前回の記事から少し期間があきました。

最近は売り上げがぼちぼちで、その分自由な時間が増えて新作販売や委託先の吟味など、普段できないことができている最近の私です。
（それでもパート代くらいは売り上げあります）

前回委託販売をやめようかなー、という記事を書いて、委託販売の店選びのコツ？がわかってきたと書いたような気がしますので今回はその続き。

あくまでInstagramや自分の経験の上で書くので、鵜呑みにしないでさらっと見てもらえるといいな、と思います。

売れない委託販売店の特徴

１オーナーがただの雇われ（もしくはハンドメイドの知識がない）

これ絶対ダメ。どんなにオーナーがいい人でも、売れません。
「ハンドメイド」に興味がないけどおうち起業したいとか、ただ単に委託店の担当になったから店頭に立ってるとか、そういう人が店番やってる店は絶対売れないです。
だってハンドメイドが好きじゃないんだもん。だからお客さんに売ろうという姿勢もない。
作り手のこだわりなんて知ったこっちゃないし、知識もないからただ店に立ってるだけ。
大手の百貨店とかの店員さんは別ですよ。だってその店自体がブランドの力を持っているから。
でも無名の作家にだけ知られていて、お客さんには知られていない店の場合、そこのオーナーの力量が売り上げを左右するんですよね。

私の委託している店は、案の定雇われの「私ハンドメイド興味ないんですよー　（笑）」っていうオーナーさん。
だから本当に委託されたら写真撮って紹介するだけ。お客さんに勧めるにしても何がこの作家の売りなのか、素材の違いが何なのかよくわかっておられません。
人柄がよく条件がいいので1年ほどお世話になりましたが、自分が販売努力をするほどにその委託店で売れる未来が見えなくなったので今月中に撤退予定です。

２　写真に力を入れていない

これも結構多いケース。だけど売れている店もそれなりにあります。
ただし、自分が委託店を探しているときにふるいにかけるときには「写真」を見ることは結構重要です。

きちんとしたオーナーさんは作家さんから届いた商品をすごく丁寧に扱ってくれます。決して適当に並べたり、適当に写真をとって紹介したりしません。
そういう店は作家さんにも人気があるのでなかなか募集もかからないです。
だけど、「この人なら託してもいい」「この店に行ったら素敵なものが見つかる」と思っている人が沢山いるのでしょうね。フォロー数に対して圧倒的にフォロワーが多い。

フォロワー数とフォロー数が同じくらい、もしくはフォロー数の方が少ない店は黄色信号。フォロー巡りして増やしている可能性もありますから、ね。

３　店内の写真が載っていない

Instagramあるあるで、商品の写真はいっぱいポストされているのに、店内の様子が分かる写真が載っていないお店いーっぱいあります。解らない店の方が多いくらい。
作家が見たいのは外装じゃないの。どんな場所にあるのか、どんな風に商品が置かれているのか、店の雰囲気に自分の商品が合うのか知りたいんですよ。
box型なのか、ディスプレイ型なのか、ママキッズ向けなのか、セレクトショップみたいなのか、雑多なバラエティちっくな店なのか、そこを見極めるのは作家としてすごく大事です。

価格帯も知りたいところだけど、これもまぁ解らない店の方が多いですね。
500円のキッズシュシュや1000円のアクセサリーが売ってあるところに、3000円のピアスを納品したって売れるわけがないんだから(;'∀')

追加：インスタライブをしていない

これもねー、最近同じような手数料とるところでインスタライブをするところ、しないところに分かれてきている気がします。
1に挙げたようにただの雇われオーナーは上から指示かない限りインスタライブはやってくれないし、やるもやらないも店によるので、やらない店よりはやってる店の方がファンもついているし売り上げは上がるだろうなーと思います。

逆にライブ配信型の無店舗型の募集も増えてきましたが、こっちは先がまだ未知数。だけど私は暗い未来しか見えないので選択肢にはいれていません。

理由は
・オーナー１人で頑張ってる場合、いつかは息切れする

・ライブの方が大体画質劣るので、そこをカバーする努力をナチュラルにできているオーナーって探す方が難しいと思う。（前述のおうち起業系だと特にそう

・お客様が実物を見れる機会がないので、ライブで紹介されないと、売れないと手数料だけがかさんでいくリスクが高い。
ライブを見て、気になったから後日店に行くという機会がないのでチャンスが紹介されたその時だけ。
（その分手数料安めのところが多いですけど、ね）

本当に委託店ってたくさんあります。
上に挙げたような条件を考慮しつつ、どこかいい場所ないかなー、と当分新しい委託先を探す旅は続きます……