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[cEDH]ティムナ&クラム(~MKM)


前回の記事はこちら
https://note.com/blueberry_ses/n/n653caced56e7

はじめに

結構時間が経ってしまいましたが、ある程度運用して感触つかめたのでカルロフ邸殺人事件の新カードを採用した私なりのティムクラを紹介します。
この記事書いてる時にサンダージャンクションの無法者のプレリリースが始まっているので、また更新するかもしれません。新カード量産されても困る

ティムクラの軸をずらす

まずcEDHティムクラといえば既に代名詞となってしまった寿司コンボと思考停止LOコンボですが、もう周知されすぎててメタられることがかなり増えています。その為私のリストはかなりグッドスタッフに寄せたリストになってしまいました。なので、アレ入ってないんだ~とかそういう意見も承知でリストを公開します。

ステッカーの採用

まずサイドボードを更新しました。EDHにおけるサイドボードとはステッカーとアトラクションのことです。それ以外は基本認められません(卓に聞け)
ステッカーゴブリン採用しているデッキに対して圧力をかける為に採用しています。ただしステッカーゴブリンの採用については今回見送りました。
理由は単純で赤マナのみでのコンボ始動が難しいためです。入れても良い寄りの不採用なので、入替しても良いと思います。

グッドスタッフ軸のティムクラで採用したカード

恐らく一般的な今までのティムクラにないカードは下記の通りになります。
・十三嗜好症
・世慣れた見張り、デルニー
・断末魔の幻影
・Saw in Half
・ディレイドブラストファイアーボール
・謎の骸骨の事件
・つるむ面倒
・出現領域
これらについては解説します。

・十三嗜好症

こんなん使うやつおるんか?と思いましたが、ティムクラと相性が良いです。またオーク環境においてはタフ3が染みます。
ティムクラは統率者の能力でドローを加速させるデッキなので、手札上限開放はあれば当然有利になります。思考の器も考えましたが、殴れることがアドバンテージになるため採用となりました。注意事項としては手札が13枚ないと誘発もしなければ勝利もできません(if節)
真骨頂はもちろんクラムやリス研などが場に出ている時でしょう。ドローさせることが敗北に繋がるなら、対戦相手を抑止できます。マナフラに対応できる点も非常に優秀です。ただしオークには注意。なんなんだあいつ

・世慣れた見張り、デルニー

MKMで登場した伝説のクリーチャーですが、パワー2以下の生物の誘発を1回追加する能力を持っています。ティムクラでパワー2以下といえばまずティムナを強く生かしたいですが、それ以外にも強力な誘発を持っている生物を詰め込めばまあ恐ろしいヘイトを稼ぎます。勝てばよかろうなのだ。
パワー3以上の生物にブロックされなくなるの偉い。実質ティムナの相棒。

・断末魔の幻影

各対戦相手の終了ステップ中に自分のスペルが全て瞬速を持ちます。3マナで使いにくいとは思っていましたが、戦場にいれば出来る事があまりに増えすぎる為採用となりました。むかつき後にマナファクト出せるのズルです。そのままデモチュー撃ってブリーチサーチすればほぼ勝ちです。相手のターンで勝てます。何でもありの実質エンドカード。

・Saw in Half

和訳では切断マジックだそうです。対象の生物を破壊し、そのコピー(スタッツが1/2になった非トークン)を2体出します。用途としては除去からの回避とETB誘発狙いですが、デルニーが居ると4回分誘発になるので夢がありますね。気付いたら値上がりしていましたので、お求めの方はお早めに。

・ディレイドブラストファイアーボール

追放領域から唱えると相手だけ全体5点火力になります。手札からだと相手だけ全体2点ですが、ヘイトベアなどの厄介な生物がかなり増えてきているため採用しました。ジェスカの意思でめくれるとなかなか愉快です。

・謎の骸骨の事件

威迫とブロックできない黒の2/1スケルトンを1体出します。打点を用意できるのはティムナと相性が良いのは勿論ですが、事件エンチャントとしては解明すると起動能力でデモチューが使えます。解明さえ達成できれば次のターンで勝てるはずです。そう、次のターン。生きてますか?

・つるむ面倒

MKMトップレアとなりましたが、嫌な事件があって面倒事が面倒事を呼ぶ大事件となりました。すったもんだで再録すぐされそう。ポテンシャルは恐らく白のカードの中でトップクラス、なんだったら最強カードまであると思っています。相手のオークがはしゃぎだすのは仕方ないですが、勝てればどうでもいいです。矛先が自分じゃなければ好きにさせればいいと思います。
それくらいドロー出来るので、出せる初手であればキープ基準にすらなりえます。コピーされることも多いので注意。

・出現領域

今更なんでこの土地を入れたんだ?と問われれば、この土地立てて構えられたら動きにくくない?という回答しかありません。ティムクラはデッキの体質上防御に回ることが非常に多いため、攻撃に転じる可能性が増えれば相手に圧力をかけられるこの土地は、無色マナしか出ない欠点はあるものの採用に値すると考えました。

最後に

新しいカードが増えると採用のために抜くカードがなくて困る、というのはまあデッキビルダーにはつきものですが、ティムクラではそれが常に付きまといます。何せ採用推奨カード枠が90枚以上というほぼ固定デッキだからです。もうそこまできたら自分に合う合わないで決めていくことも考えます。今回切り捨てたカード群はデッキリストの検討中に並べておきました。
まだ手に入れていないカードもありますが、入れ替え候補程度に参考にしてもらえれば幸いです。最後まで悩んだカードは炎の儀式・敵対工作員・法務官の掌握・幻影の像です。理由は想像にお任せしますが、敵対工作員と法務官の掌握は同じ理由です。相手のデッキを触らせてもらう行為について、一歩引いて考えてみました。cEDHはすぐ終わることも多いですが往々にして頓着しがちです。相手の妨害をした上で更にデッキを触る行為に時間をかけるのは紳士的かどうか、皆様はどう考えますでしょうか。まあ答えは存在しないと思います。

2024.04.16 ぶるべりP 著

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