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前回は、身体の不調=魂のメッセージだというお話をしました。

今回は、メッセージになんとなーく気付いたけれど

行動を劇的に変化させなかったわたしの後日談を綴ります。

まさかの・・

気胸を経験した2年後のある日、
朝から息苦しい。
この痛み、知ってる。もしかして・・
と思って、近所の呼吸器内科を受診したら、再発していて。
このままでは危険と診断され、紹介状を書いてもらって
その足で、総合病院へ。
そのまま入院となってしまいました。

手術後の再発率は30~50%
とは言っても、わたしは再発しない
と根拠のない自信がありました。
あの苦しさをもう経験したくないから、手術したのに。
なぜ!!

仕事の大事な時期に・・

しかも、当時は6年生の担任。卒業式を目前に控えた2月末。
よりによって、大事なこの時期に。
また2週間も休まなくちゃいけないなんて。
子どもたちや学校の先生方への負担を考えると本当に心苦しかった・・
卒業式に間に合うか、間に合わないかは術後の経過次第。

初めての6年生の担任で
教える内容もぐっと難しくなって(1年生担任の翌年、というギャップもあり)
週末は、翌週の授業のために一週間分の教材研究。これだけで休みが終わる。
わたしが苦手な社会(歴史)、子どもたちには苦手意識をもってほしくないから
楽しく理解を深められる授業をしたい。
学校の代表として、9月に研究授業を控え、夏休みもほぼ毎日教材研究。
同じ学年のチームの先生方は、昨年度から持ち上がりで子どもたちとの関係は良好。
そんな中、一度も関わったことのない学年の子どもたちとの信頼関係をどう築いていくか。
最高学年の子どもたちが学校全体を動かすための、下準備。
運動会、学芸会、修学旅行の準備。児童会活動のリード。卒業アルバム・文集制作。

今まで経験した他の学年とは比べ物にならないほどの仕事量。
身に着いたはずの、1年間の見通しではカバーしきれず、効率的に動けない。
効率的に動けないのは、効率重視だったわたしにとっては、ものすごいストレス。
休日も仕事。
自分の時間が作れない。
息抜きも上手にできない。
心も身体も休まるときがない・・・
しんどいなーという自覚症状、あったと思うけれど
立ち止まる暇はなく、毎日をこなしていました。

もっと肩の力を抜いて、
周りに弱音も吐けたらよかったのだけれど
誰にも言えず、ずっと気を張っていました。

ほっとしたところも

入院することになったとき、
休んで迷惑をかけて申し訳ないという気持ちが大半だったけれど
どこかほっとしたところもありました。
やっと休める・・と。
現在放送中の「わたし、定時で帰ります」というドラマの中で
吉高由里子さん演じる主人公・ゆいちゃんが、前職をやめるきっかけになったのも
こんな感じだったと描かれていて、わたしといっしょだなー!と。

わたしと同じように感じたことがある人、
少なくないんじゃないかと思います。

2度目に、魂が教えてくれたこと

心も身体も無理しているよ
もっと自分の気持ちを大切にして。

まだ分からないの?
そっちじゃないよ。

と魂が教えてくれていたのだと思います。

きっと、2度目の気胸になる前も
何度も小さなサイン(不調)は出ていたはずですが、
わたしが気付かないから、だんだんサインが大きくなって
最後には
苦しくなったら、さすがに気付くよね?!
いうメッセージで
再発したのだと思います。

前回気胸になったときよりも、
「先生を一生続けることはできない」
という思いが強くなりました。

だけど、まだ辞める勇気もなかったし
先生を辞めてやりたいことも見つかっていなかったので
しばらく先生を続けました。
でも、
・無理はしない。
・適度に頑張る。
・自分の時間も大切にする。

これらを意識するようになりました。

個性豊かな子どもたちと刺激的な毎日・・
大変なこともあったけれど、息抜きも忘れず!
貴重な経験をさせてもらい、充実した教員生活を過ごしました。

でもやっぱり、もう二度と再発は嫌です!

2度の気胸を経験したわたしは、ヒプノセラピーと出会い、
ソマティックヒーリングという体細胞会話型療法を受けることになりました。

そのお話はまた別の機会に♪

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