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monthly YSCC! #2

 monthly YSCC!のコーナーです。
 この記事では、不定期(monthly=月刊とは言っていない)でYSCCについてあれこれ書くものになっています。(敬称略)


多士済済!YSCCの新守護神は誰だ!?

横一線から始まっているポジション争い

 昨季終盤にゴールマウスを守っていた趙天賜がチームを去り、YSCCの2020年の守護神の座は大内一生、佐川亮介、谷俊勲の3人が横一線の状態から争う激戦区となっている。

 攻撃的なスタイルで2019シーズンのJ3を席巻したYSCCだが、その失点数はリーグで最も多く、守備力の向上が上位進出へのキーとなっていることは明らかだ。
 より優れたキーパーを起用することは、チームの順位を向上させることになる。


守護神の座を狙う継続組

 現状最も守護神に近いのは佐川だろう。
 昨年の9節神奈川ダービー相模原戦でプロ初出場を果たすと、シーズンを通して断続的に16試合に出場した。
トレーニングマッチ東京V戦でも先発しており、3-0のクリーンシートに貢献している。

 佐川を追う立場に居るのが谷だ。
 昨シーズン、佐川と同じくプロ初出場を果たし、2試合に先発した。
 シーズン途中に、出生地である台湾の台中Futoroに期限付き移籍して守護神として活躍した。さらに台湾代表のGKトレーニングに参加するなど、経験を積んだ。
 179cmとGKにしては小柄ながら、ダイナミックなプレーでチームの危機を救う選手。ポジション争いでもその力を発揮できれば、守護神の座を射止めることが出来るのではないだろうか。


守護神の座を射止めえる新加入

 今期レンタルで加入した大内はこの継続組の守護神争いに割って入るべく逸材だ。
 各年代別代表にも選ばれ、横浜FCに見出された将来を嘱望された選手だ。
 184cmと恵まれた体躯、年代別代表に選ばれてきた確かな実力、唯一足りないのはプロでの経験だがそれがYSに在籍することで補われるとすると…。一度試合に出場すればとてつもない化け方をするのでは無いだろうか。


 三者三様の守護神争い、リーグ開幕後のYSの最後尾を支えるのは谷か佐川か大内か。
 フィールドプレーヤーに注目されがちなサッカーだが、ゴールキーパーという唯一無二のポジションに注目していきたい。


参考
YSCC横浜 練習試合結果(得点者はYSCCのみ)

2/2 vs水戸ホーリーホック
〇2-1 得点者:佐藤、大泉

2/6 vs明治学院大学
△5-5 得点者:宮本×2、尾身、土館、吉田

2/9 vs横浜猛蹴
△4-4 得点者:宮本、大泉、西山、佐藤

2/16 vs東京武蔵野シティFC
●1-3 得点者:花房

2/27 vs国士舘大学
不明

3/7 vs神奈川教員
△0-0

3/11 vs東京ヴェルディ
〇3-0 得点者:宮尾、山本、音泉

3/21 vs東京国際大学
○3-0 得点者:古山、吉田、世穏