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【大分県別府市】さんふらわあくれないで行く地獄めぐりの旅

目を覚ますと既に朝の5時になっていました。

予定通り大浴場へと向かいましたが、残念ながら外は真っ暗闇です。

部屋に戻って野菜ジュースとパンを食べると猛烈な眠気が襲ってきました。

そして気が付くと大分県別府市に着いていました。

日の出の瞬間を甲板から見る事は叶いませんでした。

まぁいいや…。

私の人生はいつもこんな調子だった、心のベスト10第一位はこんな曲です。

藤井風 青春病

話が逸れました、いつまでも青春気分ではいけませんね。

さぁ出発しましょう。

窓から望む大分県別府市の風景

大分県は今まで一度も来た事がなかったので初めて上陸します、これで残すところ九州で行った事がない県は佐賀県のみ。

大分県別府市といえば地獄めぐりです。

地獄めぐり以外はノープランですが、滞在時間は約10時間程度ありますので、余裕があれば別府駅周辺も見て回れたらと考えています。

まずは周遊バスのフリーパス(1000円)を購入するために別府港ターミナルで聞き込みです。

しかし現在くれないが到着する新ターミナルは職員がほとんどおらず「お待たせするので旧ターミナルに行ってください」との事。

そして旧ターミナルには誰も人がおらずまるで廃墟の様です‥

結局フリーパスを購入する事は出来ませんでしたが、地獄めぐりだけなら普通に支払っても1000円行かないのでピタパで払う事にしました。

バスの運賃は、①血の池地獄まで290円、②鉄輪温泉まで190円、③帰り別府港まで270円で合計750円です。

新ターミナル

注意すべきは亀の井バス停が新ターミナルから少し離れた場所にあります。

バス停のある道路

ここまで来ると周遊バスのりばが見えます。

亀の井バス

それでは地獄めぐりに出発です。

地獄めぐりはエリアが二つに分かれています。

7か所全部巡らなくてもよければ、②の鉄輪地区のみ5か所で十分かもしれません。

地獄めぐり豆知識
①血の池地獄、竜巻地獄
②海地獄、白池地獄、鬼山地獄、鬼石坊主地獄、かまど地獄

※上記①の2つ、下記②の5つが1か所集まっています。
共通観覧券2000円を購入して全てまわっても、一か所ごとに料金を支払って入場してもOK

地獄めぐり豆知識

我々は初めてだったので①血の池地獄からめぐる事にしました。

バスに乗って①から②まで歩いて行けるか隣に座っていた地元の学生さんに聞いてみました。

話しかけてから気が付いたのですが、学生さんは彫りの深い顔立ちをした留学生でした。

私「すみません、血の池地獄から、てつわ温泉まで歩いて行けますか?」

学生さん「てつわ?地図を見せてください。あー、かんなわ温泉ですね。歩いて行くにはちょっと遠いですね」

私「わかりましたバスで行く事にします。有難うございました!」

私はずっと鉄輪温泉(かんなわ)を、てつわ温泉と言ってました。

旅の恥は掻き捨てとはよく言ったものです‥

地獄めぐり開始

ここからは、一気に地獄めぐりをご紹介致します。

血の池地獄入口
血の池地獄
お土産売り場
竜巻地獄

竜巻地獄は、20分~30分に一度吹き出すので時間を合わせて行きましょう!

何も知らずバス停に降り立った我々にタクシーの運転手さんが「兄ちゃんもうすぐ時間やで!」と言われましたが「え?バスの時間の事ですか?」と聞き返すと「知らんかったらええわ!」と見捨てられました‥。

知らずに血の池地獄を先に見てしまったために、20分ほど吹き上がるまで竜巻地獄で待つ羽目になりました。

この二つを見てから、さらに5分ほどバスに乗ると鉄輪温泉地区に着きます。

この辺りには温泉宿や飲食店も沢山あるので、鉄輪温泉地区の5か所だけでも地獄めぐりは楽しめると思います。

googlemapで評価4.4のだんご汁やさん「まさ食堂」に入りました。

ここの女将さんは大変に感じが良いとクチコミに書かれてあったので、我々は安心して入店する事にしました。

まさ食堂

奥さんは大分名物「だんご汁定食」、私は関係なく「かつ丼」にしました。

ここでは「やせうま」と言われる大分名物も食べることができます。

だんご汁のだんごにきな粉をまぶした、きな粉餅のようなおやつです。

隣のお客さんが食べているのを見せてもらいましたが、結構なボリュームだったので残念ながら注文は諦めました。

かつ丼
入浴札

このお店は外湯をする時に入浴札を受け取る場所にもなっています。入浴札は100円支払う事でいただけるそうです。

女将さんはクチコミ通り大変感じの良い方でした。

さあ地獄めぐりの再開です。

正直なところ、途中からいま何地獄を見ているのか二人ともわからなくなっていました。

鬼山地獄

ただし鬼山地獄はワニがいるので、少し特色があります。

3代目イチロウ
たまご100円

温泉たまご1個100円を食べました。

白池地獄
かまど地獄
海地獄
鬼石坊主地獄
足湯
冷え切った足を温める

この辺りで雨がパラパラと降ってきたので出航の時間まで余裕はあったのですがフェリーターミナルに戻る事にしました。

バス車内

バスも3度目の乗車となり、ずいぶん慣れてきました。

天候不順

朝と違いかなり天候が怪しくなってきました。

受付にて乗船券を発券してもらい、再び乗って来たさんふらわあ くれないに乗船しました。

雨の別府港
くれない船内

船内に入って部屋に荷物を置くとほっとしました、この弾丸ツアーでは船がホテル代わりといった感じですね。

夕食は同じくレストランのブッフェ1000円です。

野菜をたっぷりご飯なし
アイスとフルーツ

懲りずにお腹いっぱい食べました。

そして大浴場で湯船につかり、甲板に出て流れる海と対岸の夜景を見ながら思いました。

たった1万円でこんなに充実した時間が過ごせるなんて、新造船さんふらわあ くれないは最高じゃないか。

私はこの旅を通して皆さんに言いたい事があります。

さんふらわあ くれないで行く弾丸ツアーは最高です!

現地0泊は少し忙しないかもしれませんので、日程に余裕があれば別府に宿泊すると尚良いと思います。

かなりの長文にお付き合いいただき本当にありがとうございました。

追伸:今回は二人個室(プライベートツイン)に変更したので実際は往復1万円ではありません。それでも1人往復1万5千円位でした、さらに全国旅行支援等が適用されたので実質1万円程で行く事が出来ました。

弾丸ツアー往復1万円は、下記のプライベートベッドになります。カーテンで仕切れます☺

出典:さんふらわあ

おわり

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