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自分が好きなこと、を週末にミラノダービーを観て考える

同じ時間に寝て起きると良い、と言われるが若い頃は土日に好きなだけ寝ていたのに平日と同じ7時半に目覚めるようになると少々老いを感じる。しかし早起きできたので子供が起きる前に時間ができたのでミラノダービーをフルで観戦することができた。21-22シーズンの2回目はミランが勝てば首位インテルが1試合消化が少ないながら勝ち点1差に迫る重要なゲーム。最近DAZNでセリエAフリークスが始まって両チームに対する知識が格段に増え、特にミランは苦労人が多くどうしても応援したくなってしまう。中田英寿の渡欧によって私のセリエA熱が高まって青春期にさんざん見ていたが、2010年代のセリエA低迷以降ほとんどみていなので約15年ぶりのセリエAフル観戦だった。 

最近は以前のファンタジスタや、点取り屋のスーパースターの時代ではなく、フィジカルと高度な戦術がないと勝てない時代なので今回のミラノダービーもインテルのバレッラ、ミランのトナーリなど中盤を圧巻するのはフィジカルも技術も優れたユーティリティプレイヤーばかりだった。インテルが王者らしく前半、後半の途中までほぼ圧倒していたが、トップ下に入ったケシエをブライム・ディアスに代えたところで流れが完全に変わった。彼を中心としたハイプレスでつないでつないでジルーが同点に追いつき、さらには勝ち越しゴールを決め1-2でミランの勝利。朝4時開始だったので生で観戦できず起きてからみたので、スマホの通知で結果を知ってから見たのだが面白かった。

最近、私の好きなことは何なのだろう、と良く考えていたが今回のミラノダービーをみて、若い頃と変わらずゆっくりサッカーを観て興奮するのがすきなのだと思った。それはサッカーに限らず映画やドラマ等でも、興奮できるストーリーをずっと探して鑑賞していたい、と思った。

そして午後はちょっと遠出して二子玉川へ。マヨルカ、というサッカーファンならリーガ・エスパニョーラのチームを思い起こしてしまうスペイン料理屋へいってランチを食べたが、そこのパエリヤが絶品だった。ちょっと始まったばかりだが2022年で一番おいしかった。魚介のうまみと絶妙な温度に調整されたライス。結局私は興奮・感動できることを求めて感動して、というプロセスが好きなのだろう。というか私に限らず人はそうだろう。その探すプロセスを面倒くさがったりためらったりしてはいけないのだ、と思った。月曜からの仕事は常に頭にあるが。。そこはまた課題。


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