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2019年8月1週目のアフリカ最新ニュース: 巨大製油所から英内閣、国産乳製品、CFAフラン問題、アフリカ起業家、ナイジェリア訛りのGoogleマップ、ペペの高額移籍金まで

2019年7/24-7/30に取り上げたアフリカ最新ニュースです。
Twitter(@BlueBaobabBar)や
Facebook(https://www.facebook.com/cafebarbluebaobab/)でアフリカ記事をほぼ毎日ひとつ紹介していまして、そのまとめです。

#アフリカ 231 2019/7/31
【ダンゴート氏製油所 主要建築建材が中国からラゴスへ】

写真のように、こんな大きなものが海経由で運ばれるんですね~

ちなみに製油所は昨日お伝えしたアフリカでお金持ちのの最新プロジェクト。
「総資産1兆円 アフリカいちのお金持ち アリコさんとは?」
https://thesouth.jp/215/
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中国の大手燃料化学工場であるSinopec社が7月29日月曜に発表したところによると
アフリカ最大の経済大国ナイジェリアのラゴスへ向けて
建築した煙突塔の海上輸送準備が完了したとのことだ。

施設は世界最大規模とされ、ダンゴート製油所へ設置される。
この製油所はアフリカで最も裕福なアリコ ダンゴートの所有だ。

煙突塔はNingbo都市の波止場から出発し、数週間でナイジェリアに着く予定だ。

専門家によるとこの大気蒸留塔は原油を複数の成分に分離させ、他の装置での後工程につながる。

ダンゴート氏は2016年のロイターインタビューで、ナイジェリアで最初の民間製油所は
複数の資金源から賄い、1200万ドル予算だと語っている。

2019年中の操業開始は多くの関係者は難しいと考えている。だが主要な機器は揃いつつあり、構築はじきに完成すると見られている。
製油所は石油化学、ガス、化学肥料プロジェクトも関わっているが、ナイジェリアの商業都市ラゴスのLekkiフリーゾーンLFZにある。
ラゴスの前市長の2016年の発言では「まず製油所プロジェクトが進んでおり、次に石油化学プロジェクトも進んでいる」
とのことだ。

「パイプライン輸送プロジェクトではガスをBonnyからOlokonlaやLekkiへ運ぶ。
そして4つ目は化学肥料プロジェクトで、すべて一か所に集まっている」

Key infrastructure for Dangote refinery leaves China for Lagos
https://www.africanews.com/2019/07/30/key-infrastructure-for-dangote-refinery-leaves-china-for-lagos/

#アフリカ 232 2019/8/1
【ブハリ氏喜ぶ 英国ボリスジョンソン内閣に英国生まれのナイジェリア人が入閣】

英国生まれのナイジェリア人が英国内閣に入って、ナイジェリアも喜んでいるという話。

ブハリ氏が誉め言葉で使った「勤勉さと誠実さ」。これがナイジェリアでも評価されるのかーと。

それにしても「○○人」という定義は難しいし、いつまで「○○人」という括りが必要なのかな?と思いますが、簡単に無くなりもしないでしょうね
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英国首相で保守党党首になったボリスジョンソン氏の最初の内閣で、英国生まれのナイジェリア人が
下級大臣junior ministerに任命された。

39歳になるKemi Badenoch氏は児童及び家庭大臣に新たに任命された。
彼女の主な任務は、教育省において英国での児童の保護、教育、見習い期間、多様なスキルに関するものだ。

Kemi氏は7月27日の任命前は、Saffron Walden選挙区の議員であった。
多くのナイジェリア人はこの人事を歓迎しており、SNSで彼女を祝福している。

「祝福と支援のメッセージありがとう。保守党とだけでなく、党派を超えた活動をしたいし、
ずっと応援してくれていた議員からのあたたかな歓迎もうれしい。」と彼女はSNSに投稿している。

アブジャではナイジェリア政府がブハリ大統領の祝辞を発表した。
7月31日の声明ではブハリ氏は、彼女の政治経験からはこの人事はとても良い結果を生むだろうと述べている。

「ナイジェリアの大統領は、彼女の学歴と議会経験でうまく行くことは間違いないと言っている。
また、彼女が祖国の大使として活躍することも期待している」

「彼女が任命されたことは、祖国を離れたナイジェリア人たちにとってプラスとなる。
勤勉さと誠実さで、世界のどこにいてもナイジェリア人はそれぞれの専門分野で秀でるという私の信念が証明された」

・Kemi Badenoch氏の略歴

彼女はウィンブルドン生まれで、彼女によれば「大きな素晴らしい家庭」に生まれた。
その後、アメリカと祖国ナイジェリアで育った。
「国際的なバックグラウンドで、とてもグローバルな視野を得た」と彼女は振り返る。
16歳で働きだした後も大学に2度通っている。1度目はサセックス大学でエンジニアリングを学んだ。

2009年にはロンドン大学で法律学で学位を得た。議員になって「法律をより良くするために、立法や改法できるように」だ。

「皆がきちんとした教育を受けることに関心がある。2010年に立候補した時には議員としてやっていくと決めて
夫にも出会った。
家には子供が2人いて、忙しく楽しくしている。

地域コミュニティ以外では、政治活動にフルタイムの仕事、母をしているので
友達や家族と楽しく過ごす時間はあまりない。だけどチェスやポーカーが好きで、テリープラチェットの小説が大好きで
SF小説が好き」とFBのプロフィールページには記載されている。

Buhari applauds UK-born Nigeria named in Boris Johnson's cabinet
https://www.africanews.com/2019/07/31/buhari-applauds-uk-born-nigeria-named-in-boris-johnson-s-cabinet/

#アフリカ 233 2019/8/2
【ナイジェリアの乳製品生産 ダンゴート氏は市場から搾り取れるか?】

ヤギみたいな牛の写真が気になりますが

ナイジェリアが国内生産強化のために牛乳輸入を制限する話。
といっても、言葉通り受け取れる話でも無い様で
貧困層に打撃になるらしい(国内生産のほうが価格が上がる?)のと、
最後はナイジェリアのお金持ちダンゴートがまた儲けるんだろ、とディスられてるw

国内業者優遇がメインの政策なのかな。
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ナイジェリア中央銀行CBNは牛乳輸入業者の外国為替を制限すると発表した。
国内生産を高めるためだ。

CBNは7月の金融政策会議の終わりに方針を発表した。
表面上は地元生産者に利するものだ。
すでに41商品が輸入禁止対象に挙がっている。

新方針のもと、輸入業者は牛乳購入用の外国為替が公式でも並行市場でも許可されない。
国の中央および南部での農場主と家畜人の対立をアブジャが押さえる方法を探しているので
牧場に投資することになりそうだ。

CBN総裁は言う「我々は経済活性のために牛乳生産をナイジェリアで行うことを決定した。
土地取得や人工授精、草の栽培、水供給でもそれでローンが必要であれば、お金は貸し出す。
国内での牛乳生産の道の終わりまで来ている」

・こぼしたミルクを嘆く?

連邦政府が牛乳増産に取り組むのは初めてではない。

・2018年6月には農業大臣が「ミルクの川」プロジェクトとして国中の牛の人工授精のために
精子を輸入していると述べた

・大臣は以前にも、年間12億ドルもの牛乳を輸入していると述べている

アナリストは新しい輸入置き換え方針を重要視しており、貧困層に打撃だという人も居る。

・ビジネスデイの首席エコノミストは悲しい取り組みだという。
「CBNは2018年に125憶ドルも費やした燃料輸入については検討しようとしない。9.4億ドルの車もだ。
5.5億ドルの砂糖輸入についても。
しかし貧困層が口にする食料となると、公平な競争と言い出す。まったく悲しい取り組みだ」

・為替の禁止か輸入の禁止か

この決定で起きた騒動について、CBNは牛乳輸入の禁止ではなく、外国為替の禁止であるだけだと
明言した。
「負債を避けるため、牛乳輸入は禁止されていない。実際CBNはそんな権力は無い。
我々が出来ることはただ、ナイジェリア外国為替市場での牛乳輸入用の為替を制限することだけだ。
牛乳生産に関わる投資家への貸し出し準備は出来ている」

誰も納得はしない。

・SNSで人気のご意見番は、輸入の禁止も為替の禁止も同じことだという。
「2015年からCBNは為替市場を管理下に置いてきた。輸入用為替を禁止するというのならそれは禁止だ」

まとめ:
ナイジェリアはいつも輸入代替政策を取ってきたが、あまり成功していない。
ダンゴート氏の乳製品部門への進出で、彼はまた独占市場を作り上げ、
免税者の地位を得て、彼のセメントで今後も儲けるのだろうか?

Nigeria’s dairy production: Will Dangote be able to milk the market?
https://www.theafricareport.com/15866/nigerias-dairy-production-will-dangote-be-able-to-milk-the-market/

#アフリカ 234 2019/8/3
【フランス語圏アフリカのフランス支援通貨CFAフランはなぜ議論になるのか】

西アフリカ人が熱く語るCFAフランの問題、
はじめてちゃんとした文章で読んだ。
+いま進んでいるECOWASの統一通貨の話。
統一したらOKという訳でもなく、難しい。

この話、興味あるけど金融経済の知識が無さ過ぎてつらい。どなたか単発勉強会やってくださる方いません?

・外貨準備金の50%をフランスに預けている現在のCFAフラン圏(だからフランスに搾取されてるという話を聞く)
・いい面もあり、通貨が安定しているのでインフレをコントロール、経済成長率が高い
・ナイジェリア・ガーナも加入のECOWAS通貨になると通貨安定性は下がる。石油依存のナイジェリアに左右される
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通過CFAフランはアフリカの政治家や知識人の間で定期的に湧き上がる議論の的だ。
熱い議論と、単純で広範囲な政治的立場を加速させる。

CFAフランは、フランスが支援している2つのアフリカ地域通貨の一つで、
ユーロのフランス国庫から出ている。
中央アフリカのCFAフランと、西アフリカのCFAフランがある。それぞれは別の通貨だ。
しかしどちらも交換可能だ。
論理的にはフランス政府とこの通貨を使っている国々の金融連合が交換レートを決める。では何が問題なのか?

・基礎情報

フランス語圏アフリカ国の独立時、自国とフランス、その他の世界との通貨の関係を決める必要があった。
ギニア、マリは単独通貨を選択したが、他の国は当時のままとした。
そして西アフリカ、東アフリカ、マダガスカルのそれぞれで3つの通貨はそのまま残った。
そしてフラン圏での独立国の為替レートの基本方針を定めた。

しかし、フラン圏は単に為替システムではなく、経済活動の括りでもある。
歴史的にここでの為替システムには3つの特徴がある。

・まず、フラン圏国の間での為替の自由は認められた。一方外貨為替の規制はそのまま残っている。
・次にフランスとフラン圏国の間の為替レートは固定された。
言い換えれば、フラン圏国と世界との為替レートは、フランスフランのレートと同じになった。

・最後に変換率と固定レートを確実にするため、国の保証金がプールされた。
アフリカ諸国はフランスに保証金を預け、フランスはフランスフランに対するアフリカ通貨の価値を保証した。
この取り決めは「運用口座」としてフランス国庫が3つのアフリカとマダガスカル組織に対し実施され、
フランスは金融方針に責任を持ち、預かり金を保管する。
原則として、運用口座の貸し超しの限度は無い。
現在ではそれがアフリカ各国の純外貨資産の50%を占める。

運用口座の西アフリカ経済金融連合国の純外貨資産は
2.7兆憶CFAフラン(41憶ユーロ、47憶ドル)に上る。
この額はフランスで3つ目に大きな会社でフランスGDPの0.18%を占めるトータルTotalの1/3の利益と同じ額だ。

・ギニアとマリの苦い経験

我々は他の失敗から学ばなければならない。
1962年から1984の22年に渡り、マリは通貨で辛い経験をした。
1962年にCFA通貨圏から抜け、拡大金融政策をとり、
1967年にはマリフランの切り下げにつながり、翌年のクーデターを引き起こした。

ギニアコナクリはセネガルよりも天然資源が豊富で豊な国だが
1960年から独自通貨を持っていた。
ギニアフランは国の発展にどう影響しただろうか?
その問いはあちこちでみられる。
どうして我々は長期的にも短期的にも西アフリカ経済圏ECOWASの統一通貨に抵抗すべきなのか?
ベナン、ブルキナファソ、コートジボワール、ギニアビサウ、マリ、ニジェール、セネガル、トーゴの8か国は
合わせて580億CFAフランの価値があり、1022憶ドル(ナイジェリアGDPの22%相当)だ。
コートジボワールはフラン圏経済の35%を占め、中央銀行の統治を共有してはいない。
結果的にフラン圏の金融方針は他のメンバー国よりもコートジボワールの要求に反応しがちだ。

では予定されているECOWASの通貨ECOはどう影響があるだろうか。
ナイジェリアだけでも圏の73.1%の富を占める。残り14か国で26.9%だ。
明らかにナイジェリアの要求を満たすことがこの地域の金融政策の主要課題となる可能性が高い。

・ユーロ圏から学んだこと

ナイジェリアと同じ興味を示さない国もある。
例えば石油価格を上げることはナイジェリアにはメリットになるが
非・石油産油国にはマイナスの影響となる。
各国が同じ利がある訳では無いので、どう統一通貨を運用するのだろうか?

地域の統一通貨の前に、考えるべきことがある。
地域を超えた貿易がおこなわれ、手形交換所が作られ、最適な通貨地域が検討されるべきだ。

ユーロ圏の課題からは有用な教訓が得られる。
ギリシャ危機はユーロ通貨の価値を下げ、ドイツ経済はとても競争力がついた。
ドイツは輸出国であるので、ユーロが弱くなると経済には良い。

ナイジェリアやガーナのような10%以上のECOWASインフレ国と比べ、
通貨安定性は現実的だ。
1994年にCFAフランの価値が再設定されて以降、インフレはコントロールされてきた。
このような安定性はフラン圏の長期的経済政策を作るのを可能にし、
悲観的・楽観的シナリオの差異は少ない。

・世界で最も安定した通貨圏

2011年から西アフリカ経済通貨連合の加盟国は、より安定成長期に入った。
ゆえに7%近い安定成長を続けることが出来るのに、どうして捨てるのか。
この25年でアフリカは最低の成長率1.6%を記録している時に。
GDPの1/3が石油頼りなナイジェリアのGDPの影響により、慢性的な不安定性がもたらされるのに?
ナイジェリアはこの天然資源だけに頼った経済なので、ECOWAS通貨は高不安定性になる可能性がある。

しかし通貨は開発の道具として使われるもので、歴史的にもインフレ目標、すなわち通貨政策は
特定期間のインフレを国内通貨戦略とし、最優先事項だ。
米国FRB連邦準備制度だけが2つの任務を持つ。価格安定と経済成長刺激だ。

今日では西アフリカ経済通貨連合は世界で最も通貨安定している地域だ。
結局必要なのは経済成長を確立させ、ビジネス環境を改善し、付加価値を作りだし失業率を下げることだ。

by Cheikh Ahmed Bamba Diagne Directeur scientifique du Laboratoire de recherche economique et monetaire (LAREM), Universite Cheikh Anta Diop de Dakar(セネガル ダカールの大学の経済通貨研究所のディレクター)

How Francophone Africa’s France-backed CFA franc works and why it’s controversial
https://qz.com/africa/1680534/how-francophone-africas-cfa-works-why-its-controversial/

#アフリカ 235 2019/8/4
【アフリカ起業家をトニー財団が支援】

アフリカ起業家フォーラムの話。
リンク先の動画で、大勢参加しているフォーラムの様子が分かります。
アフリカの中ではアフリカの人に一番活躍してもらいたいですね~
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アフリカの可能性を広げる鍵として、若いアフリカ人起業家たちは民間投資に目を向けるよう促されてきた。
閉幕したトニーエルメル起業家フォーラムはナイジェリアのアブジャに多くの起業家と関係者を集めたが
その基調講演で語られた。

今年のイベントでは「アフリカ起業家に力を」というテーマで
優秀な力強いピッチや刺激的なパネルディスカッション、大統領対話などが行われた。
企業幹部やスタートアップ、開発組織に政治家などが参加した。

ナイジェリアの経済人で起業家、慈善家であるトニー エルメルによる主催だ。

動画から:
・セネガル大統領マッキーサル「今後のアフリカには食料が必要だ。若い起業家は農業部門で頑張ってほしい」
・参加者:基礎レベルの金融教育会社CEO「世界を変えたい。今は教育センターで子供達に教えている」
・財団CEO「すべてのアフリカ人起業家に伝えたいのは、起業家になるのにいいタイミングは無い。
タイミングは今。我々はあなたがたを全面的にサポートします。成功を妨げるのは自分自身の壁だけ」
・セネガルは財団とパートナシップを組み、3年で100万USドルの支援をする

Tony Elumelu Foundation empowering African entrepreneurs
https://www.africanews.com/2019/08/03/tony-elumelu-foundation-empowering-african-entrepreneurs-focus/

#アフリカ 236 2019/8/5
【google マップがナイジェリアなまりに】

グーグルがナイジェリアに入れ込んでる!
ナイジェリア訛りの音声やローカルな黄色いバスの案内まで。
地元スタートアップと提携したり、グーグルの仕事って案外地域密着型の細かい仕事。

「グーグルみたいな企業がアフリカにすごい投資してますよ」という情報が
日本のアフリカ投資を促進するのに一番刺激になるのでは?と思ったり。みんなやってるよ、と言う作戦w
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アフリカで人気を得るため、グーグルマップはナイジェリアなまりのガイドを開始した。ナイジェリアでの通勤者はその機能をつかえる。

地元訛りの新機能は商業都市ラゴスのイベントで発表された。
米国のテクノロジー大手がアフリカでこのようなサービスを始めるのは初めてだ。

急増する人口に高まる携帯浸透率、混み合う都市に標識は少ないが、グーグルはアフリカは可能性のある地域だと考えている。

現在、詳細な地図やバイク配車サービスを提供している。
グーグルのバイク道案内機能はベナン、ガーナ、ルワンダ、トーゴ、ウガンダで水曜から使えるようになるという。

アルファベット社の子会社であるグーグルは新規顧客の拡大とドライバー以外へもアピールすることが目的だという。
「ナイジェリアにはバイクが1000万台走っている。バイクは人気だ」とグーグル製品管理トップは言う。
「我々は人気に合わせて市場を開拓する」

数ヵ月の後には、ラゴスの地図機能は非公式ルート案内も可能になる。つまり、ラゴスのあちこちで走る黄色いミニバスで旅行客はもちろん、ラゴス住人ですら新たな場所へ行くには情報を入手するのが難しい代物だ。

グーグルは地元のスタートアップ ロードプレッパーテクノロジーと組み、別のルートも可能になるようデータを集めている。
交通状況に天候、道路の状況から最適なルートをユーザーに提示するためだ。

「知らない町に行くときでも必要な情報が手には入るようにしたい」
と開発に携わった上級製品マネージャーは言う。

運賃、所要時間、バス停の写真まで地図情報に含まれる予定だ。
ラゴス以外でもアブジャ、ベナンの都市になどにストリートビューを広げる予定だ。
グーグルは西アフリカ、特にナイジェリアでの拡大に力を入れており、アフリカ最大の2億人近い人口がいる。
昨年はラゴスでwifiスポットが始まり、
2017年には雇用につながるように沢山のアフリカンに技術トレーニングをするプログラムが始まった。

Google Maps introduces Nigerian accent
https://www.africanews.com/2019/08/02/google-maps-introduces-nigerian-accent/

#アフリカ 237 2019/8/6
【アイボリーコーストのペペがアフリカで一番高い選手:高額移籍金トップ5】

コートジボワール出身のペペがアーセナルに89億円で移籍。高額過ぎて良く分かりませんw

移籍金というのは元のチームに支払われるもので、それとは別に選手は契約金を受け取るんですよね?すごい出費。

記事の中で、中国のチームの巨額移籍金の話もありましたが、資金力で中国サッカーも今後来るんですかねえ。
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アフリカ人サッカー選手の移籍で世界新記録が出た。

英国プレミアリーグのアーセナルとフランスリーグのLilleの間で
アイボリー人のニコラス ペペの移籍話が決まった。

アーセナルは8900万ドルをLilleに払い、ペペは過去最高の高いアフリカ人プレイヤーとなった。
彼はアーセナルと5年間の契約を結んだ。

彼の契約金は、中国の北京Guoanがコンゴ民主のセドリック バカンブのためにスペインのVillarealに払った額を
超えた。2018年3月のバカンブ移籍金は7900万ドルだったとみられる。

・高額移籍金アフリカ人サッカー選手

- ニコラス ペペ 8900万ドルでLilleからアーセナルへ
- セドリック バカンブ 7900万ドルでVillarealから北京Guoan
- リャド マフレズ 7200万ドルでLeicesterシティからマンチェスターシティへ
- ピエレ エメリック オーバメヤン 6800万ドルでDortmundからアーセナルへ
- ナビー ケイタ 6400万ドルでLeipzigからリバプールへ

ペペのLilleでの実績は74回のリーグ出場で35ゴールを決めた。
「長い道のりをやってきて、沢山苦しんで、この素晴らしいチームにサインできることは大きなご褒美だ」
と彼は言う。

・ペペの与える影響

ニコラスペペは2019年から2020年でアーセナルにとってホームでもアウェイでも素晴らしい攻撃力強化となるだろう。
技術力の高い彼は金の左足を持つウィング選手で、24歳の優れた才能は最初の5-10ヤードで信じられない加速を見せる。

スタンディングスタートでも、ルーズボールでも、素早くギアを変えて広範囲をカバーする。
先のシーズンでは敵を散らばすのに苦労していたチームは、常に守備を走り抜ける素早いウィング選手に欠いていた。
スピードとトリックとテクニックでペペはその問題を解決するだろう。

Ivory Coast's Pepe is Africa's costliest player: Here are top 5 transfers
https://www.africanews.com/2019/08/05/ivory-coast-s-pepe-is-africa-s-costliest-player-here-are-top-5-transfers/

◆ニュースソース

基本的に以下をチェックしてます。

Africanews http://www.africanews.com
allafrica.com https://allafrica.com
the africa report https://www.theafricareport.com

このアフリカニュース投稿について。
だいたい毎日、英語のアフリカニュース複数サイトから気になるニュースを1つ選んで1時間ほどで自分で日本語に訳して投稿してます。

ニュース鮮度は良いかと思いますが、翻訳間違いや内容間違いを含んでいる可能性があります。
主に自分のアフリカ情報収集と英語訓練目的で、多少皆さんのアフリカ情報のお役に立てればと思っております。
記事に対するコメント、ご意見、感想お待ちしてます!元記事のURLも貼っているので翻訳に対する指摘も歓迎です!
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Blue Baobab Africa ブルー バオバブ アフリカ。 東京タワーの麓でアフリカとメンタルヘルスと色々のごちゃ混ぜをやっているカフェですがゴーイングコンサーンに疑念しかないので サポート頂けると嬉しいです。