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故障して当たり前の車 Day622

こんにちは!

だいすけです!


なんだか最近どんよりとした天気で

肌寒くもあって、冬の到来を感じさせる

気候だったのですが、今日は1週間?ぶり

くらいの晴れでした!


今日はいつもよりちょっと早めに起きて

朝食を摂りながらフランス語の勉強を

しました。


あ、最近の朝食はさつまいもです。

理由は安いからです。

1キロで800アリアリ(24円)で

買えます。


結構当たり外れが多くて

繊維質でおいしくないのもあれば

日本のさつまいものように甘くて

ホクホクして美味しいのもあります。


日本のように品種固定されてないせいか

外見は同じでも中の芋の色が違うものも

あって、キンダーサプライズ的な感じで

中を見る時はちょっとワクワクします。


朝食をとって、すぐに配属先へ

向かいました。


今日は脱穀機のデモンストレーションです。


車のある場所に行ってみると

何やら修理工たちが僕が使う予定の

車の周りに集まって修理をしていました。



なにしてるの?と聞いたら

「タイヤがパンクした」と

返ってきました。


「今日直るの?」と聞くと

「タイヤが来ないと直らない」と

返ってきました。


あーどうしようかなぁと考えていると

斜め向かいにもう一台脱穀機が乗りそうな

車があったので、使っていいか聞くと

「それはエンジンが無いから」と

言われました。


「は?」聞き間違いかと思いもう一度

聞いてみるとやっぱり同じ答えが返ってきました。


「エンジンが無い」って言われて

すぐ理解できます?


なんの捻りもなく、そのままの意味です。


つまり、エンジンがないと。


エンジンが存在しない車がそこにありました。


日本ではおそらく車屋さんや生産工場でしか

言わない言葉だと思います。


自分の理解が間違えているのだと思い

一応車のボンネットを開けてみました。



タイヤの隙間から除いても無い。

そこにはぽっかりと何も無い

大きな穴だけがありました。


もう、これには笑うしか

ありませんでした。


これはもうどうにもならないと

思い、農家に電話をかけました。


「ごめん。車故障して今日は無理だわ。」と

謝罪の電話をいれると

「OK!じゃあ月曜日ね!」と返事が

返ってきました。


軽っ。


こちらの世界ではやはり

車は壊れるものなようです。


日本ではなかなか壊れないものだと

思っていたんですけどね。


でも、僕もだんだんとこういうことに

対する反応が鈍くなってきました。


壊れても

「あー壊れたのね」くらいにしか

思わず、まぁ騒ぐのは大事な予定が

ある時くらいですかね。


こちらに慣れたというよりは

染まったという方が正しいかも

しれません。


気づかないうちに自分の中で

基準が変化している感じがします。


ふと気がつくと「え?こんなこと

日本でやってたっけ?」みたいなことが

たまにあります。


そんなわけで、故障してしまい

どうすることもできないので

デモンストレーションは延期です。


時間も余ってしまったので

工場に寄って、もう一度来週の話や

倉庫の5S講師をお願いする話など

色々話を詰めてきました。


帰り際「今日は夕方に5Sをするから」と

言われたので、もう一度くることにしました。


一旦家に帰り、自宅で

作業をしました。


活動の作業ではなく、溜まりに溜まった

動画編集です。


本当はあらかた3月で終わるはずだったのですが、

イレギュラーに次ぐイレギュラーで

完成が大幅に遅れてしまっています。


早急に終わらせるために夕方の工場での

5Sまでひたすらにやっていました。


結局完結はせずに夕方を迎え、

工場に向かいました。


行ってみると工場には工場長と

職員が2人しかいませんでした。


怪しかったので念の為

「今日やるんでしょ?」と聞くと

「人もいないから、月曜日にやるよ」と

驚きの返事が返ってきました。


それじゃあ僕が来た意味ないじゃんと

少し憤りを感じていたのですが、

すぐに引っ込めて、

「じゃあ、今日使ったところだけ

綺麗にしようよ」と提案しました。


工場長は「わかった」と快諾してくれて

すぐに作業に取り掛かったくれました。





しかも、今日は工場長直々に掃除を

してくれました。


今日は人も少ないから手伝ってくれたのかも

しれませんが、こういうのは非常に

嬉しい出来事です。


「1歩進んで、0.8歩下がる」ような

そんな歩みですが、ほんの少しずつ

アハ体験でも気づかないくらいの小さな変化で

ほんの気持ち前に進んでいるようです。


掃除が終わった後は

街にお買い物に出かけました。


ついでにこれもちょこっとだけ見学

しました。



マダガスカルで最も競技人口の多い

スポーツの一つ。

ペタンクです。

まさに老若男女、誰もが

マダガスカルではやったことが

あるのではないかというくらいの

超メジャーなスポーツです。


世界大会優勝レベルの実力のある

スポーツのようで、その競技人口の

多さを見れば、強豪になる理由もわかります。


まぁ、やっている国が少ないだけかも

しれないですけどね。


大会は駅前でやっていました。


駅前を知っている人は「駅前!?」と

思うくらいペタンクができるところは

ありません。


というのも、砂や砂利の上でやるのが

ペタンクなのですが、駅前はアスファルトで

舗装されています。


どんな感じにやっているのだろうと

みてみると



スポンサーは携帯サービス会社のテルマ

アスファルトの上に

砂と砂利撒いてました。


超豪快な会場設営です。

アスファルトの上に何か敷くとか

そんなやわなことはしません。


直です。

どうせ地面なんだから関係ないだろ

と言わんばかりの豪胆さです。


そして試合をしているところには

たくさんの人が集まっていました。


なんだかすごい熱気です。


夕方でこれなので昼間は

もっと熱気と興奮に包まれていた

ことでしょう。


どんなものか少しみてみましたが

知識のない僕にはよくわかりませんでした。


球投げるのたのしそう。って

思ったくらいです。


でも、なかなか面白いものを

見せてもらいました。


というわけで今日はこんな感じ。

それじゃあまた!

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