7日の満月を経て約1時間後に
土星が水瓶座から魚座へ移りました。


不動宮（牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座）の
皆さんにとってはひと段落かも。


この3年間を振り返りながら、
「自分のものになった」と思える収穫を
見つけ出してみてくださいね。


土星は約29年で12星座を一巡りします。


つまり1つの星座に約3年ほど滞在して、
それぞれの星座のテーマを
磨いたり、訓練したりします。


そうやって私たちが
思い通りにならないことを知り、学び
その経験を通して人生の財産に変えていく
とてもな大切な天体です。


その土星が魚座へ入ることの
テーマは「精神」や「心」に
なるのではないかと考えています。


12星座のスタートである
牡羊座から辿ってきた
旅の最終地点ということもあり、
その浄化力は色濃く現れます。


ちなみに、前回の土星魚座時代は
1993年半ばごろから1996年4月ごろまで。



Windows95発売やオウム事件、
阪神淡路大震災など、
今の私たちの生活に
大きく影響したと言える出来事が
起きていました。


世の中が不安定になると、
私たちは先のことに思い巡らせ
ときに不安になったりします。


これからどうなるんだろう。
このままで大丈夫かな…。


そうやって悶々としてしまうと、
次第に自分の芯がぶれてしまうことも。


そうしたときに私たちは、
何かにすがりたくなるんです。
占いが流行るのもそうしたところから。


もちろん、
頼ることやすがることは
けして悪いことではありません。


そういう存在は
私たちの心の行き場を作り、
癒してくれます。


けれど、最後に決めるのは
いつだって自分の心であること。


心が納得して決めていくことが
これからは特に大切になってきます。


あなたは、自分が思っている以上に
すばらしい力を持っています。


他の誰でもない、
あなた自身の底力を
これからは引き出していくときです。


「上手くいきますように」ではなく
「上手くいくようにする」がカギです。


上手くいくとは
思い通りにいく、ではなく
最善を尽くすということ。



揺らぎながら、
不安になりながらも、
「きっとなんとかなる」
そんな思い切りの良さも時には必要です。



どうか皆さまが楽しく軽やかに
この魚座土星期を乗りこなしていくことを
心から祈っております。