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SS&C Blue Prism の新しい製品ビジョン(後編)

こんにちは、モンブランです!

前回こちらの記事でBlue Prismが目指す世界観とそれを実現する「インテリジェント オートメーション」という考え方をご紹介いたしました。

ちょっと時間が空いてしまったのですが、今回はそのインテリジェント オートメーションの中身についてお話させて頂きます。


あらためてインテリジェント オートメーションとは?

インテリジェント オートメーションはこれまでRPAが苦手としていた顧客や従業員に対するリアルタイムなサービス提供を含む非常に幅広い業務領域の自動化を可能とするソリューションです。

例えばお客さんからの口座開設の依頼に対して、その依頼を受付けて、従業員が内容チェックして、実際に口座開設をして、結果をお客さんに連絡するなどの業務プロセスがあるとしますが、ここにはお客さんや従業員などのアクションが複雑に絡み、単純にシステム処理を自動実行すればプロセス全体が自動化できるというものではありません。

顧客のアクションをトリガーとして自動処理を開始したり、適切なタイミングで内容チェックのタスクを従業員に割り当てたり、人との双方向なコミュニケーションを通して適切に自動処理が行われる必要がありますが、これを可能にするのがインテリジェント オートメーションです。

インテリジェント オートメーションを構成する製品群


中心となるのはもちろん様々なシステムやアプリケーションを自動実行するRPAですが、ここに人とRPAのプロセスを適切に融合・管理するBPM(Business Process Management)、そして人とシステムがインタラクティブに情報のやりとりをする接点となるUIを作成するローコード/ノーコードUI開発ツールが加わります。

これら3つが融合する事で人とのインタラクティブなやりとりが必要な業務などにも自動化ソリューションを適用し、企業における利用範囲を大きく拡大させていく事が可能ですが、これらの製品は通常別々のベンダーから提供される事が多く日本ではこれらの融合利用はまだ一般的ではありません。

海外におけるインテリジェント オートメーション

私たちBlue Prismは自動化ソリューションの未来を見据えてこれらの製品を全て自前で開発し「インテリジェント オートメーション プラットフォーム」として既に英語圏でリリースをしています。そして金融業界 グローバルトップ 25企業のうち24社でご利用頂くなど非常に高い評価を得ています。
近年海外ではこのソリューションが一般的になりつつありますので、近い将来日本でも大きなトレンドになっていく可能性は非常に高いと思います。

Blue Prismのビジョンと今後

前編でもご紹介しましたとおり私たちBlue Prismは 1. 人とデジタルワーカーの融合、2. 高度な自動化に向けたオペレーション変革、3. 全社規模での継続的な改革推進を目指して製品開発を進めています。そして今後「インテリジェント オートメーション プラットフォーム」を通して日本企業の成長に貢献していきたいと考えています。

是非今後のBlue Prismにご期待ください!