

たぶん、この社会概念の変化が起こる前から...

たまに子ども無しで出かける時には履いてみたくなるけど、別に女性だけが身体のラインを出したり、ヒールの靴を履いたりしなくてもいいんじゃないか、と結構前から思っていた。

こうあるべき、を外すと、着たい服、履きたい靴を履けて、なんだか気持ちが楽になる。

それでいいんじゃないのか。

#シェア #つぶやき #薬剤師 #ピアス #イヤリング #ファッション #自由 #価値観 #概念

いつも読んでくださりありがとうございます。サポートしてくださると励みになります⭐︎