今回は｢中国製のお安いbluetoothイヤホン」のお話。

一人で沖釣りに行くことが多い。
乗合船に席を確保し、船長の操舵で移動を繰り返しながら7時間くらい竿を振るのだ。

釣れている日は良い。
次から次へと獲物と情報が入ってくる。
この色のルアーでこの動かし方が今日のパターンなのか。だったらこうしたらどうだろうか・・・と次々湧いてくる好奇心を魚とかイワシながら処理していける。

ただしそんな日ばかりではない。いや、そんな日は珍しい。
大体の釣行はイメージに反して魚が反応してくれない。
あれこれ試してみるも撃沈、という日がほとんどだ。
だからこそ、結果が出た日がうれしいというのもあるのだけれど。

音楽でも聴きながら竿を振りたい日もある。
主には魚の反応がない日だけれど。
ただし、こまめに移動を繰り返すので船長の「(仕掛けを海から)あげてー」「はい、どうぞー」が聞こえないと困る。魚をタモに入れてもらうときもコミュニケーション必要。
なので、音楽を聴きながらも周りの音が聞こえる骨伝導イヤホンがいい。
もちろん防水で、壊れてもいいようにお安いので。
そしてできればワイヤレス。

これらを満たすヘッドホンが長らく無かったのだけれど、最近のワイヤレス骨伝導イヤホンがまぁまぁ音質上がってきて使い物になるようになってきた。もちろんカナル型のイヤホンには全くかなわないのだけれど、今までの1万円以下程度の骨伝導イヤホンがとても聞くに堪えないものばかりだったのに比べたら大分マシ。
(ambieも買ったが防水じゃなかった)

そして今回変な物を見つけた。
【2019最新版 Bluetooth5.0】Bluetooth イヤホン 骨伝導 ヘッドホン 高音質 自動ペアリング スポーツ IP56防水 耳が疲れない 超軽量 完全ワイヤレス イヤホン マイク内蔵 Siri対応 ノイズキャンセル ハンズフリー通話 ブルートゥース ヘッドホン

骨伝導なのにノイズキャンセルって、どういうことだ。
5000円くらいだし、とおもって買ってみた。
こういう怪しいのを手軽に買えるのがamazonショッピングの楽しみ。

骨伝導イヤホンを買うのは久しぶり(1年ぶりくらい?)なのだけれどやはり装着が難しい点は変わっていない。が、うまくスイートスポットを見つけたらボーカル物ならまずます聴ける。といっても音質を説明できるほどには届いてない。まぁでも音楽聴きながら釣りできるようになったので、釣りにリズムが出るようにはなった。
バンドが柔らかいので装着していても頭が痛くなることはない。
釣りのあと丸洗いできるので衛生面も安心。

ノイズキャンセリングの性能はよくわからない。
むしろ音質下がっただけなんじゃないか、と。
そして何がうれしいのかよくわからない、という謎の答えは得られなかった。

内蔵マイクを使ってのテレカンも一応可能。
おそらくノイズキャンセリングのマイクと同じマイクで声を拾っているので周囲の音をがっつり拾うのが難点。賑やかなところだと厳しい。

バイク中に使うためにヘルメットと干渉しない使い方を調査中。
エンジン音と風切り音でそもそもライディング中に骨伝導イヤホンの音質だと辛いので期待したのだけれど、ここでもノイズキャンセリングは活躍せず。

いろんなフィッシャーマンに両手放しでお勧めはできないけれど、一人釣行のお供にはよいのかな。