蟲師一期見切ってしまった(21/09/16)

今日あったこと

・先日のセールで購入して以来ずっとCiv6をやっている。バランスとかに怪しい部分はありつつも、しっかりCivらしく時間を吸い取ってくる中毒性がある。つまり日常生活崩壊気味。
・せっかく遊んだし感想記事でも書くかと思っていたんですが、まあ皇帝ぐらいクリアしてからじゃないとシステムがどうとかバランスがどうとか語ったところでへそで茶が沸くなあ、と思ったのでチャレンジ中。オスマン文明が狂った強さなおかげで意外とあっさり勝てそう。

本文

・アニメ。
・「蟲師」の1期を26話まで見た。過去に見たことがあると言ってもかなり歯抜けな記憶しか残っていなかったので、しっかり新鮮に最後まで楽しめて良かった。
・一期だと「瞼の光」「旅をする沼」「硯に棲む白」「籠の中」「やまねむる」「春と嘯く」「暁の蛇」「綿胞子」「眼福眼禍」が良かった。全然絞れてねえ!

・「春と嘯く」、ストーリーの記憶が殆ど抜けた状態ながら美術だけで「あの回だ!」と思い出せる程度には美しい映像が印象に残っていたんですが、改めて見てみると驚くほどキャラクターの心情描写が優れた回で素晴らしかった。
・ラスト、春の美しい風景の中でギンコがサラリと言ってのける「人間も冬は弱っていかんからな」というセリフに込められた情感の素晴らしさ、「けものも蟲も、人も同様」という締めの語りの美しさたるや。
・ギンコ本人もそれなりに折り合いつけてやっているとはいえ、やはり一つ所にとどまれないのは過酷な身の上だよなと思い出させてくれる。「もしここに落ち着けたら」という可能性が見えてしまう瞬間が一番切なく美しい。

・ゲストキャラが既に蟲との関係と自分の末路に対して一種の諦めがついていて、ギンコが奮闘するも最後には……というタイプのエピソードが好き。この感触何かで覚えがあるんだよな……としばらく考えて、ブラックジャックの「おこがましいとは思わんかね……」の回だなあと。
・(しばしば身体的・健康的な)特殊なトラブルに悩まされる人々と、それを解決するための専門技能を持ったアウトロー的立ち位置の主人公……という構造で見るとまあ確かに似る部分はあるよなと。
・そりゃこんな雑な括りをしたら一体何作品あるんだよという話ですが、そういう特殊な状況における(「余所者」を通して眺める)人の心や家族の形、と言う点ではやはり通じるところはあるようにも。

・全体通してそうですが、素朴なキャラデザインに抑制された演技なのに女性キャラ陣がものすごく魅力的。なんというか匂い立つものがあるなと。
・「こんな回あったはずだよなー」と思った回を見かけなかったりしたので多分過去に「続章」も見ているっぽい。今回もこのまま続きで見ていく予定。

・メイドラゴンS、9話~10話。
・当初「こう見るとエルマは明確な相手役が居ないよなー、そのうち新キャラ出てくるのかなー」などと思っていたんですが巨大な矢印が発生してしまった。あー好き(思考停止)
・「なんか実在のロケーションを丁寧に取材して描いてる感じのやつすげえ京アニっぽい!」と謎の感慨。エフェクト、アクション、風景と、様々な場面で毎話「おっ!」と思わせる画が必ずあるのが素晴らしいですね。

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