作品が完成した=「商品」になるにはタイトルも同じだけ大事

今日は慣れない2液レジンを使って重い腰を上げて作品作りをしていました。

何が面倒くさいって準備が面倒くさいんですよね(;'∀')

しかも量の調整がなかなか難しくて

「何か他にモールドー!!」と追加を探し回るのが毎回のことという……

そんなこんなで今日も夜中の3時です。こんばんは。

今日は試作を重ねに重ね、やっと自分が想像したイメージの作品ができました。

レジンを触ったことのある人なら難易度の高さに納得して貰える、凄さは知る人だけが知るという代物です!

写真も素敵に撮れたし幾つかラインナップもそろったのですが、まだ販売できません。

それは

ネーミングという一大仕事が残っているから。


「人は商品よりその商品に込められたイメージやストーリーを買う」

「おーいお茶」や「鼻セレブ」なんかでよく言われるあれです。

前者はイメージ重視、後者は容易に使い心地が想像できる、短いけどとてもダイレクトに制作者の意図するイメージや思いが購入者に届きます。

魔法雑貨とかだとたまにすごい長い小説風のストーリーが説明文に書かれていたりするんですよね。

そこに浸れる人とそれに冷める人、どちらもいるからさじ加減がすごく難しいと思います。

minneとかハンドメイドサイトだと

「検索引っかかるように、もしくはより商品の特徴が分かるような作品名を付けよう」

と書かれています。

でも、商品の特徴をつらつら並べるだけではなんとも無機質なジャンルもあります。

キャンドルとかレジンとか。

唐突ですが

星の形のキャンドルがあったとして、この商品のタイトルと本文を

質素堅実・私的にはバランスがグッド・ここまでいくとついていけない(買わない)の3つで作ってみました。

質素堅実

作品名「星の形のキャンドル」

説明文:星の形をしたキャンドルです。縦横のサイズは〇×〇

溶けていく様子もとても綺麗です。贈り物や自分へのご褒美にいかがですか?

ラッピングも承ります。

私的にはバランスがグッド

作品名「流れ星の落とし物」

説明文:流れ星が残した星の輝きをイメージして製作しました。

手のひらサイズの可愛いキャンドルです。

オブジェとして飾るのもよし、

灯りをともして静かにゆっくりと溶けていく姿も、幻想的で綺麗です。

一日の終わりの癒しのひと時に、大切な人へのプレゼントに、夜のティータイムのお供としていかがですか?

私はちょっとついていけないかな……

作品名「エトワール・ランデヴー」

説明文:空を見上げた君が呟いた。

「お星さまが瞬きをしているね」

あの時、あの場所の一瞬を切り取って手のひらサイズの星を作ったよ。

ゆっくり溶ける暖かな光に君の笑顔がキャンドルの向こうに見える気がして(ファンタジー要素って大体妄想してますよね(

僕は今日もキャンドルに火を灯し、優しい光と共にあの夜の約束に思いを馳せる。(大体読み手置いてきぼり

以上!

本当に1つの物に対しても言い方ひとつでかなり商品の印象って変わることが浮き彫りになりますね。

作家の世界観とエゴをどこまで押し通すかのさじ加減も大事。

自分が面倒くさい人だと大体同じような面倒くさい人を集めてしまいがちになる。

ただ、初めてお披露目する作品。この子には自己紹介が必要。

これから先自分の商品ラインの1つになるのだったらある程度プロフィールというか世界観を作ってそれを統一する努力をしないと

「珍しい一発屋」

で終わってしまう。

クリスタルの原石とかを使った作品なら

・お守りなのか

・太古の洞窟から発見されたという魔力のこもった選ばれし石(という設定)なのか

・鉱石標本風なのか

タイトルのつけ方によってイメージが全く変わってしまう。

それくらいタイトルって大事。

思い浮かぶまで販売は保留だなー……





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