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2023年3・4月のよかったもの

ずいぶん通信を溜めてしまった。これは4月中に書いていた記事に書き加えたものです

あたたかすぎた春でしたね、桜がはやく咲いたのであわててお花見をした。3月は人とたくさん遊びました。美味しいものを作った。4月は植物を植え替えたり、新しい場所に出かけたりした。花をたくさん見た2か月でした。何人かの人に会って、すべてはタイミングだなと思ったりもした。3月4月のよかったものです。


ロマンスはデビュー前に

『ロマンスはデビュー前に』というabemaTV制作の日韓合同恋愛リアリティーショーにハマってた。芸能の世界で活動することを目指している日韓の高校生が1週間同じ家に住むというやつ。

恋愛リアリティーショーって、役者が脚本演出の中で恋愛っぽいいざこざをするものとしか思ってなかったけど、ロマンスはデビュー前にはピュアで面白かった。
接触がほとんどない。露出も少ない。本人たちの好きな服装をしているのかな?という印象で見やすかった。あと水着になってデートしたりとかもなくてよかった。さわやかで繊細な感じで、見ていて応援したくなった。恋愛もそうだけど、出演している子たちみんなの人生がこれから幸せなものであってほしいと思った。

にっこり笑ったスンジュが「夏だった。」と言って番組の最終回が締めくくられるのもベタだけど可愛くてよかったな。
あと番組の中でイェウォンという子が「この期間中って、すごく自分の感情と向き合うじゃん?それが大変だった」みたいなことを言っていて、すごいなと思った。


ミスタードーナツ『米粉ドーナツ濃いほうじ茶ホイップ』

ミスドの米粉ほうじ茶よかったですね~。とくに濃いほうじ茶ホイップが美味しかった。もちもちしてて、栗あんのペーストには栗の甘露煮を細かく切ったものが入っていて、食感のアクセントがあるのも意外で美味しかった。でも少し小さいね。値段に見合っていると思うけどもっと食べたい。ほうじ茶より抹茶の方が好きですが、今回のミスドはほうじ茶が勝利でしたね。


Dr.ハインリッヒ『風、新約聖書』

Dr.ハインリッヒのネタをはじめて見たのですが、妙で面白かった。とくに『風、新約聖書』が好きだった。
新約聖書と旧約聖書の入りで、新書と古書の話になり、新・旧約聖書・新書になるという説明がまず好きだったな。
どちらも相手の話を3割くらい聞いて、4割くらいの力で返しつつ、ずっとうっすら面白い。また古今和歌集と新古今和歌集の説明しだしたときに笑いました。一つ一つのトピックは何のつながりもないのに、なんで通しで見て面白いと思えるんだろう。すごいよなー。
アハハというさわやかな気持ちで笑えたので嬉しかったですね。


Kemio

ケミオのこと大好きです。この2か月でいろいろな動画を見まくった。人間関係が上手くいかなかったので、自己肯定感爆下がりの春だったけどケミオの動画をキッチンやドライヤー中に流しっぱなしにすることでめっちゃ元気出てきて頑張れた。わたしってアゲじゃん?最高の女じゃん?って気持ちになれる。ケミオに勝手に勇気づけられてた。
忙しくても「こうでなくっちゃ~」って世界を股にかけるケミオに影響されて旅行後にクラブで踊ったりした。ケミのおかげで楽しく過ごせてる!

繰り返し見るくらい好きな動画たち↓


FANOV 『高品質保護フィルム』

スマホの保護フィルムを強化ガラス製のものからこのFANOVというメーカーのものにした。強化ガラスだと一度ヒビが入るとそこからどんどん広がっていくと思うんだけど、これは割れないし、傷がつく程度で済むので長持ちする。2枚入りなのもありがたい。でも細かい傷はつくし、よく触る部分(右手親指がスクロールする範囲)は少しカリカリしてくる。でもコスパ考えたら絶対これがいい。


インフィニティチャンネル

佐賀弁の仲の良さそうな二人が6畳1Kでルームシェアしながらご飯食べてるYouTube良いです。まず佐賀の方言ってあんまり聞いたことないから新鮮で楽しいし、ふたりとも誘い笑い声で見てて笑ってしまう。机ダンボールだし、せっまい画面で縮こまってYouTube撮ってんのもいい。最近応援してるyoutuberです。
インスタのリールでたまたま見かけて、基本インスタで見てるけどyoutubeの長尺動画も楽しい。


シュトルム・高橋義孝訳『みずうみ』

シュトルムの『みずうみ』は新潮文庫のものが好きです。青い装丁で、もやがかかったようにきれい。
春先に電車の中でみずうみを読み直したら、記憶していたよりも狂気的だったので驚いた。
とくに白い睡蓮の花に触れようとラインハルトが湖に入っていくシーンは、もっと静かに入水していく感じだと思っていたけど、いま読むと唐突でなげやりな感じがして哀しかった。

「(中略)実は睡蓮のそばへ行ってみようと思ったのですが、駄目でした」
「いや、昔、一度知っていたんだが。それもずいぶん昔のことになってしまった」

シュトルム・高橋義孝訳(1967)『みずうみ』 p.42 新潮社

美しいシーンだと思っていたけど、後悔やうしろめたさばかり感じた。白い睡蓮はエリーザベトではなく、過去の二人の青春なのかねぇと思う。

私は自分のしたことが取り返しのつかないものだと自覚したり、もう二度と戻らない関係を思い知って傷つく話が好きだ。自分もそういうことばかりだから共感するんだろうか。
今ある関係を大切にすることでしか過去に報いることはできない。
これはわしの人生訓ですが、最近そのような日々です。

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