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気になる記事をシェア“【昭和薬科大】都住宅供給公社と連携協定‐高齢住民と学生の交流支援”

薬事日報web 2019.5.10より一部抜粋

昭和薬科大学と東京都住宅供給公社は4月25日、大学の近隣地域活性化と学生の人材育成を目的とする連携協定を締結した。
高齢化の進展による地域コミュニティの衰退を課題としていた公社が、以前から地域連携事業に取り組んでいた昭和薬大に連携を持ちかけ、今回の協定締結が実現した。大学近くに位置し、公社が管理する町田市の本町田住宅の住民と学生の交流を支援するほか、住民との交流を条件に家賃を割り引いて学生入居を促す考え。既に2人の学生が入居の意思を示しているという。

 連携協定では、本町田住宅の自治会と学生の交流促進サポート、学生の同住宅への入居支援を通じて、地域コミュニティを活性化させることを目指している。そのため、住民との交流実施を条件に学生の家賃を割り引いたり、エアコン等の設置などを行うこととしている。

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大学と公的な住宅機構が提携を結んだというのが面白い。

◆大学生はお金がない→安価で住め、冷暖房の補助があると嬉しい

◆高齢者は独居が多く、見守りを受けることや交流の不足に悩んでいる→住んでいる場所が活気付き、進んで外に出られる環境、安心して顔が見える付き合いがあると嬉しい

という双方のニーズをうまくマッチングさせている例だと考えられる。

これは別に薬科大学に限らず、いろんなところで若者が世代を超えて高齢者と交流できる場が増えたらいいなと思う。

住居のみならず、例えばなにかのお店を共同で経営するのはどうか。
社会経験が豊富で技術もある高齢者と、新たな切り口で時代のニーズを把握できる若者がタッグを組めば、面白い化学反応が起きるのではないか。

また話は飛躍してしまうが、上記のような違う層(=この場合は世代)の人たちを交流させるという意味では、病気の人と今のところ健康に過ごせている人を区別しないで交流させたらどうか。

病院は病気の人が診察に出向いたり、入院したりする、ある意味「健康な人と病気の人を分ける場所」。

病気の種類によっては健康な人と隔離することが必要な場合もあるし、なかなか病院で交流というのも盛んにはできないかもしれない。

でも医療施設ではないところで、病気を患っているからできないことを健康な人が助け、病気だからこそ伝えられることやできることを健康な人に話せる溜まり場ができたらいいなぁ。

健康な人だっていつ病気になるかわからない。
病気が特別なものではないということ、健康とは背中合わせであること、
病気について知る機会を作ること、
これらが健康な人に伝わればいいし、

また病気の人たちにとっても、同じように苦しんでいる患者さん同士だけで分かり合うのみならず、全てはわかってもらえないかもしれないけど話して伝えてみるという場があるということが、病気の改善にとっても必要なのではないかと思うのだ。

先日もちょっと女性っぽいレジ打ちのおじさんの話を書いたが、


今世界は多様であることを認識し始めているところだと思う。まだまだそれらを認め合って尊重できるような段階までは来ていないが...

多様であるということは、お互いの弱いところをカバーしあい、強みで他者を助けられるということではないか?

若者と高齢者が一緒の団地に住まうということ記事から発展してこんなことまで考えてみたのである。

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