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シンプルさにこだわり、0→1開発を続けてきた長南のエンジニアキャリア

BLUEPRINTは事業づくりに特化したプロフェッショナルが集い、「起業」というものの再現性を高め、工場のようにスタートアップを生み出していくスタートアップファクトリー事業を運営しています。
今回は、22年2月にBLUEPRINTが立ち上げた「株式会社Archi Village」にて、エンジニアとして活躍する長南さんのお話です。これまでのご経歴、入社の理由、Archi Village社の魅力など幅広くお話を伺いました。

積み上げたエンジニアキャリア

ーまずはエンジニアになった背景を教えてください

子供のころからパソコンは触っていて、ゲームの攻略サイトを自分で運営するほど興味をもってやっていました。最初の就職は、実家から近いと言う理由で地元の貿易会社に入りましたが、ゲームを自分で作りたいという想いが日に日に強くなっていきました。働き始めて2年目にエンジニアになろう!と決意してからは、休憩時間、通勤時間、夜など時間が許す限り無我夢中に学んでましたね。

その後、中小のゲーム会社に入社することができました。初心者にもとっつきやすいという会社側の配慮で、ゲームの管理画面の実装を担当しました。その会社には教育体制がなかったため、ひたすら自力でキャッチアップする日々は結構大変でしたね。

3,4年ほど勤めたあとに、業界大手の会社に転職しました。自社でPHPフレームワークも作るほどの会社だったため、スキルアップの場としては非常に良かったです。

ーその後はどんなキャリアでしたか

しばらくして今度はSIerに転職しました。自社で仕様を作るのではなく、顧客に提示されて開発するというスタイルは初めての経験でした。同社では上流の仕様策定から関わり、企業の勤怠管理のシステムや、公園のグラウンド・テニスコートの空き状況を管理するシステムを作っていました。

その際に作り込みすぎない、無駄なものは省いていくという考え方を身に着けたと思います。こういった経験を通して、自分は0→1が好きなんだなと感じるようになりましたね。

0→1を仕組み化する組織との出会い

ーどのような形でArchi Villageに入社されたのでしょうか

SIerをやめて独立したのですが、その時はフリーランスエンジニアとして生活費を稼ぎつつ、個人でプロダクトをリリースしていました。一方で、個人開発のプロダクトをビジネスとして成立させるまでは至らない状況でした。

そんな時に、フリーランス案件の仲介会社よりBLUE PRINTの持つ別会社の紹介を受け、業務委託として参画しました。1ヶ月ほど働く中で、ビジネス側メンバーの業界への入り込み方・そこと連携するプロダクトチームの動きを肌で感じました。こうすれば、ビジネスとして成り立つ事業立ち上げができるのかと納得したのを覚えています。

それと同時に、これを自分一人でやりきるのは難しいが、自分がプロダクトを担うことでより事業を進められるという感覚を持ちました。そこで、CPOの笠井さんに正社員として入社したい旨を伝えました。

ー入社はスムーズに決まりましたか

元々はBLUE PRINTで色々な会社の立ち上げに携わりたいと考えていました。一方で、オファーをいただいたのはBLUE PRINTで立ち上げたArchi Village社のポジションでした。

Archi Villageは建材業界にフォーカスして事業を展開する会社です。面談の中で、今後Archi Village社の中で5つほどの新規プロダクトの立ち上げを見据えていることを伺いました。それらは業界に深く根差しつつ、BLUE PRINTでの会社立ち上げよりも速いスピード感で新規プロダクトをリリースし、非連続に事業を伸ばしていくものでした。それであれば、自分が求める機会にもマッチするなと感じて入社に至りました。

ーCPOの笠井さんにも長南さんの印象を聞きました
以下笠井さんのコメント

長南さんは0→1の開発に長く携わっているご経歴を持っていたためか、『中長期的にもシステム負債を作らない』『UXに致命的な影響を与えない』を満たした上で最も軽いシステム設計を瞬時に行うセンスが圧倒的でした。

スピード感高く実装を進めていけるだけのスキルが高いことはもちろんですが、最低限の品質を見極めるバランス感覚が特に鋭いのです。

自主性を重んじるプロダクトチーム

ー現在の業務内容を教えて頂いてもよろしいでしょうか

既に運用している「建材サーチ」および新規プロダクトの開発をバックエンドメインで行っています。開発チーム全体の体制や開発プロセスを整えるといったところも裁量をもらって推進しています。

ーArchi Villageの社風はいかがですか

各々が自主的にやるべきことを考えて提案する。提案に対して、みんなで議論し、最適な形と最適なタイミングで実施していくような文化があります。今までエンジニアが提案して、まるまるNGとなったケースはないと思いますね。

ー具体的にはどのような提案が行われているのですか?

私含めた3人が初めての正社員エンジニアとしてチームに加わったのですが、そこまでは開発の委託会社にシステム開発をしてもらっていました。そのため、委託先の技術スタックに合わせ、一部古い技術が使われている状態でした。

「20年戦える仕組みへ」と題して、システム全体を大きく刷新するprjを提案し、現在実施中です。具体的にはフロントエンドをReactとNext.jsに全て書き換える、インフラをモダンな構成で完全な新規環境に載せ替える、バックエンドにclean architectureを導入するなど複数のprjを走らせている状態です。

ー仕事に取り組むうえで大切にされていることを教えてください。

チーム内のコミュニケーションをしっかり取ることを意識しています。また、検討したことは皆んなとフラットに会話し、合意をとって進めることを徹底するようにしています。チームメンバーも、プロダクトに対して受け身でなく自分で考えるスタンスを持っているので議論もしやすいですね。

今後チームに加わってくれる人にも、プロダクトがより良くなるようにコードでも仕様でも気兼ねなく提案頂けたら嬉しいです。

シンプルさにこだわり、0→1開発をやり続けたい

ー長南さんのエンジニアとしてのポリシーはどういったものなんでしょうか

とにかくシンプルを心がけています。ゲーム作ってた頃はディレクターからの要望が非常に多く、あれもこれも盛り込むというのが普通でした。

SIerではとにかくシンプルにするよう心がけて、必要があれば機能追加がしやすくなるようにしておくという風にしてました。Archi Village社でも、そこはかなりこだわっていますね。

ー仕事で喜びを感じる瞬間や、今後の夢についてお伺いしたいです。

0→1が好きという話の通り、僕は何か生み出して人に使ってもらうというのが好きなんです。作ったものが、お客さんが褒めてたという話をPMから聞くと嬉しくなりますね。単純にユーザー数が増えるのも嬉しかったりします。

将来の夢ですが、現役のうちはひたすら開発をしていたいですね。でも、いつか実家に帰って子どもたち向けのプログラミングスクールとかできたらなと思っています。

おわりに

今回は、BLUEPRINTが立ち上げた株式会社Archi Villageでエンジニアとして活躍する、長南ニコラスさんのインタビューをお届けしました。Archi Villageでは、さまざまな個性を持つメンバーが、日々切磋琢磨し合いながら働いています。長南さんのような熱い想いを持ち、事業を成長させようと思っているメンバーばかりなので、入社後はきっと刺激的な生活が待っています!

BLUEPRINTは、「退屈しない未来の青写真を描く」というミッションを掲げ、事業の創出を仕組み化して、世界を非連続的に進化させようとしています。現状の仕事に退屈し、チャレンジする機会に飢えてしまっている方、自身の価値を最大化した先に見える景色を見てみたい方は、カジュアルに話をさせていただければ嬉しいです。

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