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異動の季節(2023)

人事異動の季節になってきました。今年は異動もないはずなので高みの見物でいいのですが、今年も今年とて、誰かが決めたそして誰によって決められたのかは不明の異動が行われるわけです。

誰によって決まったか不明と書いてたので、いぶかしがる人もあるかもしれません。もちろん誰によって決められたかといえば、人事担当ということになるのでしょう。

ただ、人事担当が全員の事情を把握しているわけではないので、お諮りしている人間がいる、そしてそれは多分複数名いるはずです。けれども、そのあたりのプロセスは「人事に関することはトップシークレット」と言うことでわからない。だから責任の所在が人事担当にもお諮りした人にもないまま異動が行われる。

(そもそも、どこに異動したいって異動の希望先を人事は聞いているんだから、希望先じゃない異動先の場合、少なくても何故あなたをそこの職場に送るのか、プロ野球の監督が選手にコンバートを勧めるときのような丁寧な説明するっていうのが「筋」っていうもんじゃないかなって思うのです。)

結局、異動先で何かあったときに責任を取るのは私ということになるわけです。異動させるのは当局。異動先でメンタルを壊して、最悪なケース退職してしまっても異動した人および異動先の責任。こんな不条理があっていいのでしょうか。職場改革とかコンプラとか言う前に、少しはこんな馬鹿な話を仕組みの中で改善してほしいものです。

そんなやるせない怒りを匿名で記事に書くことで、憂さをすこしばかり晴れました。まあ、怒ってばっかってのも野暮ですね。そもそも何に対する怒りなのか良くわかりません。具体性のない怒りですね。そもそもこの怒りは正統なのか?

昨年の今頃にちょっと面食らった内示を受けたのを思い出します。異動先のポスト前任者達はそれなりの役職だよな、払う給料やすくなるよなー、差額分払ってくれるのかなーと思いながら、内示を受けました。(まあ払われるわけがないのであるが)

実際、未熟な自分にはハードルが高い仕事はあったものの、職場のみなさんに助けられた。怒りをいだいていても、前を向いて歩いて行けるし、結構な不条理があってもお日様は沈みまた昇る。結局こっちはどうにかなるって思ってやるしかない。そんな今年度のことをふりかえる人事内示前の春の日。今年は「ひとごと」人事で高みの見物だ。(多分)