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[パイオニア]ロータスコンボ(プロツアー後)

ロータスコンボファンの皆様ごきげんよう、しばらく時間が空いてしまいました。
3月忙しいですよね、人事異動はあるわ引越しはあるわ旅行はあるわ(?)

プロツアーシカゴ面白かったですね!黒赤吸血鬼がまさかここまで上がってくるとは思っていませんでした。フェニックスは安定してました。ロータスコンボはアマリアと白赤召集がいなければって感じでしたが、黒系が増えるとどうも調子悪いですね。
さて、なんと今回のプロツアーではTOP8にロータスコンボが2名いらっしゃいました。そしてデッキリストがどちらも個性が出ています。
ではデッキリストを確認しましょう。

TOP4のMingyang Chen選手のデッキリストはこちら

TOP8のAlex Friedrichsen選手のデッキリストはこちら

まずTOP8のAlex選手のリストですが、メインから《龍王ドロモカ》が採用されています。《大ドルイドの魔除け》によるサーチができるようになったため、サイドに控えさせる必要はなくなりました。元々《首謀者の収得》で持ってくることが出来ましたが、対アグロ戦においては明確な強みとなります。今後はメインピン刺しが基本となると思います。
またフィニッシュ手段は《希望の標、チャンドラ》を採用したバーン型でした。対アグロとしては非常に強く、ここからもアグロ対策をしっかり取っていることがわかります。
《闇の請願》は議論によく出ますが、今回は1枚採用となっています。理由としては単純にサーチ手段のかさ増しと思われます。
削られた枠として《衝動》が4枚から2枚になっています。単純に手札が減らないだけですが、サイド戦のために残していると思われます。右手が光れば不要です。ツアーならではの安定をとった形ですね。
サイドボードに《マラメトの模範、クチル》《クレンコの轟音砕き》《偉大なる統一者、アトラクサ》が採用されています。ここにもきますかアトラクサ。ぶっちゃけ4色出すの結構大変だと思います。また汎用バウンスとして《許可なき脱出》が採用されていました。諜報が吉と出るか凶と出るか。《魂の仕切り》は返しで勝てれば負けないと思います(当たり前体操)。《大ドルイドの魔除け》のおかげで置物にはだいぶ強くなっているので、あまり過敏に反応しなくても良いかもしれません。《クレンコの轟音砕き》はリスト公開制の場合は強いのかもしれません。ただ緑緑緑構えていれば出てくることはないです。

次にTOP4のChen選手のリストですが、まず一番最初に目に飛び込んできたのが《ゼイゴスのトライオーム》です。黒マナシングルは何に使うのでしょうか。リスト公開制にしても理由が私にはわかりませんでした。誰かわかったら教えてください。
メインの生物枠に《旅するサテュロス》と《願いのフェイ》を採用されています。《大ドルイドの魔除け》が成就のサーチになるのでとても使いやすいと思います。これの関係でサイドボードに4枚目の《出現の根本原理》を採用しています。これ私かなり好きです。根本原理引ければ勝ちって場面、結構多いと思いませんか?
《長老ガーガロス》は除去されなければ強いですね。置物対策は足りてると思うので、個人的には対アグロ用に絆魂とトランプルを並べる《真夜中の光、トルシミール》でもいい気はします。このあたりは完全に好みですね。

プロツアーで枚数調整されている枠を箇条書きしてみました。
《樹上の草食獣》⇒3~4枚採用
《願いのフェイ》⇒0~1枚採用(※0枚はチャンドラ型)
《天上都市、大田原》⇒1枚採用
《耐え抜くもの、母聖樹》⇒2~3枚採用
《迷路庭園》⇒1枚採用
《演劇の舞台》⇒3枚採用
《ヤヴィマヤの沿岸》⇒1枚採用
《ハイドラの巣》⇒1枚採用
《大ドルイドの魔除け》⇒3~4枚採用
《来世の警告》⇒0~1枚採用(※0枚はチャンドラ型)
《衝動》⇒2枚採用
《闇の誓願》⇒1枚採用

目立つのはこの辺かなと思います。TOP16以下は今回紹介していませんが、探せば出てくるので参考にしてください。

次回の記事は《大ドルイドの魔除け》と《犯行現場の再現》をどちらも採用したロータスコンボの紹介を予定しています。
現在一人回しスパーで調整していますが、事故率が減っているかもしれません。気のせいだと思っています。

2024.03.07 ぶるべりP 著

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