誰かが

 こんにちは。未来は僕らの手の中です。教員をしていますが、訳あって休職中です。

 最近は、長いランニングやサイクリングもできるようになってきており、復職に向けてのよいサイクルができつつあります。とにかく、小さなことでも出来たことを認めたいと思います。

 チバ・ユウスケが遺したもの
 チバ・ユウスケさんが亡くなってしばらく経ちました。自分が聴いてきた音楽の一部を彼が担ってくれたのは、紛れもない事実であり、これからも財産となっていくと思います。
 高校時代、先輩のコピーバンドとして聞いた「バードメン」が衝撃で、「ジェニー」「GT400」は最高にクールで、スーツでしゃがれた声は当時異彩を放っていて…。
 当時スカパーで生中継した「YOYOGI RIOT」は、インターネットの普及もあってシークレットのはずが、かなりのファンが集まり、文字通り「暴動」になっていたことを鮮明に覚えています。

 最初で最後の勇姿

 リスナーとしてミッシェルやThe Birthdayは、聞いていたものの、ライブに足を運ぶことなく、月日は昨年まで流れました。
 8月。「長野の乱」というイベントが、ホールで行われました。クロマニヨンズ、ken yokoyamaとともにThe Birthdayがラインナップされてから期待とともに電車に揺られ、長野に到着しました。
 クロマニヨンズ→The Birthday→ken yokoyamaという出演順でした。じっくりとかつ熱くギターを鳴らし、歌う姿に圧倒された自分がいました。ケンバンドの際には「Brand New Cadellack」をセッションするためにチバが登場し、飲みながら、カンペを見ながら楽しそうにしている姿が印象的でした。

 あれが最初で最後になるなんて思っていませんでした。春にがんであること、休養に入ることが発表されました。春のアラバキでは、エルレガーデンが、夏の京都大作戦では10-FEETが、それぞれThe Birthdayの曲を演奏し、エールを送っています。

 誰かが
 僕は、チバがPUFFYに提供した「誰かが」の一節が大好きです。

 誰がが 泣いてたら 抱きしめよう それだけでいい
 誰かが 笑ってたら 肩を組もう  それだけでいい

 

これからも聞き続けます。