【完結】10月31日に下北沢で開催するイベントが満席になることを願って毎日日記を書くことにした

2023年11月3日(金)

先月31日は下北沢にてイベントだった。春の重版御礼トーク+サイン会東京・大阪公演以来半年ぶり。開催20日前の時点で8枚しか売れていなかったチケットは当日券を含めて42枚になった。物販の蒼井本はほぼ完売、チェキ撮影券は30枚以上売れた。ありがとうございます、本当に。感謝の言葉の種類がもっとあればいいのにと思う。

平日開催にもかかわらず来てくれたみなさんに感謝。ステージ右、蒼井。左、ぷら田。ハロウィンということもありユニバで買ったティムのかぶりものを被っている。かわいいと言われて若干調子に乗った。今後もどこかで被る可能性がある。

主催イベントとしては過去イチ集客に苦労した。「平日に行くのは厳しいです」のようなDMをあほほどもらった。スケジュール的に難しかったとはいえ平日開催を選んだ自分を大いに呪った。ステージ上から「しょんぼりした日記を読ませてしまってすみません」のように言うとお客さんたちはみんな笑っていた。序盤からとてもあたたかくて、なにかこう、ぼくのことを励ましにでも来てくれたように思えて胸が熱かった。いや、お金と時間を使ってわざわざ来てくれる人たちに励ましてもらってはならない。それはこちらの仕事なのである。

イベントを終えた感想をもうひとりのMCで蒼井ラジオの相方でもあるぷら田さんと早速収録した。ポッドキャストで人気番組となり、この夏意気揚々とYouTubeへ引っ越すも、チャンネル登録者が600人くらいしかいない『蒼井ラジオ』にて近日公開する。イベントに来てくれたみなさんはぜひチャンネル登録やコメントをしてほしい。

もうひとつお願いがある。春の重版御礼トーク+サイン会東京・大阪公演でも行なったのだが、イベントに来てくれたみなさんにその感想をぜひ送信していただきたい。当日、アンケートフォームのURLをお知らせする段取りだったのに忘れてしまった。チケット申し込み時の登録メールアドレス宛にパスマーケット経由でフォームのURLを一斉送信した。回答期限があるのでご注意を。長文歓迎。何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、この日記は今回をもって完結とする。当初の目標だった満席はかなわなかったが、おかげさまで楽しくて濃密な時間となった。なんていい人たちなんでしょう。また会えますか。ありがとうございました、心から。

追伸:以下、特に印象に残っている人たち。愛。

2022年1月の第1回蒼井ラジオファンミーティングにも来てくれていたカップル。姉妹で来てくれていたナチュラル系おしゃれなふたり。全員参加のじゃんけん大会で見事勝ち残り景品を持って帰った高校生の人と、「運、使い果たしました」と言っていた人。名刺をいただいた某広告代理店のきれいな人。サイン会のとき「さっきの話(※蒼井が公演中にした恋愛にまつわる話)を聞いてすぐ彼女に『浮気すんなよ』って言いました」と言う彼氏と、「『そっちもな』って言いました」と言う彼女のカップル。サイン会のとき話しかけてもただただ笑顔で返すだけのブラウンヘアがかわいい人。サイン会で名前を入れるときひとりだけ名字を希望した人。サイン会で「眼鏡かわいいですね」と言ったらとてもうれしそうな顔をした人。サイン会のときとチェキ撮影会のときに今日イチの笑顔を見せてくれたすらりと背が高いボブヘアの人。チェキ撮影会のとき一見育ちがよさそうなのに中指を立てるポーズを希望した人(別のポーズでお願いした)。チェキ撮影会のとき「色、白いですね。なにかやってるんですか?」と話しかけたけど教えてくれなかった人。蒼井本を娘さんと一緒に読んでくれていてこの日も大人買いしてくれた人。チェキ撮影会のとき希望のポーズを訊いたら「ガッツポーズで」と言った人(あとから気がついたけど、もしかして蒼井ラジオのポッドキャスト時代のある回『※ガッツポーズの話が出てくる』に起因していますか?もしそうならうれしいです)。

2023年10月30日(月)

昨日の日記を更新できなかった。新しい学校のリーダーズの初アリーナ公演に行って幸せになっていたせいだ。人は幸せになるとSNSから離れる。

イベント、いよいよ明日。この日記は開催20日前の時点でチケットがたったの8枚しか売れていないことに焦ってスタートさせたわけだが、前夜、現時点での売れ行きは39枚となっている。会場の規模からいってもう十分に熱気を感じられる数だ。よかった、本当に。ど平日にもかかわらず来てくれるみなさんありがとうございます。大好きです。なお前売り券の販売は30日23:59まで、当日券の販売は31日0:00~18:00まで。よろしくお願いします。

以下、物販についてあらためて告知。

・蒼井本、全5タイトル計50冊を物販。客数より多い本、大丈夫なのか。お買い上げいただいた方にはサインを入れさせていただきます。複数冊ご購入可。

・チェキ撮影券、値下げしました。ご購入回数は2回まで可に。売り切れの際はご了承ください。

すべての詳細はこちら。イベントの何日後か、あらためてお礼や感想を書こうと思う。なので蒼井のnoteをフォローしておいてほしい。そこでこの満席日記は終了とする。泣くかもしれない。

今日までに売れたチケット39枚(前々日比+8枚)。開催まであと1日。

2023年10月28日(土)

2日続けてイベントのチケットが売れなかった。とても悲しい。悲しいときにそのまま放っておくのは最悪。もしもあなたがそんな気持ちになったら、自分になにかしてあげてください。家族や友だちや彼氏彼女が目の前で悲しがっていたら、じっとしていられないでしょう。それと同じこと。大切な人たちを大切にするように、自分のことも。ということで明日は新しい学校のリーダーズのライブに行く。いつも元気をもらっている。明日のいまごろはもう悲しくないね。

今日までに売れたチケット31枚(前日比+0枚)。開催まであと3日。

2023年10月27日(金)

イベントがじわじわと迫っている。情報解禁、そしてチケットの申し込みを開始したのは10月1日だったのだが、主催イベントとしては初動から過去イチ売れ行きがよくなかったこともあり、今月はいつも頭のどこかで集客のことを考えていた。振り返ってみると、いつもと比べてあまり遊びにも出かけておらず面白い。もしかするとマルチタスクというものが苦手なのかもしれない。

前売り券の販売は30日23:59まで、当日券の販売は31日0:00~18:00までとなっている。行くかどうかまだ迷っている人がたくさんいると信じたい。そう、当日は会場にて蒼井本の物販を行う。

文庫版『僕の隣で勝手に幸せになってください』
『NAKUNA』
『ピースフル権化』
『もう会えないとわかってから』
『こんな日のきみには花が似合う』

以上5タイトル、計50冊を持っていくわけだが、現状お客さんの数より多いので困っている。サインを入れます。この機会に手に取っていただけるとうれしい。

今日までに売れたチケット31枚(前日比+0枚)。開催まであと4日。

2023年10月26日(木)

チェキのフィルムが世界的に品薄らしい。Amazon等では1.5倍から下手をすると2倍以上の価格で売買されている。以前X(旧Twitter)でもポストしたのだが、今年の春ごろからまたチェキ意欲が湧き、リュックに1台入れて持ち歩いている。そもそもチェキのフィルムは高騰する前からいい値段がする。バシバシ撮っていると秒でなくなる。沼である。なので身近な人に限定して撮っている。仕事の人や知りあいなど、好きな人たち。その場でプレゼントするととても喜ばれる。なにかものすごくいいことをした気になれて楽しいのだった。そうだ、写真展がしたい。

フィルム、記憶では9月下旬ごろにはヨドバシカメラ(仕事帰りによく寄る)の売り場から消えていたような。いま調べてみたらヨドバシカメラは全国のどの店舗でも在庫切れとなっていた。これはたしかに異常事態だ。

31日のイベントでは希望者とチェキ撮影会(別途有料)を行う。フィルム高騰によりアイドルなどどこの撮影会も値上げせざるを得ない状況らしいが、うちは思いきって値下げした。ど平日に来てくれるみなさんに感謝を込めて。詳細はこちら。よかったら一緒に撮りましょう。どきどきする。

今日までに売れたチケット31枚(前日比+1枚)。開催まであと5日。

2023年10月25日(水)

発注していたオリジナルのしおりが届いた。

とてもかわいい

春の重版御礼イベント東京・大阪公演の際、入場者全員にプレゼントして好評だったもの。31日のイベントでも全プレする。秋の読書に活用してもらえるとうれしい。

蒼井本で最初の一冊におすすめしたいのは文庫版『僕の隣で勝手に幸せになってください』だ。おかげさまでベストセラーにしていただいた単行本に加筆修正したもの。言葉集+エッセイ+写真(イメージモデルは小松菜奈さん)というつくりで、これまであまり読書に縁がなかった人にもきっと楽しんでもらえると思う。収録している言葉をいくつかご紹介してみる。

元気がない人に元気を出せと言うのは酷な気もするので、思い出せと言うことにする。元気を思い出してください。そこには、だれがいましたか。

好きな人に「死なないで」と伝えました。人の死を止められる力なんて僕にはないけれど、それでも、死なないでと伝えました。「どしたの急に?」なんて不思議顔をした君が、いつか急に死にたくなったとき、僕のこの不器用な顔が浮かべばいい。好きだよ、死なないで。

落ちこむと強くなりたいだなんて思ったりするけれど、強くても折れるからしなやかがいい。

頑張りは必ずだれかが見ていてくれるらしいのだけど、だれもなにも言ってこないことから考えるにそもそも頑張りが足りないか、あるいはこっそり頑張ってしまっているかである。

転ばない歩き方もいいけれど、起き上がり方ならもっと知りたい。気をつけて歩いたってどうせまた転ぶ。痛いのはこれがはじめてじゃないし、また歩こうと思えるなら平気。転んで泣いてもうだめだって思って、ふてくされて寝そべっていたら空が青かったとか、そういうのがいい。砂を払おう、歩いて行ける。

31日のイベントでは5タイトルの蒼井本を販売する。詳細はこちら

今日までに売れたチケット30枚(前日比+2枚)。開催まであと6日。

2023年10月24日(火)

前にも書いたが、どんなイベントでも開催までのラスト1週間は駆け込み的に申し込みが増える。実際ぼくが過去に行なったイベントでもほとんどがそうだった。言ってしまうと、満席になることはもうあきらめた。全部平日開催のせい。50席。キャパ80席のうちの50席が埋まればもう100点満点としたい。

当日ぼくとふたりでMCを務めるぷら田さん(蒼井ラジオ出演中のカリスマではないほうの美容師)とも相談し、今回も私物プレゼントのじゃんけん大会(19日の日記参照)をやろうかという話になった。ぷら田さんはヘアケア商品を用意するそう。ぼくは、もう少し考えてみるとする。喜んでもらえるといいな。

今日Instagramのストーリーにも上げたのだが、経験でいくとトークイベントやサイン会はひとりで来る人がほとんど。もしも一緒に行く相手がいなくて参加を迷っている人がいたら、どうか安心して来てくださいと言いたい。

今日までに売れたチケット28枚(前日比+3枚)。開催まであと7日。

2023年10月23日(月)

同僚たちと「最近買った高価な物」の話になったとき、ひとりの女子が、「電動アシスト自転車はいいですよ」と言った。普通の自転車は持っていたが、最近買い替えたとのことだった。きっかけは、彼氏ができたから。「彼氏んちが2駅離れたところにあって、自転車で会いに行くようになったんですけど、途中にやばい坂があって。化粧が崩れるんですよ」前向きでかわいらしくていい話だと思った。出会いは人の生活をも変えるのだ。2駅先に会いたい人がいるわけではないが、ぼくもなんだか電動アシスト自転車がほしくなった。

今日までに売れたチケット25枚(前日比+0枚)。開催まであと8日。

2023年10月22日(日)

仕事でもプライベートでも、会う人会う人に「チケット売れてる?」的なことを言われるようになって笑う。もはや話の「つかみ」になっている。「売れてない」と返すのでもうひと笑い起こる。まあ、場の雰囲気はよくなるので悪いことではないが。

知りあいが自分のSNSを見てくれているのだと思うと妙な安心感がある。「気にかけてくれてありがとう」と言ったらなんて返ってくるだろう。自意識過剰だと取られて気持ち悪がられそうだが。気にかけてくれてありがとう。あなたたちのことも気にかけています。

Instagram宛に、彼氏を誘ってイベントに来てくれるというDMが届いてうれしかった。自分のやることや、つくるものを、人にすすめてもらえるのが心からうれしい。

今日までに売れたチケット25枚(前日比+1枚)。開催まであと9日。

2023年10月21日(土)

今日はチケットが売れなかった。寂しい気持ちになる。どのくらい寂しい気持ちになるかというと、つきあっている人が返信をしてこず、しかしストーリーは更新しているときくらい寂しい気持ちになる。

寂しいときは人と話すのがいい。家族でも、友だちでも、彼氏彼女でも。彼氏彼女がいなくて、めちゃめちゃほしくて、なのにマッチングアプリをやろうとしない人はどうしたのだろうと思う。あれほど効率よく出会える場所はほかにないというのに。やってはみたが自分には合わなくてやめた、というような話もよく聞く。短期決戦で臨むと疲れてしまって挫折しやすい。アプリを開くことを日課にすると、SNSのように日常的なものと捉えて続けていくと、そのうちきっと出会える。本当だよ。

今日までに売れたチケット24枚(前日比+0枚)。開催まであと10日。

2023年10月20日(金)

昨晩少しだけInstagramでライブ配信をした。主に31日のイベントの告知のため。春ごろは週1くらいのペースでしていたのだが、ここ最近はやることに追われてご無沙汰だった。

告知ごとがなくても「雑談」と称して配信していた。多いときは週2でやったり。もともと話すことが大好きというのもあるが、コメント欄ですぐ反応があるのがなかなかに楽しい。「なにか質問や悩みごとはありますか。気になったものには蒼井なりに答えます」と呼びかけると、短いながらもさまざまなそれが並ぶ。フォロワーの8割以上が女性。やはり多いのは恋愛にまつわるものだ。「好きな人がなにを考えているのか知りたいです」のようなものには瞬時に反応してしまう。わかります、ぼくも知りたいです。だからたくさん、たくさん、話しかけます。

今日までに売れたチケット24枚(前日比+2枚)。開催まであと11日。

2023年10月19日(木)

私物プレゼントのじゃんけん大会をまたやろうか。昨年1月に開催した蒼井ラジオはじめてのファンミーティングでは、お客さん全員参加のじゃんけん大会を行なった。勝ち残った人には蒼井&ぷら田さんの私物をプレゼントするという企画。私物と言いつつも結局蒼井はお気に入りの香水(クリニークのハッピー。フォーメンじゃないほう)を、ぷら田さん(美容師)はお店のトリートメントを、それぞれ新品で買って持っていった。

全員が起立してのじゃんけん大会は、もしかするとこの日いちばんかもしれないというくらいに盛り上がった。あの何十人ものグーチョキパーが天に向かって一斉に突き出される光景を、昨日のことのように覚えている。あの場にいただれもが笑顔だった。

今日までに売れたチケット22枚(前日比+1枚)。開催まであと12日。

2023年10月18日(水)

2018年4月から2023年3月まで、まる5年『蒼井ラジオ』というポッドキャストをやっていた。強豪ひしめくSpotifyポッドキャストランキングのトップ30に入ったり、総再生数が100万回を超えたり、自分で言うのもなんだが、裏方の人間がやっている番組としてはなかなかのものだったと思う。

もっとたくさんの人に聴いてもらいたいと、今年の夏にYouTubeへ引っ越しをした。まずはチャンネル登録者1000人を目標にしているのだが、なんというか、バズらない。昔、なにかで読んだ本に、「YouTubeで人気が出るのは簡単なことではないが、動画を100本上げるまではなにがあってもめげずに頑張れ」的なことが書かれてあった。いい教えだなあと思って、いまでも胸に置いている。

ちょうど今日新作を公開したのでぜひ聴いてみてほしい。これで15本目。ぷら田さんという友人の美容師とふたり、関西弁でああだこうだと話している。そう、10月31日のイベントもぼくたちふたりでお届けする。

今日までに売れたチケット21枚(前日比+3枚)。開催まであと13日。

2023年10月17日(火)

著者近影

イベント開催まであと2週間。キャパ80席のうちの半数くらいはこの時点で埋まっている見込みだった。そしてどんなイベントでもラスト1週間は駆け込み的に申し込みが増えるのだが、今回ばかりは不安。スケジュール上のこととはいえ平日開催にしてしまった自分を大いに呪う。

今回の会場は下北沢。しかし当初は渋谷の会場を押さえていた。駅からも近くよさげなところだったのになぜ変更したのかというと、開催日がハロウィン当日だからである。ハロウィンの渋谷は地獄。ああ、完全に忘れてしまっていた。会場側にキャンセルの相談をすると、「こちらが言うのもおかしな話ですが、たしかにハロウィンの渋谷開催はおすすめしませんね……」的な返信があって笑った。またの機会にお願いします。

今日までに売れたチケット18枚(前日比+2枚)。開催まであと14日。

2023年10月16日(月)

満席日記をはじめて6日。少しずつとはいえ毎日売れていたチケットが今日途絶えてしまった。ああ、これは悲しい。行くかどうか迷っている人が200人くらいいて、いまはまだ様子を見ているのだと信じたい。ぼくは80席完売をあきらめていない。恋愛においては、ふられたり脈なしだと判断したら絶対に追いかけないことで定評のある蒼井だが、今回はちっともあきらめていない。

それにしても主催イベントの集客にこれほど苦戦したことがあっただろうか。昨年1月に白金高輪のRadiotalkさんで行なった「第1回蒼井ラジオLIVE」(ポッドキャスト時代の蒼井ラジオがはじめて行なったファンミーティング)のときも苦戦して、そう、あのときも日記を書きはじめたのだが、開催1週間前の時点でキャパ50席中32席が埋まって、最終的には当日券を含めて満席となった。あのときはまだまだコロナ禍だったよね。オンライン枠を含め、大変な時期に参加してくれたみなさんありがとうございました。大好きです。そう、ゲストとして新しい学校のリーダーズのMIZYUさんをお招きしたんだよ。楽しかったなあ。公演中に「MIZYUさんをこの距離で見られる機会は今後ないと思います」的なことを言った記憶があるが、本当にそうなったのであの場にいた人は全員ラッキーだった。

最後にもうひとつ。Instagram宛にDMで、「どんな形であれ蒼井さんの日記がまた読めてうれしいです。ピースフル権化がいちばん好きな本なので。続編出ないんですか」と送ってくれた人、ありがとうございます。うれしかった。

今日までに売れたチケット16枚(前日比+0枚)。開催まであと15日。

2023年10月15日(日)

イベントの集客を目的に日記を書きはじめて5日。おかげさまでチケットの売れ行きは倍増した。ありがとうございます。とはいえもともと8枚しか売れていなかったものが16枚になっただけ。会場キャパは80席。満席には程遠いのである。

引き続きInstagram宛に「平日開催なので行けない」というDMがたくさん届いている。毎日かわいそうな日記を読まされ、同情して送ってくれているのだろう。やさしい人たち。そしてその次によく届くのが「オンライン参加枠をつくってほしい」というもの。盛況だった春の重版御礼イベント東京・大阪公演では設備的な理由から枠を設けることができなかったのだが、残念ながら今回も同様で。次回開催時にはぜひとも。というか、チケットが16枚しか売れていないイベントに「次回」などというものがあるのだろうか。

ここまでの文章を一旦下書き保存し、ごはんやお風呂のために席を離れていたのだが、戻ってからあらためて読んでみると暗すぎて笑った。人を集めようとしている人間が書いたものとは思えない。人が自然と集まるのは、楽しい場所だ。「楽しい」はすごい。お金や時間を使ってでもそうなりたいくらいに。今回のイベントに来てくれるみなさんが、帰り道や眠る前に「あー楽しかった」と思ってもらえるよう、引き続き考えをめぐらせてゆく。

今日までに売れたチケット16枚(前日比+1枚)。開催まであと16日。

2023年10月14日(土)

イベントのメインコンテンツであるトーク部分でなにを話すのかを書いておく。大きく分けてふたつある。

①経歴紹介
蒼井の過去の作品や写真、映像等をスクリーンで見ていただきながら、写真家そして文筆家としての経歴をお話しする。ひとつ写真を載せておく。

友人が撮ってくれた蒼井。写真家になるための下積み時代。お金がなくてほぼ毎日冷凍うどんをチンしたものに麺つゆと納豆をかけて食べていた。

②お悩み相談室
Instagram宛に日々とても多くのお悩み相談DM(9割が恋愛にまつわるもの)が届く。個別に返信はしていないが、ときどきやるライブ配信のなかで答えるなどしている。なかでもよく届くお悩みトップ10を春の重版御礼イベント東京・大阪公演にてご紹介し、「蒼井ならこうする」をあわせて述べてみた。これが大変好評だったため、さらにブラッシュアップしたものを9月7日に行なった津田塾大学さんでの講演でお話ししたところ、やはり大変好評だった。出版社の人たちは、ぼくと一緒にお悩み相談本をつくればいいと思う。まあそれはいいとして、今回のイベントでもお話ししようと思うのでぜひ聞きに来てほしい。いま恋をしている人や、前の恋をまだ引きずっているような人には特に。

今日までに売れたチケット15枚(前日比+1枚)。開催まであと17日。

2023年10月13日(金)

Instagram宛に「平日開催なのでイベントに行けない」というようなDMがたくさん届いていた。この満席日記はInstagramのストーリーでもシェアしていて、読んでくれた人たちがアンサーとして送ってくれたのだろう。ありがとうございます。で、盛況だった春の重版御礼イベント東京・大阪公演の曜日を確認してみると、東京→金曜の夜開催、大阪→日曜の昼開催だった。今回のイベントは火曜の夜開催。なるほど。これほど人が集まらない理由がわかった気がした。今後はなにがなんでも週末開催にこだわると誓う。

とはいえ決定事項である2023年10月31日(火)の開催から逃れることはできない。なのでここからは、少し考え方を変えてみる。たとえ平日開催であっても、思わず参加したくなるような魅力的な内容を提供すればよいのだ。あらためてチケット申し込みページの公演内容を確認してみる。

蒼井ブルー半年ぶりのイベント開催
春の重版御礼トーク+サイン会東京・大阪公演以来、蒼井ブルーが半年ぶりにイベントを開催します。本編トーク終了後、希望者には著書サイン会(※1)、チェキ撮影会(※2)を実施(別途有料)。

メインコンテンツであるトーク部分の詳細がない。蒼井がなにを語るのかが示されていない。ということで、明日以降は「こんな話をしますよ」を綴ってゆく。できるだけの熱量でもって。

今日までに売れたチケット14枚(前日比+3枚)。開催まであと18日。

2023年10月12日(木)

イベントのチケットが売れていない。なにをしていてもそのことが頭をよぎる。仕事がうまくいっていても、おいしいごはんを食べていても、好きな人たちと会っていても、「でも、チケットが売れてないし」と悲観的になってしまう。これはあれだ、失恋直後の、なにをしていても元恋人のことが思い出される感じとよく似ている。どうりで悲しいわけである。

春に開催した重版御礼イベント東京・大阪公演(青山ブックセンター本店、梅田蔦屋書店)はどちらも盛況で、追加席の販売までしたほどだった。書いていただいたアンケートでも「また絶対に開催してほしい」といった声にあふれていた。なのになぜ今回はこれほど人が集まらないのか。わからない。どのくらいわからないかというと、「いまは仕事を頑張りたい時期だから」とかいう理由でふられるくらいわからない。

今日までに売れたチケット11枚(前日比+3枚)。開催まであと19日。

2023年10月11日(水)

会場キャパは着席で80。トークイベントなら演者と客のあいだに一体感が生まれるちょうどよい広さだ。しかしチケットが売れていない。いま確認してみたところ、8枚。いやいや、SNSフォロワー28万人超の人間がイベントを開催するとき、チケットが8枚しか売れないということはないでしょうが。これならマイクもステージも必要なく、もう演者と客で飲みに行ったほうが早い。そしてみんなでLINEを交換しよう。

開催まであと20日。

サポートいただけるとうれしいです。どのくらいうれしいかというと、気になっている人をごはんに誘ってみたけれど返信がなく、ああ、これは脈なしだなあとしょんぼりしていたら「すみません寝てました!ごはんとってもうれしいです!よろしくお願いします☺︎」と来たときくらいうれしいです。