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【不思議体験&人怖話】ある存在からのメッセージ

「カスハラを殲滅する」という謎のメッセージを受信した不可解な話。

数日前の出来事なのだが、勤務中にふと脳裏にある言葉が流れ込んできた。
上記の「カスハラを殲滅する」というものだった。
最初は「自分の身に何が起きているんだ!?」とびっくりしたのだが、すぐにその時が訪れた。

セルフレジにやってきた男性客からネチネチと嫌味を聞かされてしまった。
私に直接言うのではなくて、一緒に居た女性客(彼女か友達か分からないが)にしきりに「あの店員可愛くないよね」みたいに私を下げるような発言をしてきたのだ。

しかもこちらの様子をチラチラと確認しながらだった。
どう見ても何か意図があるようにしか見えない。

一方で女性客はどういう反応を返せばいいのか分からなかったようで、ただ困惑していたように思えたが、男性客に注意することもなく、同意することもなく、商品を袋につめてさっさと帰って行ってしまった。

まぁ、私は決して外見が可愛いわけではないので、可愛くないと思われても仕方はないが、わざと聞こえるように言うのはどうしたものかと思う。
一緒に居た女性客の気を引くためにそういう態度を取った可能性は否定できないが、明らかに悪質な行為である。

とは言えど、この程度ならまだマシかもしれない。
世の中にはもっと厄介な人がたくさんいるのだから。

接客業を務めているとややこしい出来事に遭遇することが多い。
カスハラに絡まれるというものだが、正式にはカスタマーハラスメントと呼ばれる悪質な行為である。

どんなにうまく対応しても、隙をついて奴らは狙いを定めてくる。
従業員すべてをターゲットにする者もいるが、独特のセンサーというものを持っているのだろうか、攻撃しやすそうな相手を狙ってしつこくやってくる者も多い。

私はどちらかというとやられやすいタイプだ。
ぱっと見は大人しくてあまり自分の意見を言うことはない。
典型的ないじめられやすいタイプだ。

そういう事情から今までの人生において他人から意地悪されたり無視されたり、パワハラ受けたりという経験が多かった。
他人だけではなくて親族や身内からもやられることが多かった。

・・・のだが、ある日を境に状況が大きく変わっていく。

ある時に能力者の方からある神様の存在を聞かされた時からだ。
世の中には様々なお役目を持った神仏が存在するが、中には予想外の動きをする神様も存在するらしい。
それを初めて聞かされた時には驚きを隠せなかった。

その神様は時折人間界にやってきては人間を観察しているらしい。

お役目を果たすためにどうしても人間の力を借りなければならないそうだが、その影響を受けた人間もまた、大変な状況に追いやられることがあると聞いた。
何か恩恵があれば救われるかもしれないが、それは神のみぞ知るといったところか。

そのお役目を背負わされた人の人生は過酷かもしれない。
想像を絶するような出来事を体験させられることもあるのだから。

その神様についてどこまで語っていいのか分からない。
だから今回は詳細を伏せさせてもらう。
時期が来れば公開出来るのかもしれないが、今は語れない事情があると察して頂けると有難い。

問題のカスハラについてだが、彼らのセンサーがどういった感じで働くのかは私には分からない。
厄介な性質を持つものは同じ性質を持つ者を本能的に感知するという話は聞いたことはある。
彼らにとって自分の障害となる都合の悪い存在を避けて、利用しやすい存在を巧みに利用してうっぷんを晴らしたり、精神的優位に立ちたいのだろう。

被害に遭わされた人はたまったものではない。
何とか回避したいところだが、自分の身は自分で守らなければならない世の中だ、周囲の助力を当てに出来ないこともある。

私の勤め先のお店も周囲に助けを求められる状況ではなかった。
保身行為の強い者がたくさん働いている。
元上司なんてかなり保身の強い人物だ。

異動後はどうなったのか知らないし興味も湧かないが、評判がよろしくないことだけは風の噂で入ってきている。
環境変われば人間関係も大きく変わる。
保身行為に走るとどうなるか、身をもって理解して欲しいものである。

カスハラ問題は本来ならば1人ではなくてみんなで相談しあって問題解決するにはどうすればいいのかの案を出さなければならない。
対応策を練り、被害に遭う者を支え、カスハラが来店しにくい状況をつくらなければならない。

しかし、そう簡単に出来ることではない。

お客様は神様だという風潮が強い日本では、どうしてもお客様優先になりやすい。
それがどんな性質の悪いお客様であったとしてもだ。

お客様は神様だと言えるのは販売側であって、お客様が言う言葉ではないのだが、どういうわけか解釈を間違えている人も多い。

その方がお客様にとって都合が良いのだろう。
自分の意見を堂々と主張できるのだから。
販売側はどうしても強く出ることが出来ないことも分かっている。
狡猾であればあるほどその手口は嫌らしいものとなる。

こうなると販売側は段々立場が弱くなっていく。
従業員の中にも人間関係や力関係が存在するために、守ってもらえる人と守ってもらえない人がいる。

守ってもらえない人がカスハラの被害に遭いやすく、問題解決がなかなか出来ないわけである。

では、立場の弱い人と守るにはどうすればいいか。
店全体でその人を守るように動くしかない。
言葉にすると簡単だが、現実問題としてとても難しいものだ。
それほど人というのは単純には出来ていないし、心も脆くて弱い。
未熟であるために過ちを犯しやすいのも地球人らしいといえばそうなのだが。

ロボットのような与えられたプログラム通りに動けばなんら問題はないが、人間は感情の存在する生き物だ。
その感情が邪魔をして物事がとんでもない方向へ行く事がある。

そうなると、カスハラと守ってくれない仕事仲間というWの敵を相手にしなければならず、心を病んでしまったり、不注意から事故に巻き込まれて物理的にも痛い目に遭うことだってあるだろう。

もう、いっそのこと辞めた方が楽になれるのでは?と弱気になってしまい、自分の居場所を追いやられてしまう。
逃げることは決して悪いことではないのだが、これではあまりにも救いがない。

もし、私が神様だったら、カスハラや弱い立場の人を守ろうとしない人に罰を与えてやりたいものである。


ここで、私が過去に遭遇したカスハラと、その人の末路について少し語ろうと思う。

10年以上前に勤めていたコンビニでは比較的良いお客様が多かったのだが、中にはとんでもない暴言を吐いてくるカスハラも存在して居た。

来店する度に店員に暴言を吐き、言い返せないことを逆手にとってやりたい放題だった。
ターゲットにされたのは私の他にも何人かいたが、気が強い人や男の従業員には絡むことがなく、被害に遭ってない人にどんなに相談しても「たまたま機嫌が悪かっただけじゃない?」とニヤニヤしながらさらっと流されてしまっていた。

被害に遭っていた人にとってはそのカスハラは悪魔のように見えた。
顔を見るだけでも寒気がし、声を聞くと過去の暴言を思い出す。
もう、二度と来店して欲しくないと毎日思っていた。

そんなある日のことだった。
急にカスハラがお店に来なくなった。
被害に遭っていた人達はもちろん大喜びだった。

その平和な状況は約半年ほど続いたのだが、再びカスハラが来店した時には過去の出来事を思い出して頭が痛くなったが、カスハラの身体を見た瞬間に違和感を覚え、しばらくするとその全身像が見えてきたことで心底ぞっとした。

これは一体・・・。

右か左か覚えていないが、付け根から先が無くなっていた。
事故にでも遭ったのだろうか。
片足が無くなっていたのである。

彼がこの半年の間に悲惨な目に遭わされたことは容易に想像出来たが、正直なところ可哀想とも思わなかった。
やられた側としては、天罰でも下ったのだろうとしか思えないからだ。
自分で蒔いた種は自分で刈らなければならない。

カスハラはとてもおどおどしながらお店に入ってきたのだが、松葉杖が滑ってしまい、バターンと大きな音を立てて転倒してしまった。
その光景を見ていた他のお客さんはどうしていいのか分からずにおろおろしていた。

私はすぐさま駆け寄って「大丈夫ですか!?」と声をかけた。
すると、彼は「すいません、すいません」と平謝りしながら再び立ち上がると買い物をし始めた。

彼がレジにやってきた時も顔色は悪く、非常に気が弱くなっていた。
以前のような威勢の強さは微塵も感じられなかった。

今までのあの暴言を吐いてマウントを取ってきたあのカスハラとは別人ではないかと思えるくらい、小さな存在になってしまっていた。

それから二度とそのカスハラは来店することはなかった。

カスハラの身に起きてしまったことにも驚きを隠せないが、なぜ今まで好き勝手に暴言吐いて店員を困らせてきたお店に再びやってきたのかも理解が出来ないでいた。

もしかしたら目に見えない力に引っ張られるようにお店に来させられた可能性はありそうだが、神様の采配によってそうさせられたとしたら、やはり、悪いことをすれば、このような末路になるということを理解せよ、そしてそういうことがこの世にはあるということを人に伝えなさい・・・ということなのかもしれない。

実は、少し前にXにて文字入力をした際に、書いた内容そのままだとどうなのかと思って一度は修正をし、それを投稿した際に不思議な出来事が起きてしまった。

修正後の内容を投稿したはずなのに、それが削除されて修正前の内容の方が投稿されてしまった。
修正後の内容は少しマイルドな表現をしたのだが、それではあまり心に響かなかったのかもしれない。

私に不可解なメッセージを送り付けてきた存在は最初に書いた内容の方を投稿して欲しかったのだろう。
瞬時にそれを理解した私は、不思議な力に引っ張られるように迷うことなくひと通りの文字入力をして投稿した。

何度見直しても何かの力で書かされたような気がする。
今この時にこの内容を投稿しろと言わんばかりに。
私の意識を引っ張った存在と勤務中に「カスハラを殲滅する」というメッセージを私の頭に送り付けてきた存在は同一のものかは分からないが、少なくとも人ではない何者かの力によって私は動かされてしまった。

少し考えてみたが、おそらくはカスハラに容赦のないその存在のメッセージを何らかの形で発信して欲しかったのかもしれない。

過去にアンチや迷惑コメンターの言動で私は心に大きなダメージを負ってしまったことがあった。
その時も夢と言う形を取った神仏からのメッセージをnoteに書いてきた。
本物の神仏だったのかは分からないが、夢の中ではあれほどまばゆく神々しい光を放っていた。

その光をこの身に受けた時には心強さと温かさを感じていた。
きっと、本物の神仏からのメッセージだと思いたい。

では、数日前のメッセージはどうなのか?
怖い感じも不安感も一切感じることはなかった。
言葉として耳から入ってきたわけでもなく、脳裏にすっと入ってきたメッセージだった。

人々の悪しき心を浄化して、良い方向へ導きたいと願っている神仏からの警告メッセージなのか。
それとも、未熟すぎる地球という惑星に生きる人々のあまりの乱暴さに幻滅した地球外生命体の本心の一部を受信してしまったのか。

或いは、理不尽な目に遭わされてこの世を去った怨霊の悪い奴らを排除したいという強い念が届いたものなのか。

真実を知る術は今はまだ無い。


能力者「見届けるお役目の人は必ず存在するよ・・・」


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