もしも自分が「さくらんぼ計算」を教えたら・・・
なにやら「さくらんぼ計算」なるものがあるらしい。
はっ？？ さくらんぼ？？ なんじゃそら？！
新しい計算方法か？！ そうなのか？！？！
いやー、さっぱりわからない。
とにかく意味不明なワードなのでとりあえず調べてみた。
それによるとどーもこういう事らしい。
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(ex) ２ ＋ ７ ＝ ？？
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＜さくらんぼ計算の手順＞
① 「７」を分解して「１」と「６」に分ける
「７」
「１」 「６」
② その分けた「１」と「６」をさくらんぼとして書いておく
（図は省略）
③ それで、まず ２＋「１」＝３を算出
④ 次に③で算出した３に「６」を足す ３＋「６」＝９
⑤ これで、２＋「１」＋「６」＝９が求まる
（これで元の計算と同じ意味になるらしい）
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・・・よーするに「さくらんぼ書きたいだけじゃね？」
っていうのが個人的な感想。
いやー、これは意味ない、ぜんぜんイケてない。
お絵描き好きな人が自己満で教科書にぶっこんだとしか思えない。
いやー、ナシナシ。ダメ。全然イケてない。
＜もしも自分が教師で45分授業出来る＞とすると・・・
まず最初の20分は
大塚愛の『さくらんぼ』を無限ループで流して
「いいー？さくらんぼ計算は一切役に立たないからねー！」
っていきなり宣言。
「役に立たない前提」でノリだけで教えて一通り教えた後に
「計算に”もう１回！”とかねーんだよ。一発で決めんだよ！」って
音楽をぶった切る。
ここから
爆風スランプの『runner』を爆音で流すとともに
まな板・包丁・そしてリンゴを取り出し
自分オリジナル「社会で役立つリンゴ計算」なるものを
残りの25分で真剣に教える。
「リンゴ計算」の概要はこちら ↓
自然数の四則計算だけなら包丁いらないけど
そうは言っても生徒からするとただリンゴ見るだけじゃ面白くないから
残りの５分ぐらいで
「よーし、お前らよくやった。
今からこのリンゴ切ってお前らにやるからこっちに集まれ。」
と集合かけて、
「リンゴの皮むきにおける包丁の使い方の注意点」を教える。
そうすればピーラーなくてもリンゴの皮むき出来るようになる！
んで、包丁自体の基本的な使い方もだいたいは分かるから
家で料理のお手伝いもしやすくなる！母親が教えなくてもイケる！
それで人数分切り分けたリンゴも食べておいしいという
生徒も最後はリンゴ食べれて大喜びの45分。
もしもリンゴ嫌いな子がいたら
実は忍ばせていたブラックチェリーをあげよう。
算数・家庭科・さらにおうちで役立つ包丁テクニックの伝授までできちゃう
一石三鳥の「リンゴ計算」の授業
いやー、素晴らしい！効率がよすぎる！
もうこれは衛生面考えると家庭科室でやったほうが手っ取り早くていいんだけど
そーすると自分一人で考えない奴が出てくるからやっぱり教室がベスト。
先生がリンゴ自腹で買わないといけないとか
包丁やらまな板やらこれまた自前で用意しなきゃいけないとか
大塚愛の『さくらんぼ』を入手しておかなきゃいけないとか
事前準備がかなり煩わしいけど、
一発でバシっと決めちゃえば後がむちゃくちゃ楽になる！
ここで
「あのーすみません。
大塚愛の『さくらんぼ』探してもなかったから
スピッツの『チェリー』でもいいですかー？」
っていうのはダメです！
愛してるの響きだけじゃ強くはなれません！
気がするだけで強くはなれません！
だいたい45分しかない授業中にそんな感傷に浸っている暇はないんだから
やっぱりここは大塚愛の『さくらんぼ』でアゲてかないとー。
頼みますよー先生。
それに計算に強いも弱いもないからねー、一発で決めりゃーいいからねー。
いやー、「リンゴ計算」おススメしたいわー。
だけど学校じゃ絶対できないわなー、
まず教育委員会がオッケーしないでしょー。
やっぱりこれはプライベートラボでしか実現できそうにないなー。
将来的にちょっと新ビジネスとして考えておこう！
一石三鳥！いやー、素晴らしい！
拙い文章お読みいただきありがとうございました。
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