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SS&C Blue Prism の新しい製品ビジョン(前編)

皆さんこんにちは、モンブランです。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、実は私たちBlue Prismは昨年より SS&C(エスエスアンドシー)という企業グループの一員となりました。
ほとんどの方はSS&Cという会社、聞いた事ないですよね・・・

SS&Cはアメリカを本拠地として世界各国でITシステムやサービスを提供していて、特に金融、ヘルスケア業界関連システムでは最大手の企業グループなんです。

初めて知った方、驚かれましたか?
今後Blue Prismはどうなっていくのか心配にもなりますよね・・・

でも安心してください、Blue PrismはこれまでのRPAを中心とした製品ラインナップはそのままに、SS&Cが持っていた様々な業務自動化ソリューションを取り込む事によって決してBlue Prism単独ではできなかった高度な自動化ソリューションへと一気に進化を遂げようとしています。

この記事ではそんな新しいBlue Prismが目指している製品ビジョンや今後リリース予定の新しい製品などについて2回に分けてご紹介していきます!

Blue Prismが目指す新しい製品ビジョン

嬉しいことにSS&Cグループになって、今後私たちが提供できるソリューションは益々増えていきます。SS&Cグループが持っていた技術とBlue Prismの製品を組み合わせることによってこれまで出来なかった事が出来るようになり、無かった製品が世の中に出ていくという訳です。

とはいえ、どういう方向性で製品拡充されるのかが分からないと、さっぱりイメージが湧きませんよね。

そのまさに「何を目指して」製品を拡充していくのかを表しているのがここからご紹介するSS&C Blue Prismの製品ビジョンです。私たちがどのような世界を目指しているのか、是非説明させてください。

SS&C Blue Prism製品ビジョン

1. 人とデジタルワーカーの融合
2. 高度な自動化に向けたオペレーション変革
3. 全社規模での継続的な改革推進

まず1つ目が「人とデジタルワーカーの融合」です。

これはデジタルワーカーが社内だけでなく社外の顧客やパートナーなどとも直接コミュニケーションをとりながら密に連携し、デジタルワーカーと人間が垣根なく1つのチームとして仕事を進めることによって人も社会もハッピーにしていくことを表しています。

2つ目は「高度な自動化に向けたオペレーション変革」です。

現行の業務プロセスを部分的に自動化するためではなく、ビジネスの成果や顧客満足を最大化するための業務プロセスというものを最優先で定義し、そのあるべきプロセスを実現する手段として自動化ツールが大きな力を発揮していくことを表しています。

そして3つ目は「全社規模での継続的な改革推進」です。

これは一旦自動化プロセスが出来あがったら終わりではなく、ビジネス環境や社内リソースの変化に応じてあるべき業務を適切に見直し、継続的なプロセス改善を通して、長い間・ずーっと効果を出し続ける。そんなサステナブルな仕組みを作り上げる事を表しています。

Blue Prismのインテリジェント・オートメーション

前章のようなビジョンを実現していくことにより、基幹業務や顧客コミュニケーション業務などといった分野でも業務自動化が一気に加速し、企業やそこで働く多くの方々のハッピーに大きく貢献できると考えています。

ただし、この変革はRPA製品だけではなかなか実現できるものではありません。ですので、私たちSS&C Blue Prismはこの大きな目標を達成するために、RPAを中心としつつもそれ以外の自動化製品を大幅に拡充し「インテリジェント・オートメーション・プラットフォーム」として充実した製品群を市場にリリースしていこうと考えているのです。

今回は私たちがどのような方向性で製品開発を進めていこうと考えているかをお話させていただきました。

次回はいよいよその中身(なぜRPAだけじゃだめなの?具体的にインテリジェント・オートメーションに含まれる機能って何?)についてご紹介していきたいと思います。

お付き合い頂き有難うございました。

次回もお楽しみに!