音楽とその概念

大人になってすごく思う
もっと色々な教科を満遍なく勉強しておけばよかったと。

とはいえ、私には誰にも負けない音楽の知識がある!
と思っていました。
けれどこんなにも音楽をエンターテインメントを
心の底から愛しているのに、明らかに
その”起源”についての知識が足りない!
先輩達が生きてきた年数分とは言わない、
せめて会話に追いつける知識
様々な引き出しが欲しい!
と、苦にならないレベルで勉強中です

"JPOP"という言葉は1998年末にラジオ局の「J-WAVE」で誕生したらしい。
"JPOP"の概念がなかった時代の音楽と異なる点として
メロディ・コード進行(小室進行など他にもある)・BPMや(=1分間に何拍音が鳴るかを表す数値)等が挙げられます
そして洋楽ロックやフォークソングといった楽曲に影響を受け、現在まで発展・進化し続けてきました。

小室進行といえば!
イメージとして頭に思い浮かぶのは
ポップな曲調なのにどこか寂しい哀愁漂う楽曲
(小室進行だとしても全く違う印象のものもあります)
その特有なサウンドがセンチメンタルな気分の時にスッと入ってくるから好きです。

彼が使用していた、
tr-909というローランドが発売したシンセサイザー楽器について過去に学校の音楽座学で触れたことがあります。(ヤオヤとはまた別物です)
あまり馴染みのない楽器でしたが、その音はまるで音楽が生きている、動いているような、言葉にはし難い音を奏でていました。
音だけで人々を魅了するのは難しいけれど、今日に至るまで彼の音楽が愛されているのはこの楽器あってこそだと思うととても感慨深いです

↓ダフトパンク等主に洋楽での紹介ですが↓
様々なパターンがご覧になれます(^^)v

彼本人の参加ユニットがTM NETWORK
「Get Wild」がリリースした
は都会的な疾走感があり、シンセサイザー音楽感が強い楽曲で
アニメ「シティーハンター」のEDテーマとして制作されました。
リリース当時まだ私は生まれていませんが、
ニコニコ動画にアップされていた
1984年発表の「俺ら東京さ行ぐだ」とのマッシュアップで
存在を知りました。

●本家
https://music.apple.com/jp/album/get-wild/1536193360?i=1536193361

●マッシュアップ

話は逸れましたが
小室進行を使用している
著名なアーティストの楽曲を挙げると、

●久石譲の「Summer」



●乃木坂46「Route 246」


●King Gnu「白目」


●Rinked Horizon「紅蓮の弓矢 」


等様々な楽曲で使用されています。

"JPOP"という言葉が浸透し始めた当時のJ-WAVEランキングには松任谷由実、米米CLUB、DREAMS COME TRUE、サザンオールスターズ、山下達郎といった名だたるアーティストらがヒットランキングに名前を並べていました

ユーミンといえばルージュの伝言だけれども
旦那の浮気を義母に伝えに行く歌なのよ、と聞き
明るい曲調からは考えられない歌を軽やかに歌っていて驚きました。


小室進行以外にもカノン進行があるのですが、

来日公演を控えている(2024/1/22現在)
ビリージョエルの
●Billy Joel「Piano Man」

ピアノマンは彼の代表曲ですが、
ビルボードアルバムチャートで初の1位を獲得した
「52nd Street」に収録されている
「My Life」が個人的に好きです…

●ZARD「負けないで」

●Oasis「Don't Look Back In Anger」

等国境を問わず様々な楽曲でこの進行が使用されています。

話が逸れに逸れまくりましたが
コード進行を学ぶ中で
自分がまだ生まれていない時代の楽曲も多く
音楽の流行が移り行く日々をこの身で体験したかった…と感じました。
その一方で知らない時代に生まれた楽曲の時代の背景などを考えながら聞くのもすごく好きなので、ずっと変わらず音楽を吸収していくのだろうなと思います。

最後に
当時爆発的にヒットした楽曲をJ-WAVEチャートが厳選した"永久保存版"としてソニーミュージックから出ているので是非…!
J-WAVEが30年間に生み出したヒット曲の集大成! | コンピレーション(邦楽) | ソニーミュージックオフィシャルサイト (sonymusic.co.jp)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?