Fake Religious 5

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「限定された場所」で

「権力が集中化」した時

 そこは ”宗教” になる。

 それは、ダンスの世界でも

 まったく同じ




この記事が大いに関係してくる。





ダンスの「村社会」では

「権力」を持つのは絶対的に男である。

クラシックバレエであっても、その例外はない。

現に

クラシックバレエの人口は圧倒的に女性の方が多いにも関わらず

世間に広く知られるのは何故か決まって

男性ソリストである。

それがあからさまな「証拠」である。







自分は「ダンスの型」においてはジャンルレスであったので

ハッキリ「これ」だと、

一言ではとても言い切れないダンサーで

昔から

もはや「ジャンル:自分」であった。

重心の取り方もあってか?

あまりにも独特な踊り方をするので

「どこにいてもアナタだとすぐに分かる」と言われ続け

ライバルは嫌味で「自分ワールドしかない女」だと言い

初見での評価が真っ二つに分かれるのが常であった。

その自分のダンスについて

強いて「ダンスの型」で得意分野を言うなら

ステップ重視の分野を最も得意としていた。

元々はJAZZダンスの「型」を得意としていたが

音楽のJAZZを表現しようとしたとき

どうしても早いピッチだとかスイング感だとか細かい音色の違いの表現が

JAZZダンスの「型」ではしづらい。

なのでそれらを表現するために、

ステップを学び始め

いつの間にかそっちのほうが得意になっていた。







(動画を拝借します。)



その最も得意としていた分野の「村社会」というのは

クラシックバレエと同じように

あからさまで露骨な「男しか権力の持てない社会」であった。

自分の現役時代では

「この分野では女性は有名になれない」とまで言われていた。

おそらく今でも同じだと思う。

しかし、その露骨な男社会の中で

日本のこの分野における歴史上、

最も女性の台頭が目立ったのが、自分が現役だった時代だと思う。

ハッキリ言って、自分がそれをけん引していたわけではない。

そんな偉そうな立場ではないけれども

自分が現役中に「あれほど練習するのか」と言われるほど

” ストイックに技術を磨き続けたこと "

これは大きな起爆剤にはなったのではないかとは冷静に思う。

「女性は有名になれない」というジンクスがあった分野で

それまで諦め半分だった女性ダンサーが

再び必死に練習する姿を目にする光景が増え

練習することで技術力=表現力が女性ダンサー全体で底上げされ

それが結果的に女性の台頭に繋がっていた。

なので当時は

今とは比較にならないぐらいこの分野の女性ダンサーが沢山いて

それぞれが個性的で、尚且つクオリティーも高かった。

自分はその中でもぶっちぎりで練習する女であり

「超個性派」かつ「技巧派」であったので

ある時は、後輩から

「もう練習しないでください。どこまでいくつもりですか?」

と冗談で言われることもあり

またある時は

とある年上の女性ダンサーから

「あんまり巧すぎるのも自分らのメンツが立たなくなるから辞めてほしい」

とあからさまな嫌味を言われたこともあった。

それでも

「女性は有名になれない」というジンクスをぶち破るために

その一点のみにおいては、

この分野の女性ダンサーは皆、団結はしていたように思う。





男が、まるで教祖にでもなったかのように振る舞い続ける

この分野において

女は

「権力欲」ではなく「自分たちの存在意義」を認めてもらうために

水面下で切磋琢磨し、

「自分たちのダンス」をもって台頭した時代がある。

その時の女性ダンサーは皆、本当のことを知っていた。

「ダンスの善し悪しに男女は一切関係ない。」

「ジンクスはfakeである」

それは自分たちが必死で練習したから分かることである。

日々の鍛錬も怠り、ただただ名声と権力を振りかざす

愚かな大御所のfakeを

すでにこの時見破っていたのである。





拙い文章お読みいただきありがとうございました。




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