今日も青はブルーC0225#555

高知、そして須崎とのたくさんの出会いに溢れた一日だった。たくさん歩いて、たくさんの収穫があった。人とは本来そういうものかもしれない。

高知に来て、さまざまな風土の民と、その民族性のようなものを強く感じる。

海の民の温かな横の広がりと楽観的な気質、時にそれは行動の哲学とも呼べるかもしれない。

山の民は考える。崇高なものを求め、真理を追求する。時にそれは現実との接点が限りなく薄くなるが、それでも理的に孤高のてっぺんで語り合える友と会う。

川の民は変化を愛する民。次から次へ移り変わる時代を尊び、古き人も新しき人も平等に愛する、それでいてさっぱりとした潔さもある。

森の民は幻想と現実の中に生きる民。自然と人間の間に哲学を見つけ、実践のもとに理論と習慣を生み出す想像力を持つ。

これらが合わさって高知がなる。いかなる融合があってこうも多様な風土ができようか。これは更に西側については触れていない。高知の人は、西と東は全く別の県だ、という。東ですらこれだけ多様なのだ。それもまたロマンである。

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