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CISSP受験記(その3:試験当日編)

CISSP受験記の続き、受験当日編です。

私が受験したのは帝国ホテルタワーにあるピアソンプロフェッショナルセンター東京でした。開始時間である9:00のさらに30分前に着くように家を出て、近場のコンビニでお昼ご飯代わりの菓子パン2個とペットボトルのミネラルウォーターを買って行きました。

若干緊張しながら受付へ。身分証明書として持っていった運転免許証とパスポートを見せ、荷物をロッカーにしまいます。この時点で持っているのは身分証明書のみ。また受付に戻り、写真を撮り、手のひらの静脈認証を登録、メモ用にパウチされたA4の紙とペンをもらってから試験会場に入ります。試験会場に入る際も、静脈認証と身分証明書のチェックが入ります。物々しい雰囲気を感じながら6時間で250問の長丁場に突入します。

試験はCBT方式なので、わからない問題や回答に自信がない問題に印をつけて先に進んだり、回答が空欄のまま問題をあとから抽出したり、が自由にできます。2時間くらいかけてまず一周目を終え、いちど見直しをを行った時点で昼ごはん+トイレ休憩を15分ほど取りました。パンは1個しか喉を通らず、無理やり押し込んで試験会場に戻り、2回目と3回目の見直しを行いました。

ここで、採点についてお話します。出題される問題は250問ありますが、うち10問は採点対象外の調査用問題。スケールドスコアといって、のこりの240問がすべて同じ配点ではないのですが、ざっくり考えて240x70(%)≒168(問)正解していればOKすなわち、80問くらいは間違えてもよい、と考えることによって非常に気が楽になります。

試験開始から4時間半を経過し、4回くらい見直しを行い、もうこれ以上はどうあがいても変わらないと思った時点で上記のことに気づいて、やけにスッキリした気分で試験終了のボタンをクリックしました。

試験会場を出て、受付で結果をプリントアウトした紙をいただいたところ、そこには「おめでとうございます!」の文字が。3年越しの肩の荷が下りた瞬間でした。自分と、勉強時間の捻出に協力してくれた家族へのご褒美として、ガルガンチュアのブルーベリーパイを買って帰りました。

試験当日編のまとめ

1. 試験には、身分を証明する書類を2つ持参する必要があります。私は運転免許証パスポートを持っていき、試験会場の出入りの際は運転免許証だけを持っていきました。
2. 本番のテストと模擬テストで同じ問題は、1つか2つあったかどうかです。他の方もおっしゃっている通り、模擬テストを暗記することには全く意味がありません
3. 試験中に煮詰まった場合でも、1/3の80問くらいは間違っててもよいと考えれば非常に気が楽になります。

以上、ご参考になれば幸いです。エンドースメント編に続きます。

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