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富士見台高原

「海の日」に山へ行く。今年は6月20日過ぎに梅雨明け宣言をしたは良いのですが、最近はまるで梅雨の末期のような天候不順。この三連休も土日は雨が降ったり止んだりはっきりしませんでした。「山の天気予報」を毎日チェックしていましたが、月曜日の朝になってようやくお目当ての山域に晴マークが点いたのでした。 

萬岳荘は準備中

ならば参りましょうということで、岐阜県中津川市と長野県阿智村に跨る「富士見台高原」へ向かいました。昨年もこの時期に登りましたが見どころはササユリです。岐阜県中津川市の観光協会のホームページでは7月13日付の開花情報で「見頃」なっていたので18日は少し遅かったのかもしれません。笹原の至るところにポツポツ咲いていました。

ヨツバヒヨドリ

こちらは「ヨツバヒヨドリ」。山小屋・萬岳荘付近から綺麗に咲いていました。画像はピンクの花弁ですが、白い花もありました。お花はこの他「ヤマハハコ」「ノリウツギ」「ニガナ」「シナノオトギリ」などが咲いていました。ニガナやシナノオトギリは花弁が小さいので見落としがちですね。

霧が出てきました

緩やかなスロープ状の舗装路を登って行くと一面の笹原。富士見台高原付近は然程標高が高くない(この辺りで1600m前後)にもかかわらず、いわゆる森林限界といわれるような状態で高木が生えないようです。

神坂小屋

萬岳荘からゆっくり登って30分弱。神坂小屋は無人の避難小屋です。神坂と書いて「みさか」と呼びます。神坂峠もみさかとうげです。奥には富士見台高原の山頂が見えます。

中津川市方面(落合辺り?)

天気予報の通り快晴とはいかず、どんよりとした空模様。それでも唯一、この時だけ少しの日差しが現れて展望が開けました。

登頂

富士見台高原山頂(標高1739m)。濃い霧に包まれて展望はありません。踵を返します。

コーヒーブレイク

山頂から少し下りた所にある岩場で行動食のステックパンを食べながらコーヒーブレイク。風が強く、霧の水分が付着し体感的には寒く感じました。立て続けにコーヒーを2杯飲んで下山。

記録を見てみると、今回ほどではないのですが昨年も天気が悪い日に登ってました。。林道大谷霧ヶ原線は神坂峠付近を中心に道路端の笹が払われて通行しやすくなっていました。快晴の日に登れると良いな。

山行日:2022年7月18日


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