まちがいだらけの「人格障害」認識


自分が「人格障害」の一種

自己愛性パーソナリティ障害だと気が付いて2カ月弱になる。

気が付いたときは「まさか自分が人格障害だったなんて」とショックだった。

だけど、気が付いてしまったものは仕方がない。

「自分でなんとかしよう」

仕事を休業し、今後どうするかも含めて以下の手順で自己分析を始めた。


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step.1   障害に気が付いたポイントから過去に遡りfactorの洗い出し
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自分がこの障害に気が付いたポイントから過去に遡り

以下のポイントで「自分が障害になったであろう」factorを洗いだした。


① 過去に同じような言動があったか

② 同じような言動でなくとも周囲との摩擦になるようなことがあったか

③ ①②の原因が「自分」なのか「自分以外の人間」なのか
                          「家庭環境」なのか「家庭外の環境」なのか

④ ③の原因でPTSD要因となっていることがあるのかどうか

⑤ 「自分の性格」について大きく変遷した時期があったかどうか

⑥ ⑤の時期と③の相関関係はあるのかどうか
    また④とも相関関係があるのかどうか



①~⑥以外でも

・「好きなもの」「趣味」などが大きく変遷した時期があったかどうか

・「価値観」「考え方」などが大きく変遷した時期があったかどうか

・「付き合う人間」「周りの人間」が大きく変遷した時期があったかどうか

・「自分を取り巻く環境」が大きく変遷した時期があったかどうか


といったことまであらゆる角度から自分を洗い出し

factorを「自分」「自分以外の人間」「家庭環境」「家庭外の環境」の4つ
に振り分け、自分で目で見てわかるように図解した。(集合図使用)
※単一
factorでないものは複合factorとして別に取り扱いをした※
またPTSD要因については別に図解し、factorとの相関関係を記した。


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step.2  洗い出したfactorに間違いがないか時系列での整理をする
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step.1 で洗い出したfactorが「自分都合の解釈になっていないか」も含めて

生まれた時から現在までの自分年表を作成し、

時期とfactorを照合しながら冷静に客観目線でのfactorの確認を行った。

また同時にPTSD要因についても客観目線での確認を行った。


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step.3  障害発生の時期を明確にする
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step.2 を基に「障害発生の時期」について明確にした。

その際

”障害に気が付いたポイントが障害発生時期とは限らない”

という仮説を立て、step.2の年表を冷静に検証することで明らかにした。

結果、自分の場合は

・「自己愛性パーソナリティ障害」の発生時期は17歳と判明

また検証結果で自分の場合は「多重人格」でもあることが判明した(10歳)





step.1~step.3までの内容が「自己分析」となる。

これを踏まえstep.4で「自己対策」を行った。


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step.4  今後の社会生活を送る上での対処方法を考える
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[※] 自己愛性パーソナリティ障害は一般的に
        「自分が特別な存在だと信じそれを他者に強要することが原因」
  「他者への迷惑をかけてしまうことで社会生活が困難になる障害」
  と言われている。
        ただ、それが自覚できない人間が大多数の為「治療困難」と言われ
        気が付いたとしても「大人になってからは治らない」と言われている。
       




自分が調べた結果上記の内容が一般的と言われているため

「自分が他者に迷惑をかけないようにするにはどうしたらいいか」

について考察した。


------------------------------<自分で出来る対処法>---------------------------

上記内容どおりであるならば

「自分が特別な存在だと信じそれを他者に強要することが原因」

なわけなので根本原因を完全に取り除くのであれば

「自分を特別な存在だと信じないこと」または「他者との非接触」になるが

現実的に仕事や学校がある以上他者と非接触というのは不可能なので

「他者との非接触」は現実的な対処法ではないと判断。

また、「自分を特別な存在だと信じないこと」については

強制的に完全に取り除くことが逆に障害の悪化に繋がると考え、

こちらを完全に取り除くことも不可能と判断した。

上記2点の根本原因について完全に取り除くことが不可能なのであれば

他にどういう対処法があるのかを考察した結果

「他者への興味関心を希薄にする」が一番現実的だと判断した。

その対処方法の具体例として

「他者との関りのないモノに興味関心を持つ」

自分の場合であれば

元々1人でも出来る数学をやっていたのが幸いした。

また、断酒したことで他者との交流が減少したことで1人の時間が増えた。

さらに恋愛も断念したためより1人の時間が増えた。





上の内容は「自分で出来る対処法」になるが、

----------------------------<緊急事態時の対処法>-----------------------------

万が一の「自分で自分を制御できない」緊急事態時の対処法を考察。

この場合自分で制御できない以上医療施設に頼らざるを得ない。

しかし、自分が調べた中では

「人格障害の診療をお断りします」と言われるケースがあるとのこと。

”  一体どういうことなんだ?  "

甚だ疑問が沸いたため、

自分が調べられる範囲内で精神科医・臨床心理士を調べ上げた結果

「人格障害についての知識が著しく乏しい精神心理専門職が多い」と判明。

また

「人格障害は治らないと決めつけている精神心理専門職も多い」と判明。

総合的に調べ上げた結果わかったことは

今現在日本では人格障害を専門とする精神心理専門職は極めて少なく

「自己愛性パーソナリティ障害」と障害の名称があるにも関わらず

大多数の精神科医・臨床心理士が匙を投げているのが実情であること。

よって、緊急時どこかしらの医療施設に行ったとしても

その場で薬だけ処方され適切な治療を施されない可能性が極めて高い為、

その後の継続的な治療は見込めないと判断した。






step.4で精神心理専門職には頼れるケースが極めて少ないと判断したため
自分で自分の実態を掴むべく「自己研究」をスタートした。


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step.5  自然科学からのアプローチにより人間の精神心理実態を掴む
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自分の場合

家族内に精神疾患の人間が2人もいる為、精神疾患の知識は全くのゼロではない。

寧ろ20数年も間近で精神疾患の人間を見てきて

時に病院で満足に診療してもらえないことがありその度に自分がカウンセリングのようなことをやっていた為

生身の患者からの

話の聞き方・引き出し方、ほんの些細な仕草・表情の読み取り方だけなら

もしかすると下手なカウンセラーより腕はあるかもしれない。

また、家族外でも過去に知的障碍者・自閉症患者などの世話をしてきた経験もあるので余計に生身の精神疾患者への接触には慣れてはいる。

ただ、自分は精神心理の専門職ではないので専門知識やカウンセリング技法については全く知らない。

そういう専門性だけで言えば素人になる。

誤解・誤認のないよう明記しておく。

それで、自分の家族の診療・入院で見てきた精神科のケース、また家族外の精神疾患者のケースになるが

精神疾患の治療というのは結局のところ

「カウンセリング」と「投薬」になる。

症状が酷い場合は「入院」による集中治療となる。

「カウンセリング」というのは基本的に「言葉」による対話形式となる。

自閉症が酷いケースで患者が口を閉ざしたままの場合

筆談・絵・踊りなどの「言葉以外」の対話形式が必要になるケースもある。

で、いずれにせよ「カウンセリング」によって何かしらの対話をするが

自分が見てきた限りでは「患者がどういう状態なのか」を

精神科医が患者本人に告げることが一切なく、

その場では結局「大丈夫ですよ」に留まっていることばかりだった。

それで良しとされてきた結果、自分の家族には誤診があった。

なので自分の場合は元々精神心理職に対しては不信感を持っている。

症状が軽度の患者であれば

患者本人と緻密なデータに基づいて患者本人と擦り合わせもやろうと思えば出来るのではないかと思うし

緻密でなくとも少なくとも「前回と比べてどこが良くてどこが悪化しているのか」ぐらいは専門職なら言えないとおかしとすら思う。

症状が重度の患者であれば

患者本人とは意識共有が出来ないので家族などの第三者との擦り合わせが必要だけど

「疾患が重度である」「入院日数の目途」「増加した薬の名称とその効果」を言われたぐらいで

今、「どういう状態だから」という見解を一切告げられなかった。

結局、自分が見てきた中では通院・入院問わず

「患者がどういう状態なのか」

専門職の人間の口から聞くことは一度もなかった。

以上の経緯から

自分自身が「自己愛性パーソナリティ障害」という人格障害ならば

「自分がどういう状態なのか」を自分で知るべきだと思った。

そうでないとまた自分の家族に起こった誤診が自分にも起こると思った。


自分の家族が誤診になった原因は以下の通り。


①「精神科医による故意な治療引き延ばし行為」


   患者は「治療目的」で医療施設に通う。

   「治療目的」であれば患者は当然「治療終了」を求めているはずだが

    精神科医の方はそうでない場合がある。

   自分の家族のケースだと

  主治医以外の精神科医の診療時「寛解」とカルテに記載があったにも関わ      らず

  その診療の次に主治医より通院の続行を告げられている。

  明らかな引き延ばし行為で故意だと断定できる。

  この誤診があった後精神科の誤診が他にあるのかどうか調べ上げた。

 その結果、

一般的な内科外科と異なり、レントゲン・MRI・血液検査・内視鏡検査

といった患者も目に見えて分かる物的実証を精神科ではしないため

 全国的に誤診が多いと判明した。

 

②「精神疾患だからこその怠慢カウンセリング」


    精神疾患の患者というのは自分が見た限りでは

 長期化するほど「その時だけでも楽になればよい」

 という思考になる人間が多い。

 理由は「治療効果が目に見えてわからないから」

 カウンセリングでは医者の怠慢で「大丈夫ですよ」で済まされているのに

 患者のほうは「それが普通なんだ」と徐々に思うようになる。

   外科や内科であれば物的な実証で治り具合というのが患者も把握できるが

 精神科では物的な証拠を一切出さない為患者本人が把握できない。

 「どういう状態か」さえ精神科医が一切伝えない為余計にわからない。

 だから患者は薬に頼りがちになる。

 カウンセリングでの効果よりも投薬による症状緩和のほうが

 患者自身が実感しやすいからだと思う。

 そして、投薬による症状緩和という「間接的な治療」を求めて

 患者は通院する。

 それを良しとしている精神科医になればなるほど

 専門家としてあるべきカウンセリング技術の向上を行わなくなる。

 本来であれば投薬がないほうがいいにも関わらず

 精神科医の怠慢カウンセリングによって患者の認識がズレ

 そこにつけこんで「薬さえ処方すればいい」と勝手に思いはじめる。

 この怠慢カウンセリングは第三者から見れば一目瞭然で

 自分は家族の立ち合いで何度も医者に指摘してきたが

 意識の低い聞く耳持たずの精神科医しかいなかったので

 「精神科医は怠慢な診療が許されている」と認識している。

 診療が怠慢なので誤診は十分起こり得るとも認識している。


以上が自分の家族が誤診になった原因となる。

それで、自分の場合は

・元々精神科医に不信感を持っている事

・step.4で記載した通り人格障害についての知識がある専門職が極めて少ない事

により、「自分自身での実態把握」として自己研究をはじめ

ひとつのアプローチ法として

「数学・物理の自然科学分野からの目に見えるカタチでの実態把握」

を目指している。

最低でも数年はかかると見込み現在必要知識を収集し理解を深めている。






ここまでが人格障害に気が付いてから現在までに行ってきたことになる。


ここから先は

「人格障害」についての認識がいかに間違っているかの見解を記す。



step.4で一般的な見解を以下のように記した。

[※] 自己愛性パーソナリティ障害は一般的に
        「自分が特別な存在だと信じそれを他者に強要することが原因」
  「他者への迷惑をかけてしまうことで社会生活が困難になる障害」
  と言われている。
        ただ、それが自覚できない人間が大多数の為「治療困難」と言われ
        気が付いたとしても「大人になってからは治らない」と言われている。


これは人格障害についての知識が乏しい日本の専門職の人間によって

勝手に定義づけられている。


というのも、「これはおかしいのではないか」と思い再度調べたところ

「人格障害はアメリカの精神医学会による比較的新しい分類上の概念」

であり、

「アメリカ精神医学会による「精神障害の診断・統計マニュアル」(DSM)」

で性格の障害を人格障害と名称づけているとのこと。

その定義として

「特殊な習慣化した行動パターンや特殊な思考がみられ、社会生活上の支障をきたしている人々を指す」

としているとのこと。

つまり

「他者への迷惑をかけてしまう」とは限らない。


ということ。


また、「人格障害」の原因として

「何らかの強い不安が原因」

とされている。

なので

自分で勝手に「人格障害」になったわけではない。


ということ。


そもそもたとえ専門職とはいえ人格障害の専門家が極めて少ない以上

step.4での一般的な見解自体に信憑性がない。

知識の乏しい日本の専門家の勝手な判断で

勝手に「治療困難」とされているだけのこと。


よって、

「人格障害」だからといいって

必ずしも他人に迷惑をかけるわけではないので

必要以上に卑屈な想いをする必要はない。


必ず迷惑をかけるという根拠はどこにもない。

安易に知識の乏しい専門家の見解を鵜呑みにしてはいけない。

もしも、「人格障害からは逃げるしかない」という専門家がいたならば

その専門家は知識がないと判断してよい。

また「自己愛は醜い」と発言している専門家がいたならば

それもまた知識がないだけだと判断してよい。

専門家自身が知識の乏しさを棚に上げているだけなので

「人格障害」に限ってはその専門家の発言に信憑性がない。

もしもそうでないならば

専門家としての自身の臨床例や具体的な治療方法を示せるはずなので

それがない以上は信憑性がないに等しい。



その知識の乏しい専門家のおかげで

「人格障害」はまちがいだらけの認識をされている。

発達障害や適応障害はトラブルを起こしにくい

人格障害は他人とトラブルを起こしやすい

と、わけのわからない比較をよくされているのもこれが原因となっている。

一昨日までのnoteでの通報経緯をご覧いただければ一目瞭然で

発達障害や適応障害はトラブルを起こしにくいとは限らない。

何故そういう認識を専門家がしているのか。

また、躁鬱・双極性障害もトラブルを起こすことがある。

他の精神疾患も然り。

何故「人格障害に限って」トラブルに結び付けるのか

専門家の知識の乏しさがまちがいを招いている。






自分は日本の専門家の現状を踏まえたうえで

目に見えるカタチでの実態把握としてstep.5を進めるだけである。

信憑性のないものにこれ以上振り回される必要は、ない。

他の「人格障害」の人間も早くこの現状を知るべきだと思う。





拙い文章およみいただきありがとうございました。



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