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車山スノーハイキング

先月車を買い替えて、心待ちにしていたロングドライブを敢行。長野県の霧ヶ峰へ行ってきた。諏訪市内からは県道40号を北上する。ビーナスラインは当然雪道だが、運転していて緊張するほどの積雪ではなかった。今回は「山」には登らず、車山湿原を周回しようと思う。チェーンスパイクで行くか、スノーシューで行くか悩ましい。

車山には登りません

車中でぬくぬくと時間を費やしたが重い腰を上げる。気温は⁻5度前後か。霧ヶ峰にしては風も無く穏やかであった。意を決して支度を整えチェーンスパイクを装着して出かけた。

鷲ヶ峰?

厳冬期の霧ヶ峰は、朝の気温が普通に⁻10℃前後まで気温が下がる。「ころぼっくるひゅって」の横から車山湿原を左に見ながら車山乗越へ下りていく。

標柱も凍る

このコースを夏に歩いたことはないが、雪の下に木道が見え隠れする。木道の幅は60~70cmぐらい?離合困難である。スノーシューならばともかく、チェーンスパイクでは踏み抜いたらイヤなので注意しながら歩く。幸い、歩き始めはハイカーと擦れ違うことはなかった。

車山湿原の向こうにころぼっくるひゅって

車山乗越を左に折れて沢渡方面へ向かう。弱い風を背中に受けながら歩いてきたが、ここからはやや強い向かい風が吹いている。足元は積雪が増して、歩くたびに足首ぐらいまで沈む。僅か数センチのことだがこの沈み込みが結構堪える。喘ぎながら沢渡を目指す。

樹氷

さて、目先のトレース(踏み跡)が消えている地点に到着。沢渡までは距離にして500m~600mぐらい。前方は開けているが右の傾斜にも登れそう。しかし雪道でトレースが無いほど不安なことはない。ログをとっていたヤマレコのマップを確認すると、ちょうどこの先から破線となっている。

ビビりは撤退の判断が早い。来た道を戻る(帰る)のは新鮮さが無くつまらないが、まあ仕方がない。車山に登って帰る、或いは蝶々深山に登って…という選択肢もあったが、ここは大人しく車山肩の駐車場へ向かう。

美ヶ原(王ヶ頭と王ヶ鼻)

1時間半ほどのハイキングを終えて「ころぼっくるひゅって」に帰還。入れ代わり立ち代わり雲が流れ青空は長く続かなかったが、この時期の霧ヶ峰にしては良い天気であった。

ころぼっくるひゅって

沢渡を目指したのはその先にある「ヒュッテみさやま」へ行きたかったから。ヒュッテでオシャレに珈琲でも飲みながら…と考えていましたが、妄想に終わったのでした。

山行日:2023年2月4日


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