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M1グランプリに出てみた

結論

結論を言うと、片道2時間半かけてはるばる静岡までおもむき、M1グランプリ1回戦に出場し、2分間ずっとうっすらすべって終わった。
時間、お金、労力等のリソースをかけて人前でスベりに行ったと言っても過言ではない。
「若いうちの経験は買ってでもしろ」を体現できたということにしよう。


経緯

M1グランプリを見るのが元々好きで、最近はyoutubeにあがっている動画は全部見るし、会場に行って見たりもしていた。
見るだけでも楽しいのだから、参加したらもっと楽しいだろうなと何となく思っていた。
消費するだけの人生は少しだけ虚しい、提供する側にまわりたいなとなんとなく思っていた。
自分たちが作ったものの反応をみてみたいなと思い、後輩に声をかけてM1に出ることにした。

やったこと

相方(後輩ではなく敢えて相方と呼ぼう)と自分でそれぞれネタを考えて、M1当日に持ち寄って面白い方のネタを採用することにした。
ネタを考えていると何が面白いのか分からなくなる。
普段、面白くて笑うときって自分の想像を超えてくる時だと思う。自分でネタを考えていて、面白いことを思いついたとしても、それを思いついた時点で想像の範囲内なのだから、これが面白いのかわからなくなる。面白いことを思いつくと、思いついた時点で自分の想像の範囲内になる、つまり面白くなくなる、というジレンマ。

最終的に意味が分からないほど面白いと思えてくる謎の感性が芽生え、、、、(その感性はだれにも理解されないことに後々気づくのだが)

当日

それぞれのネタを見せあう。普段はあまり意見を言わない相方が自分のネタを見て「意味わかんないっす、センス見せすぎようとしてません?」と一言。。
相方の彼女にLINEでネタを送って見てもらったら「前提からついていけない、共感できるとこない、、」と散々な言われよう。

自分的には分かりやすいネタを考えたつもりだったのだが、知らず知らずのうちに独りよがりなとこにいたらしい。伝わらないのが一番の悪だ。人に意見をもらいながらネタを作るべきだったと猛省。

カラオケでネタ練習して、会場ついてエントリーして、出場者控室で出番を待つ。芸人さんの楽屋という普段は絶対入れない領域に足を踏み入れた。
周りがガチガチのスーツで壁に向かってネタ合わせをするなか、自分たち二人はTシャツ姿で椅子に座って気だるそうにしており、意図せずダークホースのオーラを出してしまった。まあ結果はややウケで終わったんですけど。。

色々あったが、まあ話のネタにはなる。それが全て。


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