自己愛性パーソナリティ障害をどうやって治すのか?





自分の母親は26年前に昔の分裂病になりそこから躁鬱病へ

症状は随分軽くなったものの、いまだにずっと通院と投薬治療をしている。

最初20年ぐらいずっと同じ先生に診てもらっていた。

その先生自身が鬱病になり医者として診察が出来なくなったので違う先生になったんだけど

その20年ぐらいずっと診てもらっていた時に

たった一度だけ他の先生に診てもらったことがあった。

発症から12年目。

その時に

「〇〇さん、寛解してますよ」

そう言われたと。

で、次の診察でいつも診てもらっている先生にそう告げると

「まだまだ分かりませんからこのまま続けましょう」と言われ

引き続き通院と投薬治療となったと。

その後今の先生に変わり、ある時ふと母親がそのことを今の先生に言うと

「カルテを確認してきます」そう言って席を立ち

戻るとすぐに「確かに一度寛解してるとあります」と。

その時自分がたまたまカウンセリングに立ち会っていたので

すかさず

「それって誤診ですよね?」

「母親は1度寛解してるのにその後10年も通院投薬をさせられたってことですよね?」

そう言うと

「・・・僕の判断ではありませんでしたが、結果的にそうなります」

誤診だった。






その誤診がなければ、

もしかすると母親の10年は違うものになっていたかもしれない。

今までずっと自分の病気は治らないと思い込んで一生懸命通院と投薬をしてきた母親のことを思うと・・・

強い憤りを感じた。








誤診だと教えてくれた先生に罪はない。

むしろ事実が分かってよかった。

でも、母の通院と投薬治療を引き延ばしたあの医者はやっぱり許せない。

それは今でも変わらない。




それ以来、精神科の医者に対してとてつもなく不信感を持っている。

「どーせまた適当に診て適当にあしらうんだろ?」

「精神とか心理とか目に見えないから何とでも出来ると思ってんだろ?」

そのぐらい思っている。

全員がそうではない、ちゃんと診てくれる医者もいると思う。

ただ、一度誤診を目の当たりにするとどうしても不信感は払拭しづらい。

それもあって自分の場合、

医者と信頼関係が出来るまでにかなり時間がかかると思う。

それに「ずっと同じ人間に診てもらうスタイル」に対してもかなりの不信感があるので

数人の医者に診てもらってさらに信頼関係を築くとなると・・・

それだけで自分の人生が終わりそうな気がする。







そもそも「自己愛性パーソナリティ障害」というのは

精神科の医者ですら、臨床心理士・カウンセラーですら

診察拒否、カウンセリング拒否する障害らしい。

患者にもよるし障害の度合いにもよるけど

医者もカウンセラーも治そうとすらせず拒否してるのに

その自己愛性パーソナリティ障害の治療ってどうやってするの?と思ってしまう。

勿論、それを専門にされてる先生もいると思うけど・・・

患者(予備軍含む)の割合からすると圧倒的に数が少ないんじゃないかと思う。

「自分では気が付きにくい」

「自分で気が付いたとしても、医者・カウンセラーから拒否されやすい」

この自己愛性パーソナリティ障害。

医者やカウンセラーに治す気がないのなら

やっぱり自分で向き合うしかないように思う。

今の現状だと

「自己愛性パーソナリティ障害の人間は死ねばいい」と

言われているのと同じ。








拙い文章お読みいただきありがとうございました。








 #ライフスタイル #メンタルヘルス #自己愛性パーソナリティ障害 #多重人格 #精神 #心理 #医者 #精神科 #臨床心理士 #心理カウンセラー #誤診 #寛解 #診察 #カウンセリング #拒否 #治療  













この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?