今回「将軍の決め方」を書いて、最も興味が湧いたのは11代徳川家斉。父の傀儡将軍で浪費を続け、大塩平八郎の乱も起こり、決して名君とはいえないけれど、50年間将軍を続け、引退後も実権を握る。また、政治に関心がなかった為に化成文化が花開くという。日本のリーダーのあり方として面白い。