2月。
あー...まだ寒い季節真っ只中。
寒いのがあまり得意ではない私。

でも、

ハウス栽培だけど、イチゴ狩りの季節到来。

食べ盛りの男子二人を連れて。

子どものグーくらいある大きなイチゴを、口の周りを真っ赤っかにして食べる姿が愛らしく、

元が取れたのか疑わしいほど高かった子ども料金だったが、まぁ良しとした。

一年に一度くらいの楽しみだから。

◇ ◇ ◇

そして、晴れた土日は貴重なランニングの時間に充てる。

道沿いの木々の枝には、寒さを凌ぐようにきゅっと固く締まった蕾がたくさん。

そうか、外は寒くとも、もう春の準備を着々と進めているんだ。

寒さの中でも春の兆しを少しずつ感じられて、ほんわか心が温かくなる。

まるでトンネルの出口が仄かに見えてきたかのように。

◇ ◇ ◇

1日遅れで氏神様に朔日参り。
先月無事に過ごせたお礼と振り返りをし、今月がみな健康で楽しく過ごせるように祈る。

何も凄く良いことが起こらなくていい。
毎日がほんの少し幸せで、楽しく感謝して過ごしていけたら。

そんな日々が積み重なっていって、気がついたら満開の花が咲いていた。

気がついたら寒い冬が終わって、気持ちも明るくなる春になっていた。

そんなふうだったら、いい。

少しずつ、少しずつ。

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