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BABY METAL BLACK NIGHTレポ@ぴあアリーナMM(4/1)

初めてのbabymetal。初めてのメタル。初めてのアイドル。
久しぶりのアリーナ(笑)
そしてなかなか記念すべき日に立ち会えたと思うので、備忘録を兼ねてレポートできればと思います。
普段私がLIVEに行く界隈との比較をしながら色々見ていたので、もはや誰向けなのかもわかりませんが、ご興味あればお付き合いいただければと。


百々子ちゃんとの出会いと長い別れ

今回の参戦のきっかけは、2021年のGirls Pranet999(以降ガルプラ)でした。
そこで岡崎百々子ちゃんに出会い、元々椎名林檎嬢系列MIKIKO先生ファンだった私は彼女の楽曲へのリスペクトにあふれる優美なダンスに一目ぼれ。

KPOPはおろか今までアイドルも守備範囲外だったが、これは応援せねばと微力ながら頑張るも、結果は周知のとおり。
ただ一方で、MIKIKO先生の繊細なダンスとHIPHOPの大胆なダンスはジャンル違いのようにも思っていて(どっちがいいとかではなく、そもそものジャンルが違う)彼女のダンスが活きるのは何となく前者なのではないかなあと思ってもいたので、
当時のツイートも、応援しているにも関わらず「デビュー云々は関係なく」と矛盾した内容になっています(笑)

その後彼女は完全に雲隠れしてしまい、ガルプラ元練習生のSNSへごくまれに登場する彼女の名前や写真に一喜一憂する日々。(それも2022年ごろから全く登場しなくなり、さらに落ち込む)
そして2023年1月28日「BABYMETAL RETURNS - THE OTHER ONE -」で百々子ちゃんの復活を知り、しかも次のLIVEは新メンバーの発表の可能性ありというじゃないか!
「これは行くしかない!!(百々子ちゃんじゃない可能性あるけど)」

当選の発覚~LIVE参加に至るまで~

意気込んだはいいものの、元々倍率の高いbabymetalのLIVE。
さらに今回は話題性もたっぷりということで行けない可能性のほうが高い。
とはいえやれることはそんなになく、ぴあ先行と一般発売でチャレンジしました。(CLERE CODEはアルバムを購入したがやり方がよくわからず断念。)
結果はぴあ先行は外れ、一般発売チャレンジはあっさりと敗北し、当日の状況をTwitterで待つしかないなと思っていたのですが、、、、

私は仕事柄、様々な企業のメルマガを1日50通ぐらい受け取っており、
そしてメーラーの都合上その半分ぐらいが迷惑メールに分けられてしまうのですが(不本意)
LIVE当日の2日前に、こんなメールが届いているのを発見

【ぴあ/重要】「BABYMETAL BEGINS - THE OTHER ONE -」ぴあアリーナMM公演のチケットをご購入のお客様へお知らせ

なんだ、煽りか?と思うも、さすがにこのメールを誤って配信されることはないだろうと思い、あらためてぴあのサイトを確認すると

公演日:2023/4/1(土)18:00
会 場: ぴあアリーナMM(神奈川県)
席種・枚数:スタンド立見(立ち位置指定) 15,000円 × 1枚

当たってる!!!!

こちらのツイート、フォロワーにbaby metalファンはいないものの
180人近くのメイトの方に発見していただき、いいねをいただきました。
思うところあり、ここ数年SNSへの書き込み頻度を下げていたものの、
こうやって思いを伝えるのは、本人たちだけでなく同じファンの方にとっても嬉しいことなのかもしれないと思ったりしました。

強制デジタルデトックスなLIVE本番前

久しぶりのアリーナということで、とりあえずオペラグラスを持参。ただ実家に置いてきたままだったので、本番当日は実家に寄って、そのまま会場に向かうことにしました。
家を出て、さて何時ごろにつくかなとyahooの乗換案内のアプリを開こうとすると、全然つながらない。どうやら通信制限状態の様子。
今の家がwi-fiが激弱で、家でスマホを触っていると勝手にデータ通信に切り替わることが多々あり、
そのせいで月の半分が通信制限になってしまっているのですが、4/1時点でも切り替わってないのか、通信制限がかかったまま。。。
しかも今月の通信制限はひどく、ページの更新はおろかLINEでの連絡すらつかない状態になる。

一抹の不安を覚えつつ、とりあえず実家へ向かいオペラグラスを回収。
ついでに実母より東北旅行のお土産の梅干をもらう。ぴあアリーナMM参加者延べ1万人といえど、梅干し持参だったのはきっと私だけだったでしょう。
(そういえば百々子ちゃんの好物も梅干しでしたっけ?)
実家からみなとみらいまでは、なんとなく経路をわかっていたのでデジタルデトックス状態でも問題なし。
道中メイトと思わしき方がちらほら出てきたので、その方々について行く。

みなとみらい駅から会場までの道中、「テスラのワゴン車じゃん!」と思ってパシャリ。

改めて調べたところヒュンダイのアイオニック・5でした。かっこいいね。

そんな感じで会場に到着。めちゃくちゃ人が多い。。。
年齢層は予想通り40~50代ぐらいの男性が中心なものの、20代ぐらいのバンギャっぽい女性やご夫婦と思わしき40代ぐらいの二人連れなど結構年齢層はは幅広い。
ちょっと予想外だったのは、女の子とお父さんという二人組がそこそこといたこと。その年でbaby metalが好きなのはセンスが良すぎないですか。。。
結構コスプレをしている人も多く、その器用さに尊敬しかない。
OKAMOTO'Sもコスプレして参加とかしてみたいなあ。ひげは生やせないし、グリル着けるとかかしらなんて思いながら、デジタルチケットのチケット詳細を押しても、読み込めないことに焦りだす。

とはいえ、今開けている画面に名前は書いてあるし、身分証も持っているし最悪なんとかなるだろうと思っていたところ、
ついにその画面ごと真っ暗になる。まずい。。。
「wi-fiを探さねば。。。。」待機の人混みからはなれ、いったんみなとみらい駅のほうに向かう。
とはいえwi-fiがある場所なんて、普通のお店ではないしなあ。。。
あるとすれば漫画喫茶とか公共施設とか、あとはホテル?
幸い場所柄、ホテルは大量にある。レストランを利用するなりして、wi-fiを借りられないかしら?
駅の近くの横浜ロイヤルパークホテルのフロントで、宿泊者ではないがレストラン利用などでwi-fiを借りられないか相談したところ、なんと無料でホテルのwi-fiのID/PASSを教えてくださった。
ありがとう横浜ロイヤルパークホテル!今度泊まりに来ます!!

ぶじチケット画面も開け、念のためスクショし(結果意味はなかったが)
ぴあアリーナMMに戻る。
そのまま入場列に合流。開場から30分以上だっているがまだ人はいっぱい。

元演劇部員にとってはおなじみの箱馬

そんなこんなで、手荷物検査を終えチケットの確認へ。
今回初めてだったのですが、スマホ上で挙動を確認できると確認完了なんですね。
もちろん挙動をさせようにも動かない私のスマホ。
「外に出ていただければ、つながると思うので」と促され、一度扉の外へ退場。当然動かず「通信状況をお確かめの上、リトライしてください」と表示が出る。
もう一度手荷物検査をし、お姉さんに「この表示が出てるんですが、、、」とご相談。「ちょっと確認します。」と扉の外へ。来てくださいと言われ、私もまた扉の外へ。
するとそこにはPCの並んだ長机とそれに向かう人がおり、名前を確認したうえでシステム上で入場完了の処理にしてくださるとのこと。(ありがたい)
スムーズに処理をしていただき、3度目の手荷物検査へ。
ただチケット確認の際、先ほどのお姉さんに当たれず別の方へ。
裏で処理をしていただいた旨を伝えると、「ちょっと待ってください」とそのお姉さんも扉の外へ(すみません。。。)
しばらくして確認が取れたので、入場OKを伝えられる。
そんなこんなで色んな方の手間をかけつつ、無事入場ができました。

席は2階の立見席で割と正面よりの位置でした。
オペラグラスを調整しつつ待機。

オペラグラスはチャラン・ポ・ランタンのグッズ。baby metalとチャランポのセルフコラボ

号泣のLIVE本番

セトリは覚えていないので、ほかの方のツイートを拝借。

断片的に覚えていることを書いていければと。

1.THE LEGEND
何となく1曲目は二人だけだろうなと思っていたので、特に衝撃を受けることなく鑑賞。
青の光の海がとてもきれいだったことと、SU-METALが歌がうますぎて予想はしていたものの、やっぱり感動。

2.メギツネ
「キツネ~キツネ~」
この曲が出るってことは3人体制が続くのか、それが百々子ちゃんなのかがはっきりとわかるので緊張が走る。
そしてパッと照明がたかれた瞬間
「百々子~!!!」
叫びました。そしてそのまま号泣。
号泣しつつ、髪型とマイクの有無を確認するも、それはいつも通り。
まあここで急にツインテになってマイク着けたりしないか。さすがに何かしらの手順を踏むのだろう。
てゆうか百々子ちゃん過去一かわいくない???

正直コールは泣いているためほとんどできず、、、
改めて生で聞くと、結構歌うのが難しそうな歌ですね。SU-METALが「メギツネの出来でその日のライブが上手くいくかがわかる」とどこかで言っていたような気がするのですが、なんとなくわかる気がしました。

あと神バンドの職人感がかっこよすぎる。。。全員ハマ・オカモト並みに渋すぎ。baby metalには神バンドがいないとという言葉の真意が初めてわかりました。
間奏のところで尺八っぽいギターが入っていたかと思ったのですが、あれはアレンジ?
ダンスと合わせている以上、あまりアレンジさせるのは難しいんでしょうが、あれだけの技量のメンバーならLIVE版のアレンジも聞いてみたいなーと思いました。

3.ギミチョコ
ここもひたすらに泣いていた記憶。。。
3人の変顔がめちゃくちゃかわいかった。
あと多分ここでのMOA METALのひょこひょことしたステップがかわいかったです。

4.MAYA
5.Mirror Mirror
6.Time Wave
ここら辺は新曲なので全体的にじっくり聞いていた気がする。
「Mirror Mirror」のA~Bメロかっこよかったです。
このあたりから結構音がきつく、イヤープロテクター替わりに持ってきていたワイヤレスイヤホンを装着。それまでSU-METALの声が少し甲高く聞こえていたのですが、これでちょうどいい感じに。
アリーナだからというよりも、メタルの演奏ってこんな感じの音量なんですかね。当分baby metalのLIVEにはワイヤレスイヤホン必須だなと思いました。(たまに間違えて再生させてしまって、メタルらしからぬスネアが聞こえてくるのはご愛敬)

7.KARATE 
紙芝居とともに、幕張にも出ていたチビメタルたちが登場。
戸高ちゃんの歌上手いなーとかSU-METALはさすがの迫力だなーと思ってました。あとやっぱりみんなダンス上手。
この年でbaby metalのもう一つの姿として、1万人に受け入れられてるんだもんなーすごいなー。

このあたりで3人目=戸高ちゃん説はないなと確信。戸高ちゃん単体というよりも、3人いることに意義があるユニットな気がしました。
この子たちは今後どうするんですかね?せっかくのこの完成度で、ライブの1曲だけの扱いなのはもったいない気も。
どうせなら妹ユニットとしてデビューしてくれないかしら。
メタルじゃなくても、baby rockとかでrock界を盛り上げてくれないかしら。

8.Believing
9.METALIZM 
ここも新曲なのでじっくり鑑賞。
たしかMETALIZMの迷路っぽいビジュアルがかっこよかったです。

10.Distortion 
おお、知ってる曲キターと思いました。
イヤホンを耳に突っ込んでいると、観客の声はあまり聞こえず
SU-METALの「全然聞こえないよー」という呼びかけに対し、
一瞬「あ、本当に聞こえないんだ」と思ってしまいました。

11. PAPAYA 
前の男の子が「PAPAYAが来たらこのタオルを振るんだ」と言っていたので、
来てよかったねえと心の中で話しかける。
タオルは持ってなかったので、せめて手だけでもふりふり。
この手の一体感は、正直ライブハウスでの体験には敵わないですが、
それでも楽しいものは楽しい。

12.RoR 
実はダンスは上位レベルで好きな曲です。
不敵な笑みを浮かべながら、かっこいい振り付けで魅せていく感じがすごくいい。あと「タイム」の振りが時計だったりTになっているのも、かわいくて好き。
昔の映像を見ると、MOA METALは今ほど微笑んでない気がするんだよなー。やっぱりLIVEに合わせて曲も進化するんですね。
何となく終わり感があるなー、でもまだ続くはずだよなーと思ってたんですがもうこの時点で12曲もやってたんですね(笑)

13.BMD Shin ver. 
あ、これ曲だったんだ」というのを、これを書きながら発見。
今までを振り返るような映像から十字架にかけられる3人。(ちょっとあやふや)
この映像でアベンジャーズも映っているのが印象的でした。
baby metalの歴史の中でこのアベンジャーは単なる黒子じゃなくて、ちゃんと一員だったんだという意思表示を感じました。
十字架にかけられたのは、SU-METAL、MOA-METAL、百々子ちゃん。
この時点でちゃんと顔を映っていたので、安心しつつ、
メンバー全員とっかえだったらどうしようと不安に思いつつ。。。

14.IDZ 
RoRで終わりかと思ったら、あ、まだ続いたって思ってました。
でも今までのbaby metalを終わらせるなら、IDZ終わりだよなあと納得。
最後の銅鑼の中央の刻印されてるのキツネですかね?かわいいかったので、あのグッズが欲しいなあと(ちなみにあの銅鑼叩かれてました??)

ここで一回終焉ぽい雰囲気。
手拍子と「baby metal!」という掛け声があちらこちらから発生。
「あ、アンコールってあるんだ」って思ってました。(東京事変でないときがあるので、なんとなくbaby metalもそういう感じなのかなと思ってました。)
余談ですが、ああいうアンコールのコールって、
バンドによって特有の振りがあるものがあったりしますが、どうやったら生まれるんでしょうね。
昔コブクロが好きだったときは、歌を歌う感じだったんですが
今押しているほかのバンドは何もないので、ほしいなーと思ったり。

そこで紙芝居再開。
「死なくして再生はない」的なことを言っていた気がします。
そして新生メンバーの発表(ここで全員入れ替えるのでは?とちょっと心配になる。)
VOCAL&DANCE SU-METAL
SCREAM&DANCE MOA-METAL
SCREAM&DANCE MOMO-METAL
「百々子ーーーー!」
また号泣。よかった、本当に良かった。

空腹と興奮と強制デジタルデトックスな終演後

そして終演。アンコールはなし(笑)
退場しながら後ろで「ほら、大吉先生の」という会話に、心の中でそっと「華丸さんです」と訂正のコメント。
何となく放心しているメイトの方が多い気がして、ゆいちゃんを待っていた方が多いのかしらと心配になる。(実際はMOMO-METALの発表の時に拍手喝采だったみたいですね、イヤホンのせいで観客の声や拍手は全然聞こえず、、、)

百々子ちゃんファンの父兄兼メイトの方がいらっしゃったので、話しかけさせていただく。(その方もずっと泣いていたとのこと)
「これからが大変だと思うんだけどね、、、」とおっしゃっていたので、ああ浮かれてばかりではいられないんだなあと、再認識しました。
自分の保身のために言いますが、普段はこういうことをしない人間です。この日はそういう日だったということで、、、!

引き続きデジタルデトックス中なので、最適な帰り方がわからない。。。
以前みなとみらいにきたときは違うルートだった気がするが、覚えてないので路線図をにらめっこし帰り道の目安をつけ、帰宅。
途中で反対方向の電車に乗ってしまいつつ、30分くらい余計に時間をかけて無事帰宅。

初めてのbabymetal。初めてのメタル。初めてのアイドル。どうだった?

3人でbaby metal

今まで参加したLIVEで3パターンあるなーと感じていて(私の主観)
①共感型:演者と観客が同じ景色を共有してLIVEを作り上げる
例:OKAMOTO'S
②世界観型:演者の作る世界に観客を浸らせる
例:チャラン・ポ・ランタン
③カリスマ型:圧倒的なカリスマ力を放つ演者で、観客を魅了する
例:椎名林檎嬢・東京事変
baby metalは②なのかなと思っていたのですが、③でしたね。
ただ1人1人が魅せるというよりも、三位一体である感じがすごくしました。

また動画などで見ているときは、
神バンドたちのインストのエネルギー
→MOA・MOMO ダンスのエネルギー
→SUの歌

みたいなエネルギーの流れのイメージだったんですけど、
神バンドたちのインストのエネルギー
→SUの歌・MOA・MOMO ダンスとして昇華
だなーと感じました。
つまり3人でbaby metalなんだなって改めて思ったということです(笑)

がっつり演出はやっぱりアリーナ

久しぶりのアリーナでしたが、
一体感が欲しいなら、ライブハウス
音をじっくり聞きたいなら、ホール
がっつり演出をしたいなら、アリーナ なんだろうなと思いました。
今回のキャパが1万人なら、いつかOKAMOTO'Sやチャランポもこのアリーナでやってほしいなと勝手に思っています(笑)

紙芝居の世界観のベースがわからん

十字架とか結構キリスト教っぽい世界観なのかなーと思いつつ、でもキツネ様が唯一神ならキリスト教じゃないよなーとかエヴァとか混じってるなーっていうので、世界観のベースがわからんと思いました(笑)
まあ勉強不足なのはあると思いますし、こういう様式美を楽しむものだとも思っているので徐々に慣れていければと

百々子ちゃんツインテールじゃなくてよくない?

あと百々子ちゃんのツインテール画像が出てましたが、
ツインテールにしては、髪の束が細すぎるので、これハーフツインですよね?(なぜか写真はれず、、、各自検索をお願いします。)
今までのbaby metalは死んだのなら、百々子ちゃんはツインテールである必要はないのかなと思っており、
せっかくならPerfume先輩のように3人ばらばらな感じも素敵かなと思ってます。

MOMO METALでよかった

MOMOKO METALは長いし、
MOKO METALは言いにくいし
MOMO METALでよかったです🍑

ひとまずお金を貯めよう

大変なグループを推しにしてしまったという自覚はあるので(笑)
頑張って追いかけていきたいと思います。
ひとまずはお金ですね、仕事頑張ります。



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