ひたすら車関連のコンテンツでシルバーウィークが終わった(21/09/26)

今日あったこと

・所要で実家から家に届けてもらうものがあり、久々に両親と会って喋ることができた。
・車好きの父親とは湾岸で、競馬好きの母親とは馬で話が通りよかった。
・久々に本格的な部屋の清掃・整理を行い対面で人と話したので非常に新鮮な気持ちになり良かった。ゲームやりっぱなしの普段の休日と比べて随分時間感覚が違う一日だった。

本文

・湾岸ミッドナイト。

・結局「C1ランナー」まで読み切ってしまった。
・実際のクルマにまつわる世相を反映したのかどうか、後半、とりわけ「C1ランナー」以降はある種の熱や狂気が抑えられ、理論的・内省的・哲学的な側面が強まった印象。

・序盤から登場人物たちが「自分はなぜ走るのか」「このクルマはなぜ早いのか」を突き詰めて理解して言語化することを試み続ける作品ではあった。
・その意味で各キャラクターのセリフや哲学に関しては最後まで読み応えがあったので、面白さや質自体が落ちたというわけではない。ものの、作品全体で見た時にトーンダウン感は少なからずあった。
・強烈な持論を持った登場人物が各々の立場から喋りまくる、という濃い内容をこれだけの期間・量連載していたというのはやはり驚異的で、作者の思想や対象物への愛、視野の広さなどが伺える感じがした。

・Forza Horizon4。

・シリーズでは初代だけ遊んだことがあったんですが、「好きな車で好きな所を好きなように」というコアの楽しさをしっかりスケールアップした内容。
・欠点としては車の入手が非常にややこしいこと。DLCなどと無関係に「普通に店売りで買えない」車が少なくない。「一定条件を満たすと参加券が貰えるガチャからランダムに車排出」とか、「週次のイベントで一定の条件をクリアするとこの車がもらえる」みたいなシステムがあって、それぞれにその入手方法限定の車が存在する。

・ガチャに関しては普通に遊んでいるだけでも相当な回数回せて、レア度の高い限定車などはともかく、一般店売りの車もバンバン排出されるので、遊んでいれば自然と所有する車の数が増えていく。

・また、イベント配布系の車は参加しそこねれば法外なゲーム内通貨でオークションで競り落とすしか無いらしく、もうちょっと救済があっても良いのでは……という感じ。肝心のイベント内容も少なからずやらされ感があるもので、良くも悪くも今時のライブサービスゲームの文脈。

・このあたり、「せっかく出たし知らん車だけど乗ってみるか」みたいな事も起こって中々面白い施策ではあるものの、「どうしてもこの車が欲しい」という需要には答えづらいシステムになっていて、正直「好きな車で……」というコアの要素を阻害するものになっているように感じる。
・限定車を抜きにしても、一部スーパーカーやクラシックカーなどは普通のプレイでは中々手が届かないような法外な価格設定になっていたりもするので。

・プレイヤー増やして継続的にログインさせて……という意味では間違いない施策ではあるんだろうけど、こういうタイプのゲームでこういう急かされ方をしたくはないよな……という思いも同時にある。少なくとも初代Horizonでこういうことはなかったので、現代ゲーム特有の悩ましさですね。

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