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膝に大穴があいた Day587

こんにちは!
だいすけです!

なんて、そんな元気な状態では

ないのです。


タイトルの通り、膝に大穴があきました。


今日の話はかなり刺激が強いので

苦手な方はブラウザバック推奨です。


順を追って説明します。


今日は、久しぶりに配属先に顔を出しました。

工場で以前お願いしていた掃除用具の件や

来週から行われる研修の確認を行う為です。


工場の掃除用具は無事に届いており

ちゃんと必要なものが不足なく補充されて

いました。


彼らから「5Sをちゃんとやりたいから

掃除用具をしっかりして欲しい」と

言ってくれたので動けました。


こういう形でボランティアを

使ってくれるのは非常にありがたいです。


しかも、配属先内で自己完結できたのは

さらにすごいことです。


そのあとは、来週の研修について

確認を行いました。

予定通りやってもらえるという確認と

食事、内容を確認しました。


これで準備万端。


さぁ、昼も近づいたところで

食事を作りに家に帰ろう!と

思い自転車に乗って、

家までの道を帰りました。


水溜まりに差し掛かり、

水溜まりを避ける為に水たまりの脇の

細い道を通ったところ、自転車が

石を乗り上げて、バウンドしました。


そのはずみでバランスを崩して

水溜まりに膝から落ちました。


膝に微かに痛みを感じ

痛いな。と思いつつ、

立ち上がり怪我がないか

確認すると、ズボンの膝に穴が

あいてました。


膝を擦りむいただけかと思ったのですが

念の為、微かに痛みのある膝を

確認すると、膝にも大きな抉れた傷が

あいていました。


2,3センチくらいの大穴が膝に

ぽっかりとあいていましたが、

あまり出血もなく、不思議と痛みも

ほとんどありませんでした。


人はこういう危機的状況になると

思考が停止するようで、一瞬考えるのを

やめました。


現実逃避というやつでしょう。

怪我の状況を見る限りどう考えても

そのまま放置して治るような怪我では

ありません。


思考停止の後、

一瞬で研修のこと、土曜日の予定、

同期の送別会、フランス語などなど、

すべてを諦めなければならないということを

理解しました。


研修は2ヶ月頭を悩ませ、心を砕き

なんとか開催まで持ってきたものです。


そんな簡単に受け入れられるような

ものではありません。


膝を覗くと、

もう一つ口ができたようにニヤリと

笑っているその傷口は悪魔のようでした。


でも、起きた現実はとにかく受け入れるしか

ありません。


泥水の中から出て、近くで見ていた子供を

捕まえて、自転車を押してもらい、

足を引き摺りながら配属先に戻りました。


CP(カウンターパート)に病院に送って

もらう為にもどったのですが、すでに

家に帰ったようです。


彼の家は配属先の目と鼻の先だったので

まずは患部を水で洗い流して、健康管理員に

電話をかけました。


病院に行くように指示を受け

CPのところに行き、助けを求めました。


すぐに事態を理解してもらい、

車をだしてくれ、病院に直行しました。


病院について、緊急外来を探し、

先生に見てもらいました。


健康管理員からは「患部の写真を撮るように」

と言われていたので、先生の診察の間に

写真を撮りました。


かなりグロテスクなので載せられませんが。


すぐに応急処置をとることになり

手術室のようなところへ

健康管理員が呼んでくれた看護隊員も

到着し、僕の怪我の状態や写真を

撮ってもらい、健康管理員に写真を

送ってもらいました。



記録のためです。

処置は縫合です。

3針縫いました。

日本で塗ったことがないので

わかりませんが、看護隊員曰く

日本のものよりもハリが鋭くなく

無理やり差し込んでいるような

感じだったということでした。


局部麻酔をしてもらったのですが、

効きが悪く、めちゃくちゃに痛かったです。


麻酔なしで、患部をぐりぐり

消毒してもらいましたが

痛みに悶えました。


普通にしている時よりも

処置中の方が痛かったです。


処置も無事に終わり、

薬を処方してもらいました。


僕は抗生物質にアレルギーが

あるので、もらったものをすぐに

ここで飲むことはできません。


今回も抗生物質を処方されたので

首都に上がって健康管理員と

担当の医師の観察のもと薬を

飲まなければなりません。


こう言ったことが必要になるので

普通以上に怪我には気をつけて

いたのですが、まさかこんなところで

こんなタイミングで起きてしまいました。


看護隊員のおかげで、薬の飲み方や

その後の対応がクリアになり

非常に助かりました。


病院での処置の後、すぐに首都に

上がらないといけないので

タクシーブルース(長距離バス)を

予約しに行かないといけなくなりました。


それも、看護隊員が対応してくれる

ということで、一旦家に戻って

荷物を準備することにしました。


足を引きづりながら10分くらいで

荷物を詰め終えて、バス乗り場へ

向かいました。


行ってみると看護隊員の姿が

ありませんでした。


電話で確認してみると

一緒にお願いしていたお金を下ろしている

途中でした。


一気にお金がかかるので

誰かにお金を借りないと今はちょっと

生活ができません。


彼女のご好意に預かり少し

お借りすることにしました。


少しと言ってもかなりの大金なので

窓口でしか下すことができず、

そのせいで余計に時間がかかっていました。


というわけで

僕の方で、窓口までむかい

バスの空きを確認しました。


今回は貸切で首都まで上がるように

という、健康管理員からの指示が

あったので、貸切の空きがあるか

聞くと少しも間をおかずに

「ないよ」とピシャリと言われました。


今日は金曜日なので田舎に帰る人が

多くなかなか取れない状況があります。


こればかりは仕方ないです。


気を取り直して、別のバス会社に

行ってもやはり空きはなし。


お金の引き出し終わった

看護隊員とも合流して、知り合いで

車を出せる人がいないか探すことに

まずは周りの隊員から。


一人の同期隊員が活動からちょうど

こちらに戻ってくるということで

合流することになりました。


その間も別の隊員に誰か車を

持っている人を確認したのですが、

全員全滅。


一人僕の周りで心当たりがあったのを

思い出したので、電話してみると


「いけるよ!」とのことでした。


その人が車ですぐに到着し、

開口一番

「だいすけ、今日はどこに行くんだい?」と

ぼくのお願いがちゃんと伝わってなかった

ようでした。

「首都まで行きたいんだけど」と伝えると

「ごめん。今日は行けないや」と

まさかの断られてしまいました。


もうどうしようもないので

みんなで手分けして探すことになりました。


僕は貸切の車を出している会社に

行き、車がないか確認しに行きました。


するとすぐに見つかったのですが、

同時に、別のところで探していた同期から

電話が来ました。


そこでも見つかったようです。

それに続き、CPも電話がなり

話が終わるとなんと配属先が

車を出してくれるということでした。


まさかの展開で驚きながらも

方々に謝罪と断りの連絡を入れて

配属先に一度戻ることに

車が到着し、配属先を出発しました。


僕らが車を探している間に

看護隊員が食事を買ってくれていました。

こんなことがあったので

昼飯を食べていません。


それを別の隊員から受け取り

車の中で食事をとりました。


袋の中には頼んだパン、水以外に

渡してくれた隊員が気を回して

お菓子やラーメンをいれてくれて

いました。


ありがたすぎる。


こんなドジで自爆した僕に

優しさをかけてくれるなんて

優しさに涙が出てきそうでした。


順調に車は進み、あたりが暗くなった頃

急に状況が一転しました。


車が坂で動かなくなるという現象が。


エンジンの給油側から空気が入ってしまい

そのせいで車が動かなくなっていたのです。


1回目、2回目まではエアー抜きを

して、なんとか動いたのですが、

3回目はそうはさせてくれませんでした。


坂のど真ん中で止まりうんともすんとも言わず。


首都から30キロ地点で立ち往生と

なってしまいました。

膝の怪我といいエンジントラブルと言い

今日はなんて日だ!

30分ほど車と格闘していると

VC(ボランティア調整員)から

状況確認の電話が来ました。


VCに状況を伝えると

もしダメならタクシーブルースを

捕まえて載せてもらうようにという

ことでした。


でも時間はすでに9時を回っており

あたりは真っ暗で通る車もあまり

ありません。


その後、なんどかVCから連絡が来て

最終的に「この後少し待ってみて

ダメそうなら迎えに行くわ」

と言われました。


そんな話をしていると

それを待っていたかのように車が

動き出し、先に進めることができるように

なりました。


VCに動いたことを伝えましたが

流石にまた動かなくなるのは

きついので、そのままVCには

こちらに向かってもらうように

お願いしました。


無事にVCと落ち合うポイントに

到着することができました。


最終的にホテルに到着し

今に至ります。


今になって膝が痛みます。

もう寝ます。

というわけで、今日はこんな感じ。

それじゃあまた!

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