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魂の声に従い、世界を非連続に進化させる|BLUEPRINT Founder 鶴岡の理想像

合同会社BLUEPRINTは、大企業のDXに特化したプロフェッショナルが集まり、数多くのスタートアップを次々に生み出し続ける「スタートアップファクトリー」を運営している会社です。

「非連続な進化の青写真を描く」をミッションに掲げ、やがては「日本に最先端の政策の実証実験に特化した特別行政区を創る」ことを目指しています。

今回は、当社のFounder(創設者)である鶴岡 友也(つるおか ともや)のインタビューをお届けします。「退屈を嫌い、魂の声を言語化して、人生の指針にしていく」と語る鶴岡の人物像や目指したい社会、求める人材について、ぜひお読みください。

退屈を嫌い、視座を上げ続けて新しい分野に挑戦する|鶴岡の人物像

ーBLUEPRINTは元をたどるとAI(機械学習)について学ぶ学生団体「東大HAIT Lab」がきっかけでした。鶴岡さんが東大HAITにジョインしたきっかけを教えてください。

大学ではコンピューターサイエンスを専攻していました。しかし、自分で勉強を進めていたので、授業の進みが遅すぎて2ヶ月で飽き始めました(笑)

その当時、ちょうど第3次AIブームが始まっていて、興味を持って東京大学の松尾先生のディープラーニングセミナーに参加したことがあります。そこで衝撃を受け、機械学習の勉強を始める決意をしました。

当時はまだ日本語の教材は少なく、翻訳付きの海外の講義を聞いて勉強しましたね。

AIについて勉強を進めていくと、「AIが台頭していく中で、自分自身どういうスキルを身につければ将来生きていけるか」ということを考えるようになりました。そこで出した答えは「人に価値を与えるスキルを持っておくこと」でした。そのために、次はビジネスサイドの勉強を始めました。

そこで通ったビジネススクールで出会ったのが同じくFounderの石井で、石井に誘われたことがきっかけで東大HAIT Labにジョインすることになりました。

▼石井のインタビュー記事はこちら

ー東大HAIT Labではどのような活動をしていたのですか?

はじめは学生が使えるフリースペースに集まって、数人で座学をしていました。当時AIに興味を持っている人は多かったのですが、日本にはまだ教材が少ない状態でした。そこで、自分たちで教材を作ることにしたのです。

石井は教えるのが好きだったので、教材を作ったり、AIについてわかりやすく教えるイベントを開催しながら組織を拡大させていきました。

ー鶴岡さんは知識欲がすごいですよね!

僕は情報中毒者ですね。いろいろなことにすぐ飽きてしまうので、常に新しい刺激を欲するタイプです。

ーBLUEPRINTの前身で、急激に成長を続けるSTANDARDは東大HAIT Labから生まれました。どのような経緯だったんですか?

東大HAIT Labをやる中で、石井とFounderの安田とシェアハウスをする話になりました。その時、安田とは2回くらいしか話したことがなかったのですが、知らぬ間に家も決まり、一緒に住むことになったのです。

「せっかく一緒に住むなら何か事業をやろう」ということで、AI教材に目をつけました。学生はお金を持っていないので、イベントで協賛してもらった企業にアプローチし、教材を売ることになったのです。そこで株式会社STANDARDとして法人化しました。

当初は1年でバイアウトするつもりでしたね。

ーしかし、バイアウトすることなく、STANDARDは事業を成長させ続けています。STANDARDで事業をやる中で、どのような考えが醸成されていきましたか?

事業自体は1期目から黒字着地と、好調でした。事業の成長とともに視座が上がり、見える景色がどんどん変わっていくのを実感しましたね。

ある景色が見えてしまうと退屈してしまうので、さらに新しい次元にチャレンジしようという気持ちになりました。

この気持ちこそがBLUEPRINTを立ち上げる原点となりました。

▼BLUEPRINT 公式HP


魂の声に耳を傾け、確固たる軸を持つのが重要

ー鶴岡さんは退屈が本当に嫌いなんですね。

個人的に「退屈」というキーワードは重要です。病気は心や体の不調のことですが「退屈」も構造的には病気に近いと思っています。

退屈を感じる瞬間は、お告げのようなもので「自分がどう生きていきたいか」を考えるきっかけになります。忙しいと無視してしまう感情が出てくるのです。この感情にいかに敏感になれるかが重要で、退屈に向き合うことで非連続な進化の青写真が見えてくると思っています。

退屈した時に聞こえる声は「魂の声」です。心の声はコロコロ変わるけど、魂の声は一貫した価値観を持っています。この魂の声を言語化して、人生の指針にしていくのが重要です。

ー鶴岡さんは、自分自身をどう捉えていらっしゃるのですか?

自分は、「本気でやって成果が出ないことが怖い」「目的がないことをやるのに耐えられない」タイプなんです。

その本質から得られた特性があります。

それは、「やらない理由を生み出すために、常になぜ?と物事の本質を問う」「こうあるべきという理想像を提示する」「知識の深さではなく幅で勝負する」「他のことを何も考えないよう、ものづくりに没頭する」というものです。

これらが、自分の好奇心の強さや没頭力などにつながっています。

アップデートすべき5つのテーマ|鶴岡が目指す理想像

ーまさに退屈に向き合うことから生まれたBLUEPRINTですが、鶴岡さんはBLUEPRINTを通してどんな社会を作っていきたいですか?

色々なテーマにおける青写真を描き、実現させていきたいです。

アップデートさせるべきテーマは「産業」「国家」「人類」「地球」「宇宙」の5つです。

この5つを順番に進化させていく場がBLUEPRINTだし、それに向き合って日々動いています。

ーどんな人と事業を作っていきたいですか?

「今の環境で成果を出しすぎていて退屈している人」に、次のレベルに進むために来てほしいです。

今のスタートアップファクトリー事業をどんどん任せ、私も仮想通貨や宇宙系の事業など、次の事業を作っていきたいですね。BLUEPRINTの次なる飛躍に寄与する事業に注力したいです。

そんな人に、一生退屈しないような環境を提供できる自信があります。

ー最後にメッセージをお願いします。

私たちは、一般的なスタートアップが2年かけてやるような0→1を、半年でやろうとしています。

私たちの事業では「事業のアイデアをいかに再現性を持って生み出すか」が重要で、そのためには3つの要素が必要です。

「質の良い事業アイデア・課題を出す」「仮説検証の繰り返し」「ライトパーソンへのアポ設定をし、十分にヒアリングする」です。これができる人が足りていない現状があります。

成果を出しながらそれを仕組みにしていける人や、上手くいく仕組みを発明できる人、成功例が一つ出たからといって満足せずに仮説検証を繰り返せる人が必要です。

事業としてのコアな優位性を確立し、エンジンを一緒に作っていける方は、ぜひカジュアルにお話させてください!

今回は、BLUEPRINT Founderの鶴岡友也のインタビューをお届けしました。「退屈」を嫌い、常に新しい分野に挑戦し続ける鶴岡。その人物像や作り上げたい世界の姿は伝わったでしょうか。

BLUEPRINTでは、「退屈しない未来の青写真を描く」というミッションに共感し、一緒に事業づくりに取り組める仲間を募集しています。

現状の仕事に退屈し、チャレンジ機会に飢えてしまっている方、自身の価値を最大化した先に見える景色を見てみたい方は、ぜひ以下の採用情報ページをご覧いただき、カジュアルに話をさせていただければ嬉しいです。