見出し画像

幸せな誕生日 Day600

こんにちは!
だいすけです!

今日でちょうど600日!そして、

今日は僕の誕生日でもあります!


キリ番そして、誕生日なんて

なんて縁起がいいんでしょう!


また、マダガスカルで2度目の

誕生日を祝えたこと本当に嬉しく

思います!


つい先週の事故でマダガスカルでは

本当に「いつ死んでもおかしく無い」と

身をもって感じました。


人もよく、比較的に暮らしやすい

マダガスカルですが、「死」が

すぐ身近にあるってこういうことなんだなと

感じ、今ここで誕生日を命を繋いで

迎えられていることに本当に感謝しています。


「生きてるだけで幸せです。」


さて、今日は朝からお祝いのメッセージが

たくさん僕の元に届きました。


今日は3/14ホワイトデーです。


学生の頃は、「ホワイトデー」という

商業的に大きなイベントと

さらに学校は春休みというダブルパンチによって

僕の誕生日はその影を潜め、

僕が大事にしていた友達から祝われたのは

数えるくらいしかありません。


数えるくらいでも喜ぶできことですが、

内心は寂しさを感じていました。


大人になって、その寂しさと心の感傷は

どこかに忘れ去れられ、いつしか自分の

誕生日のことすらも忘れていたこともありました。


ですが、マダガスカルに来て、

たくさんの素敵な人たちからメッセージを

受け取り感謝と感激の嵐です。


日本からももちろんたくさん

メッセージをもらいました。


わざわざビデオメッセージを作って

送ってきてくれる友人もいたり、

大好きな先輩隊員や大好きな友人から

心のこもったお祝いの言葉をいただきました。


一番短いメッセージは親からの

「誕生日おめでとう」の一言から

色々考えて書いてくれたんだろうなと

感じる暖かいメッセージなど個性の富んでいて

読んでいてとても楽しかったです。


朝、朝食に降りると帰国する同期隊員と

朝食会場で遭遇しました。


開口一番、「誕生日おめでとう!」と

バースデーソングのプレゼント。


子供の頃の無邪気な心の高鳴りではなく

この歳で祝われるちょっとした恥ずかしさと

サプライズの嬉しさが混じったプレゼントでした。


これまでの僕の災難を知っている同期たちからは

誕生日のお祝いの言葉と今後の厄災がないことを

祈る言葉が贈られました。


僕もこれ以上、悪いことが起きないことを

願いつつ朝食を取りました。


朝食後は彼らも事務所で予定があるので

別れ、僕は部屋に戻り、ルーティーンワークを

こなしていきました。


今日は午後の診察の予定だったのですが、

公用車の都合上、午前中の診察に予定が

変更となり、ルーティーンを終えた後

そのまま、ホテルロビーに直行しました。


車を待っている間、最近読み始めた

「正直不動産」という

嘘が話せない不動産営業が主人公の漫画を

読んでいました。


日本の近年の不動産事情や不動産業界の

裏話など、なかなか知らない情報が

たくさんあって、これからの人生でとても

必要な知識を与えてくれる漫画です。


漫画を読んでいると予定を終えて

帰ってきた同期と遭遇しました。


世間話をして、そのまま別れようと

すると、去り際に同期の一人から

「インスタみてね。。。」と

何やら含みのある言葉を投げかけられました。


何もしてないのですが、

なにかインスタにやばいものでも

あげてしまったのかと思い内心ビクついていました。


恐る恐る、開いてみると

同期から一本の動画が送られてきました。


サムネイルには同期とディエゴスアレスに

行った時の集合写真が写っていました。


再生ボタンに触れると




流れていく写真と共に同期の歌声が。


そう。誕生日のメッセージ動画でした。



またもサプライズ。


しかも、アンチラベの隊員と同期隊員

一人一人からのメッセージがついていました。


僕が大好きなのはどんなに高価なものよりも

こうやって、僕のことを考えて作ってくれた

思いの込もったもの。


もうどんぴしゃで泣きそうになりました。


いや、泣いていたかもしれません。


それだけでも驚きだったのですが、

一番びっくりだったのは早期に帰国した

隊員からのメッセージ。


まさか彼からメッセージが来るとは

思わなかったのもありますが、

一緒に写っていた人。


同期の隣には

あの「石原良純さん」がいました。


驚きすぎて目が飛び出そうに

なったんですが、彼から

「大ちゃん、誕生日おめでとう」と

メッセージをいただきました。


もちろん彼は僕が何歳なのかも

どんな人間なのかも知らないはずです。


それを同期はマダガスカルで培った

突破力で僕へのお祝いメッセージを

勝ち取ったようです。


終始、彼ららしさというか

真面目な部分とユーモアを織り交ぜた

動画からは彼らの愛を感じました。


毎回、毎回、毎回、毎回思いますが、

本当に人に恵まれているなと思います。


僕のことを思って、しかも

帰国する直前で僕らの想像を超えて

超絶忙しい中作ってくれたことは

感謝しても仕切れません。


今日でもう終わりなのではないかと

思うくらい嬉しい時間が流れていました。


見終わって、病院に向かい、

診察では「今日で抜糸できるのでは?」と

担当医から言われました。


ただ、傷が深いことを考慮して、

大事を見て来週の抜糸に変更になりました。



昼前に帰ってきて、昼は少し街に出掛けて

ラーメンを食べてきました。


久しぶりのラーメンは美味しかったです。


カップラーメンも涙が出るくらい

美味しかったですが、人と食べるラーメンは

格別ですね。


美味しいご飯を食べた後はデザート

マダガスカル1美味しいと先輩隊員が

豪語していたソフトクリームを

食べにいきました。


最初は「ほんとかよ」と疑心暗鬼で

お店でソフトクリームを注文。


出てきたのは日本と変わらない

見た目も質感も同じソフトクリームでした。


一口食べた瞬間に、先輩隊員が言っていた事を

理解しました。


うん。超絶美味い。


一口目でしっかりと甘さを感じかつ

クドくなく、それでいてミルクとバニラの

香りをしっかり感じれるソフトクリームでした。


解けるスピードよりも早く平らげてしまい、

むしろ、物足りなさも感じてしまうくらいでした。


これは美味しい。


街に出たついでに買い物を済ませ、

一度、ホテルに戻ってきました。


夜からはまた病院から他院した直後に

行った、「しずく」というお寿司屋さんへ

先輩隊員が招待してくれました。


普通のレストランの倍以上する

値段に少々遠慮しつつも

お寿司、天ぷら、揚げ出し豆腐、おにぎりを

大胆にも注文させてもらいました。


久しぶりのお寿司は最高でした。


中に穴子があったのですが、

日本ではあまり食べない穴子も

こちらでは僕の幸せになってくれました。


もうこんなに幸せなので

本当に今日が最後なんじゃないかと

思ってしまいそうです。


「人生、楽あれば苦あり。」と

言いますが、こんなに楽しいことが

あっていいのでしょうか。


それに幸せも上乗せ。

今日もいい夢が見れそうです。


先輩隊員と寿司に舌鼓を打ちながら

「なぜ協力隊の応募が少ないのか」という

話をしました。


最近、隊員の応募が減っているようです。


職種の多くが専門性を求められるものが

多く、日本の若者は「内向き思考」が多い

ということの裏付けでもあるかのように

徐々に応募が減っているようです。


それに相反するかのように、

世界からの要請は多く

JICAボランティア事業は

世の中では求められているというのが

現状のようです。


実際に20代、30代の人たちと会うと

出てくるのは「海外に興味ない」

「地元が好き」、「ここが居心地がいい」

という言葉たちです。


都内では上昇志向の人が多いせいか

その影響も手伝って海外に挑戦する人も

多く見かけられますが、田舎は先述のような

タイプが多いです。


しかし、昨今は日本の暗い話題ばかり。

政治家の汚職、経済の停滞・悪化、人口減少

などなど数え上げたらキリがないくらい課題

山積みな世の中で、そんな「地元が好き」という

彼らでさえも、出てくるのは仕事の愚痴。


最悪の場合は、仕事が苦しくて病んじゃう人が

出てくるくらいです。


僕も仕事で病んじゃった人なので

気持ちはわかります。


でも、そんなに辛いなら

「アフリカに来い!」って言いたくなります。


まぁ大陸は知らないんですけどね。


でも、少なくとも「幸せって何?」とか

「人生で大切なもの」をアフリカいや、

JICAが携わる国では教えてくれると思います。


中からでは見えないことも

外からはっきり見えることもたくさんあります。


最近、今までの活動を振り返っていて

思うことは、

僕らが何かを与えているのではなく

人生にとって何が大切かを教えてくれるのが

協力隊だなと思います。


今までは技術支援をするのが協力隊の

強いイメージでもちろんそれをするのが

大きなメインとなっていますが、

日本では手に入らない大事なものを

持ち帰って日本で育むということも

協力隊のあり方としてあっても

いいんじゃないかと思います。


だって、「生きてるだけで幸せ」って

感じたことあります?


僕は今まさに感じています。


こんなに素晴らしい気持ちは日本では

感じられなかったなと思います。


そんな人として大事な事を感じれるチャンスが

協力隊にはたくさん転がってるなと

感じます。


どうですかね?


今の現状辛いと思ってるなら

試しに協力隊受けてみません?


語学は英語が中学生卒業レベルであれば

全然いけますよ。


健康状態にシビアなところはありますが、

語学訓練は手厚くて最高ですよ。


語学は次のキャリアステップには良い

材料になるので日本に帰ってから

より良い仕事を見つけられる可能性も

ありますし。


どうです?来たくなりました?




応募情報乗せておきますんで

覗いてみてください。


お酒は入ってませんが、

夜のテンションで書いてます。


まぁ勘弁してください。


てなわけで、朝から晩まで

幸せな1日でした。


みんな本当に本当に本当に

ありがとうございます!


それじゃあまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?