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8月の最後、遅めの夏休みの旅先に選んだのは
祖父の故郷・山形。
結婚前の家族旅行から2年ぶり。
今回は主人と二人旅。
主人は初めての山形。
旅の目的は、出羽三山参り。
感じることの多い、不思議な旅でした。

西の伊勢参り 東の出羽三山参り

わたしの住む愛知県では、伊勢神宮への伊勢参りが有名ですが
出羽三山参りは、あまり知られていないように思います。

ですが、古くは
西の伊勢参り 東の出羽三山参り
と称していたそうで。
伊勢神宮を“陽” 出羽三山を“陰” と捉え
参拝は“対”を成すものと信じられ
一生に一度は必ず東西の参拝を成し遂げなければならない
という風習があったそうです。

出羽三山とは

出羽三山は、三つの山々。
羽黒山(現世)
月山(前世)
湯殿山(来世)

と云われ、この三山をいくことで
自分自身と向き合い、ふりかえり、
第六感で前世を垣間見て、
未来を見据える。
そんな旅をしてきました。

圧倒的なエネルギーが溢れる出羽三山で
あらゆる気付き、
不思議な体験をしてきたので
何部かに分けて綴っていこうと思います。

現世を象徴する山・羽黒山

まず向かったのは、現世を象徴する山・羽黒山。
随神門から、一歩足を踏み入れると
樹齢300年を超える杉並木が迎えてくれます。
もう、別世界。
一歩一歩踏みしめながら、継子坂を下り・・

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しばらくいくと、祓川にかかる神橋が見えてきます。
橋を渡ると、神域。
空気が変わるのを感じる。
不動の滝の水の流れを見ていると、
穢れが落とされていく感じ。
肩の力が抜けていく。

爺杉が教えてくれたこと

樹齢1000年を超える、爺杉まで進むと、
貫禄があって、どこか懐かしい。
どっしりと、地に足をつけていてかっこいい。
爺杉が、主人に何かを教えてくれるのは
訪れる前から感じていたので
心を開いて尋ねてみると
“迷わなくても大丈夫”
という言葉が浮かんできました。

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爺杉をじっと見つめている主人に伝えると
何のこと?何か迷ってるかな?
と返されたけれど
今は分からなくても
いつか腑に落ちるときがくるだろうと
そっと見守ろうと思います。
そして、彼が心にある迷いに気付いた時
「迷わなくても大丈夫」
進みたい方へ進めるように
背中を押す言葉をかけよう。

ここから、立て続けに感じることがあって
長くなりそうなので、次回以降に続きます♪

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