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Cみたいな方の視力検査

ランドルト環というらしい。

最近黄斑円孔という網膜剥離の一種になり、左目が下図の左みたいな見え方になっていたわけだけれども(手術で0.1→0.5まで改善。ただし字は相当やる気を出さないと読めない)、当然あのCみたいな方の検査を何度もしなくてはならない。

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視野のどこに歪みが大きいのかなどを見なくてはならないので、当然技師さんは粘る。

「視点をずらしながら視野の端で見てみましょう」
「動かしながら一瞬だとどうですか」
「バックライトで明るくしているのと消しているのではどうですか」
「なんとなくでも大丈夫ですよー」

最終的には、技師さん自らランドルト環のパネルを持ち、上にあげたり床まで下げたり。

主旨目的は理解する。理解するものの、次第に当てなければという本末転倒な気持ちに追い込まれていく。そうか、冤罪はこうして生まれていくのかなどと思いながら、「…右?」「...う、上」「...これは…どうやっても無理です」と答え、測定終了を待つばかり。

技師さんの患者への応対スキルが低いわけでもない。むしろ私の入院した病院は、医師から事務員まで応対スキルは総じて高いと思った。
必要な検査で、適切な対応が取られている。誰も悪くない。むしろよい。

でも、患者の立場としてみれば、気球みる方の精度が上がってほしい。
ほんと苦手

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