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2022年2月27日 Jリーグを追う#3

いよいよ春の訪れを感じる日が差した日曜日。
J1は柏対マリノス、J2が9試合行われた。個人的には6年間柏に住んでいたので柏を応援しており開幕2連勝が嬉しい。2節連続で相手に退場者がでる幸運にも恵まれているがアンデルソンロペスに先制された時はもう勝てないと思ったが本当に良く粘った。現在堂々の首位である。一体、何年振りだろうか。まさか前節川崎から4点奪ったマリノス相手に勝てるとは。。勝負はこれからです!

しかしJ2を含めると本当に大卒ルーキーの活躍が多い。体が出来上がった即戦力はJ1に引き抜かれた選手の穴を埋めているのだろう。J3も同じ傾向にあるか、J3開幕後に見てみよう。

甲府 対 大分

前節岡山に大敗した甲府は優勝候補大分をホーム開幕戦に迎えた。大分は前節水戸戦が中止となった為これが開幕戦。
甲府は2シャドーの一角を関口から法政大卒ルーキー飯島へ変更。ボランチを石川からや山田陸へ変更。それ以外は前節と同じ。
一方大分は1人も新戦力をスタメンに起用せず。昨年天皇杯を準優勝したチームをベースの放出を最小限にとどめた。前評判が非常にたかい。GK高木がベンチ入りせず心配。

この試合1番目立ったのは先発デビューとなった飯島。法政大の先輩長谷川へのアシストもそうだが
甲府の原動力となった。一方大分はシュート数が甲府の半分と攻め込まれたがコーナー混戦を終了間際にペレイラが押し込んでドローにした。ドローと大卒の活躍がやはり多い。

熊本 対 山形

熊本は前節山口とアウェーで引き分け、今節ホーム開幕戦で群馬に前節破れた山形を相手に初勝利を狙う。
立ち上がり山形が愛媛からの新加入藤本の粘りから加藤に決められ先制。その後もオウンゴールで山形が突き放し、後半29分に國分が決めて勝負あり。山形が開幕戦敗戦のショックを振り払う勝利。熊本は攻めはしたが決定機が少なく。初勝利が早く欲しいところ。

水戸 対 仙台

前節中止となった水戸はいばらきサッカーフェスティバルで鹿島を下した好調が維持できるか。一方仙台は1年でのJ1復帰目指すが、前節は新潟とドロー。新加入中山は水戸との古巣戦となる。
序盤は好調木下のシュートが多く先制ゴールを決めるがさすが前年J1仙台が中山のPK、吉野のゴールで逆転。しかし山口から新加入期待の高井和馬が天井に突き刺すごーるで


群馬 対 金沢

前節山形に快勝した群馬は金沢と対戦。
元日本代表の細貝が中盤の底に君臨する群馬は水戸から加入の深堀と山根中心にプレスを仕掛けるが前半の加藤のGKとの1対1を決められず。その後は金沢の猛攻をGK櫛引を中心に凌いだ。金沢は新加入2トップトヨグバと林を擁しても今シーズン未だ得点なし。

東京V  対 栃木

ヴェルディは気が付いたらほとんどがユース出身だ
。中島翔哉など多くの名プレーヤーを輩出している名門。。堀監督の昨シーズン途中就任後は本当に調子がいいこの日も前節専門家から大絶賛された栃木から3得点。ヴェルディは中盤の山本理仁が効いている。杉本の開幕2試合連続ゴールなど、自信を持ってプレーしており全体的に栃木を圧倒。76分にコーナーから日体大から新卒の河村ゴールを奪って勝負あり。ヴェルディが小池純輝が控えとか、強い。今1番勢いがあるかも知れない。

町田 対 岩手

前節驚愕のデビューで千葉を破った岩手を町田が迎え撃ったが、町田が高いボールポゼッションで岩手を圧倒。平戸のPKの一点で勝った。町田新加入の山口一真の積極性が見られ出しており、水戸時代の大車輪の活躍あればJ1への道が開ける可能性もあると考える。

横浜 対 長崎

横浜が開幕2連勝。元フロンターレコンビの長谷川とイサカ中心に小川航基やFC東京からきたCB中村も躍動。なかでも昨年出番が少なかった手塚の左足のビルドアップが効いている。攻撃の組み立て方がほんと1チームだけ突出しているように見える。斎藤の見事な2試合連続ゴールを守りきった。
一方戦力だけ見たら昇格候補の長崎だがイマイチ乗り切れない。前節ヴェルディ戦も攻撃の形が少なく、クリスティアーノをうまく活かしきれず。北九州の中心となっていた村松など期待の選手も多いが、戸倉のポストプレー、クリスティアーノのロングシュート以外にも攻撃の糸口を早々に見つけなければならないだろう。

岡山 対 徳島

前節快勝の岡山はチアゴアウヴェスが勢い良く先制。柳とバイス、梅田中心に守備は堅い。オーストラリア代表ミチェルの惜しいシュートやPKが入っていれば勝てたか。岡山は昨年終盤から調子が良く面白い。
徳島は浜下や白井の前線が機能してボール周りが良い。水戸で大活躍した藤尾の同点ゴールをはじめ、良い形を何回も作ったが勝ちきれず。まだ勝てていないが悪くない。

山口 対 秋田

山口が大ベテラン山瀬の先制ゴール。Jリーグ23年連続ゴールと信じられない記録を2節で達成した。58分にコーナーからルーキー沼田が押し込んで2点目。2-0で初勝利
秋田は序盤ハイプレスで攻めるも決めきれず。武のシュートなど惜しかったがまさかの開幕2連敗。堅い守備が売りだけに立て直したい。

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