見出し画像

神戸・芦屋の起業家を訪ねて「島&都市デュアル スペシャル体験モニターツアー」に参加しました

キタムラ100%です。流行語大賞が「そだねー」に決まりましたね。オリンピックは結構見ていました。夜中も見ていました。本当におおしろかったです!今は自室テレビが壊れて無いからリビングでテレビを見るぐらいで、いろんなことがスムーズに進んでいます(笑)

という時事ネタはさておき、12月1日から2日にかけて「島&都市デュアル スペシャル体験モニターツアー」に参加しました。

私が参加したのは「スタートアップコース」です。このコースはこれから起業を考えている人が神戸で起業したらどの様なものなのかを先輩起業家さんのお話を聞いたり質問したりなど、そして芦屋、神戸、淡路島を巡ってより神戸を知るためのツアー内容でした。

この様子は、私のTwitterで実況の方もしていましたのでコチラもご覧いただければ幸いです。


※私は今回訳あってスタートは芦屋からでした(笑)

1.芦屋市のスタートアップ企業との交流会

八木俊匡さん
株式会社アルタレーナ 代表取締役・コーヒーライフデザイナー
RIO COFFEE 店主
https://ashiya-rio.jp/

須澤美佳さん
株式会社ママントレ 代表取締役 
あなたの街の専門家 エリアマイスター
https://areameister.jp/

書籍「あしやの給食」のレシピを再現した「芦屋の給食」

芦屋での起業は「こだわり」がないと厳しい

お2方の話もそうですが、なによりも芦屋のイメージは

「金持ち」「豪邸」「風光明媚(ふうこうめいび)」です。

実は10月に芦屋浜でバーベキューに言った時に友達が「さすが芦屋の豪邸」「ここは金持ちのところ」と言うのもありました。私は芦屋には月1回「姿勢塾」で通ってましたのでその印象は最初ありました。

実は芦屋はそのイメージを覆すこともあって、答えが「シビア」「転勤族」「村社会」なのです。

基本芦屋でお金を使う人は少なく、他府県からの転勤の方が多い、大阪に出勤する人がほとんどということです。

「芦屋村」コミュニティにしっかりコミットできたら色々教えてもらえる

芦屋で働くというのは

起業→エリア重視→開業

商売性に敏感なのが芦屋であり、わざわざ感(特に南側が多い)というものであり、この店寄ってこの店寄っての転々するので飲食店は儲かるのです。なので、芦屋で一括千金してやろうという起業よりもものやサービスにこだわったものこそが成功しやすいというお話でした。

芦屋に住むのって金かかる??

という質問もありましたが、実はめっちゃ住みやすく、適度にお金があれば超暮らしやすい!そして梅田や三宮までのアクセスは良く、南には「阪神電車」中間に「JR神戸線」北には「阪急電車」が通ってます。

そして食べ物も美味しい、ですが大阪の様に安くはないということです。

芦屋市は市民活動の啓発に力を入れています

お店開業してもいきなり儲かるわけでもないですが、起業したい人や住む人に向けての市民活動も積極的に行われてると言うことです。たとえば芦屋あおぞら子ども食堂という無料で子供達に食事を提供する活動もあり、ご飯を与えるというよりも、栄養や野菜、生産者を知ってもらいながら食事を一緒に食べる「食育」も行われています。

芦屋市は教育移住としても力を注いでいます

最初は同じツアーですが「教育移住コース」の方と一緒だったので、芦屋での教育に関するお話や、ママになってからの働き方のお話もありました。

企業→そもそも会社に来てもらわないと困る。。。
ママ→隙間作業しかできないからブランクがあると難しい

この壁はどこでもある壁です。一度レールから外れると戻りにくいのが日本で、女性の場合は出産や育児、他にも介護などで一度現場から離れると戻りにくいのをなんとかするべくサービスで起業というのもあります。

これは出産育児に関するもの以外でも問題になってる部分かなと感じます。それを覆すサービスもあり、また自分で作る方法でも支援してもらえたりするのも利用しながら、自分で起業するという方法もあります。

芦屋の給食を再現したメニュー

芦屋の学校給食では必ず栄養士さんがいて、その方の指導のもと給食が出てきます。私の時代もそうでしたが、最近ではパックで包まれた給食や少ない量で出てくる給食などでよく騒がれてます。実際はどうなのかはわからないのですが、このメニューは美味しかったです。これが毎日出てると嬉しいですね。

しかも食育は今の子供達には大事にしてほしいと切に思います。なぜなら、最近よく簡単なもので済ませたり、太ってないのにダイエットと言って食べなかったりする子供たちも多いんじゃないかと感じます。私たちの時代ではその様なことはほぼ無いほど記憶にはありません。なので、食べ物を粗末にする行為が結構見られています。という視点で見ていたら芦屋の様にもっと食育を大事にしてくれたらいいなと感じました。

若手起業家との交流会

場所を神戸三ノ宮に移りました。最初に訪れたのは「ニックジャーキーコウベ」

錦昭光さん:株式会社ブロケード代表取締役・起業家/経営者
神原(こうばら)裕さん:株式会社RAVO 代表取締役

Nick KOBE MEAT SHOP:http://nick.co.jp/
RAVO COFFEE(食べログ)
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/28047746/

ビーフジャーキーがとにかく美味しかったです!お店もおしゃれで、兵庫県に住んでる友達に早速紹介しました(笑)

錦さん、神原さんのお話を聞いて印象に残ったのは2人とも「面白そう」や「作ろう!」というとてもポジティブな発想からの起業でした。これ、凡人には難しいもので、ロールモデルとしても厳しいかなと感じましたが「とにかくやってみる!」の姿勢はどの状況でもすごく大事だと気づきました。

また、特に印象に残ったのは神原さんの飲食店にはWebサイトなどの広告は一切使ってない、Instagramでの投稿や名前やコンセプト、アイデアなどで人を集めていることです。特に、神戸駅の高架下の大衆居酒屋の名前が「ズドコノン」という名前、誰もつけないインパクトがありました。

この日の夜に「ズドコノン」行きましたが、とてもおしゃれな居酒屋でご飯も美味しかったです。

神戸全体を見渡すことができる「ビーナスブリッジ」へ

錦さんの案内のもと、街を散策し「ビーナスブリッジ」に行きました。

道中はまだ紅葉を楽しめます。

素敵な景色です。

恋人たちがここで鍵をかけます。

神戸大丸の近くでナイトマーケット

神戸大丸の近くで「ナイトマーケット」が開催されていました。これを見に行きました。とても賑やかでたくさんの人がいました。中でも、フードメニューもたくさんあり、個人的にはお米屋が作る塩握りがとても美味しかったですね。

洋菓子店が運営する神戸だけのお菓子の様なホテル「ホテルケーニヒクスローネ」

今回の宿泊先は、有名な洋菓子店「ケーニヒスクローネ」が運営するホテルです。

ここがめちゃくちゃおしゃれでした。

ウェルカムドリンク&スウィーツ、朝食ビュッフェにはケーキが出るという豪華さ、洋菓子店が営むホテルだからこそできることだと感じて感動しました。

デザインクリエイティブセンター神戸「KIITO」を訪問

KIITOは元々は繊維(シルク)の検査場でしたが、改装して今はクリエイターが集まるシェアオフィスやイベントスペースとして使われています。内装もとてもおしゃれで、以前の繊維検査場として残されてるものもありました。

ここでは、スタートアップ起業するための支援や環境に関してのお話を吉永 隆之さんのお話からスタートしました。

現状、神戸で起業よりも東京や大阪に行ってしまう傾向があり、神戸で働くことは少なくなってます。起業に関しても、特別知識や技術がないとできないのかという考えからも、頭の中には無いのだろうと考える人も多いはず。

そんなことじゃない!というための500 KOBE ACCELERATOR」というプログラムがありました。

このプロジェクトも、神戸市内という枠組みがなく全国から、海外からも受ける人が多いのも特等です。

自分のやりたい、したいことに対しての投資はとても難しく、投資家も東京にしかいないのも現状です。神戸から発信することで、神戸での起業するチャンスもたくさんあったりします。それを聞くとすごく興味が湧いてきました。

スタートアップ起業家との交流

藤原弘行さん:ACALL株式会社 取締役 CEO
大津愛さん:株式会社Compass 代表取締役社長

受付から会議まで一元管理 来客対応RPAサービス ACALL [アコール]
https://www.acall.jp/

オンラインキャリアカウンセリング「Choice」
https://choice-career.com/

そういえば、会社訪問するときにたまに受付にiPad置かれて、それで担当者を呼び出すとこもありました。そのサービスを作ってる会社なんですね。

この発想は「訪問営業を減らす」という目的から作られたんです。アポが無い人、飛び込み営業が困るサービスです。また、社内でもやりとりすんのめんどくさいですからね(汗)

自分たちがほしいものを作る

大津さん、藤原さんのサービスも「自分たちがほしいもの」から発生したものというお話もありました。

大津さんの会社のサービス「Choice」では、お仕事に関する悩み相談をするサービス、特に働き方を改善したい、自分らしい働き方はなんなのかなど、今後も仕事が続けられるか心配する方に向けてLINEで手軽に聞けるものです。

藤原さんの会社のサービス「ACALL」も、会社側、訪問側が抱えている問題から始まってます。この様に「だれかやってくんない?」というものから発生したものです。

社長はもっと先を見てどんどん良いアイデアを生み出すもの

お2人が話していたのは「社長は手を動かさない」ということです。社長だからこそやってほしいのが「アイデアを生み出す」この言葉に驚きました。確かに社長が作業してますってなかなか聞かないし、社長はいろんな人に会って、インプットアウトプットを続けてたりします。

神戸で起業する環境に関して

神戸には起業支援やサービスがたくさんあって、500 KOBE ACCELERATORもありますが、挑戦できる環境が色々あることを知りました。

「失敗経験」と「教えを乞う」企業の社長とのご飯は積極的に

社長とご飯ってワンマンで怖いイメージがありましたが、社長の考えてるビジョンや言うことって実はヒントがたくさん隠れてるということも知りました。同業者のお話も確かに面白いですが、社長だからこそ見える部分があるので、お話は積極的に聞きに行った方がいいということもアドバイスとしていただきました。

また、日本では失敗から這い上がる環境は少なく難しいものですが、失敗からの学びや気づきで成長する起業家もいるとのことです。1つの失敗で悔やむんではなく、たくさんの失敗や挫折から得られる「気づき」を大事にして進んでほしいということです。

私が出した答えは

神戸は近いので遊びに行くことはありましたが、環境は大阪よりも静かで、自然もたくさんある場所であることに気づきました。ここまで環境が整っているとは知らず、面白そうだなーという印象しかなかったのですが、自分のこれからのビジョンに「起業」もアリだと感じました。

※これを見た方興味ありましたらご連絡ください(笑)

神戸から約30分でいけるリゾート、淡路島へ移動

お昼ご飯を食べに淡路島に移動しました。三ノ宮から約30分で行くことができます。便利。。。

道の駅あわじです。ここでお買い物してから

おすすめの寿司屋に行きました。

海を眺めてお寿司を食べます。

この様に一貫ずつ出てきます。

島都市デュアル体験ツアーの振り返りの時間

3コース全ての参加者が「120 WORK PLACE KOBE」に集まって、ツアーでどこに行ったのか、何をしたのかを共有する会がありました。

他のコースというのは以下のものになります。

・教育移住
・こだわりものづくり
・スタートアップ企業

今回、個人的にも「こだわりものづくり」と悩みましたがスタートアップ起業を選択して、ここで自分の今後のビジネスに関してのヒントもたくさんいただきました。

現状、どの様に動けばいいか模索中でお仕事もかなり落ち着いた時期でもありました。そう言うときだからこそ今後のことを考える良いヒントがもらえたと感じます。

このままだと本気の冬を迎えてしまいそうなので。。。

最後は、短い時間でしたが参加者、関係者の皆様と交流をして終了となりました。

今回のツアーに参加してよかったこと

ざっとこの3つです。

・神戸での起業はアリ!
・やりたいことにつながるきっかけもたくさんあった!
・ツアー中とても親切にしてもらえたので、恩返しをしたい!

場所や環境、そして人はとても大事だということです。

神戸の知らない部分もたくさん知ったので、私はこの冬を乗り切るために頑張ろうと感じました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

↓お仕事募集しています↓

価格表はコチラ


noteを読んでいただきましてありがとうございます♪ 応援していただきましたらもっと海や地方を結ぶための活動や制作(Webデザイン、イラストや写真など)の費用にしたい思います。