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この夏の出羽三山参り。感じることが多かった今回の旅。
前回の記事の続きです。

爺杉の隣にそびえる、五重塔へと進みます。

自分の軸をもつ

素木造りの国宝五重塔は、
今年は御開帳されていて(明治時代以降、初めて!)
いいタイミングで足を運べたことに感謝。
導かれていたかな。
お祓いを受け、内部に入りお参りしてきました。
神聖な空気が漂う。
身を清められた感じ。
2階部分から、屋根の上の相輪を支える心柱を覗かせてもらったのですが
上へ真っすぐ伸びる心柱の力強いこと!
自分の軸を持つって、こういうことか!

山頂まで続く2446段の石段を進むかどうか
直前まで迷っていたわたしたち。
爺杉のあたりでぽつぽつ降り始めた雨が
五重塔から外へ出るころには、本降りに。(写真にも雨粒が写るほど!)
石段が滑りやすく危険と判断し、今回は徒歩で向かうことを諦めました。
2年前、徒歩で向かったとき心が洗われたと感じていたので
徒歩で行きたい気持ちは山々でしたが、仕方がないですね。
また行く機会があるはず。

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雨が弱くなるまで
ところどころ白い霧のようなものが筋で見えて
あぁ、空から神様が降りてきているなぁと感じました。
とってもいい感じ!

五重塔の声

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すこし雨が弱くなったので、随神門へ向かうため歩き始めた時
五重塔を背に、ふと母を思い出しました。
“お母さんにもっと優しくしなさい”
と聞こえた気がしました。
昔から、ぶつかることが多かった母。
ヒプノセラピーを学び始めてから、
自分の本心も
母の心の奥の気持ちも分かるようになって
昔のように、腹を立てることは少なくなりました。
ヒプノの視点から見える、母の心の奥の気持ちと
行動とのギャップに、違和感を感じることが増え
それを伝えるのですが、いまいち伝わらない。
ついつい正論でばっさり斬ってしまう。
まず、共感して、寄り添うこと。
それを教えてくれたのだと思います。

風のメッセージ

随神門まで歩く杉並木で
後ろからふわっと吹いた風が背中を押したように感じて
みんなが背中を押してくれているよ
と伝えてくれていると思いました。
わたしの周りには、応援して、支えてくれる人がたくさんいる。
幸せなことです。本当にありがたい。
わたしも、わたしにしかできない方法で、周りの人を支えたい。

本心を表現すること

随神門から駐車場まで歩いていると
2年前より膝の上が重たく感じました。
この状態では、山頂までの石段を登りきるのは難しかっただろうな。
原因は、運動不足や、結婚後少し太ったのもあるけれど
それだけではなくて。
不必要なものを溜め込んでいるからだ!と感じました。
それは
“さみしさ”
感情を溜め込まず、本心を表現すること
だいぶできるようになってきたけれど
まだ完璧ではないってことだよなあ。

意地を張らず、素直な気持ちを伝える。
さみしいと感じる自分も認め、許す。

必要のないものは手放して、
もっと心も身体も身軽になって
次に来たときは、羽黒山の山頂まで徒歩で行こう!と
決意しました。

まだまだ続きます!

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