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「黄昏シティグラフティ」by 星崎真紀先生

先日、実家に帰った際にたまたま昔買ったこの本を見つけ、気まぐれで読んでみました。
大好きで熱中していた漫画家さん…ではないのですが、この作品は好きで単行本を購入した記憶があります。
数十年ぶりに再読して、この本を買った私は見る目があったなぁ…と思いました。
 
ストーリーは三つ子の男子大学生を中心に起こる事件や恋愛などを短いストーリーに分けて描かれています。
三つ子はそれぞれ性格が違い、真面目、チャラい、家庭的でちょっと不器用…とそれぞれ個性があります。
お隣に住む双子の女子大生と三男がいい感じになったり、女子高生と長男が初々しい恋愛をしたりします。
エピソードの中で、兄弟がお互いを認め合い、それぞれのアイデンティティーを見つめ直す…といった感じでしょうか。
 
私はこの漫画を読んだ頃はまだ幼く、登場人物の大学生活にあこがれました。
実際に大学に入ると、こんなに事件は起きないし、素敵な隣人とロマンスなどまったくありませんでしたけど。
この作家さんの作品はこれ以外あまり記憶にないのですが、間違いなくこの作品は青春の一ページをとても美しく描いていて、一読の価値ありです。

注)イラストは星崎先生の本を模写したものです。
(実物はもっと素晴らしいという意味です)
 
追記
作者の星崎真紀さんを調べたところ、テレビドラマ化された「魔法のリノベ」という漫画を描いた方だったのですね…。
最近あまり漫画を読んでいなかったので、不勉強でした…。

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