見出し画像

D2Cニューヨーク視察記

ニューヨークでリテール新潮流と言われるD2Cブランド(Casper, WARBY PAKER, EVERLANE,, AWAY, allbirds, CUYANA, PELOTON)の実店舗をたくさん見てきました。

どのD2Cブランドも店内外たくさんの人がいて、いつも賑わってる感じがしました。だけど、D2Cブランドのみが賑わっているのか?というと、必ずしもそうではなく、街全体が活気づいてる印象だったので、言われているような、D2Cブランドが既存ブランドを駆逐する…という程の劇的な違いを、店舗だけ見ている限りでは、みつけることができませんでした。

ただ、今思い返すとひとつ印象的な風景があって、それは、いくつかのブランドで、返品専用の列があったこと。(それもEVERLANEは店舗入口に専用レーンがありました。店舗外から見ても返品している人がまず見える。常に4~5人並んでいるような感じ)

WARBY PAKERは5本まとめてお試しが出来るとか、AWAYは100日間無料トライアル出来るとか、サービス設計工程にここら辺のUXまでをも含んでいるとすると、たしかに既存ブランドとは大きな違いになるなあと感じました。


D2Cわかるようでわからないなあ笑、と思って書き出して考えてみたのですが、

twitterでリ・コメントいただきました。(ありがとう)

なるほどねと。

D2Cが広がる世の中の大前提として、いわゆるミレニアル世代の新しい価値観が社会的背景としてある…って話がそういえばあったよなあと。

FiNKの人がいってた言葉を借りると、

ミレニアル世代は自分らしく生きているか、輝いているか、どれだけ素敵なつながりに囲まれて生きているか、といった無形の内面的な豊かさを求めるようになっている。

価値観が変わるということは、当然ブランドの響く部分も変わるので、ブランディングしていく側も変化が求められるなあ。それにしても新しい人達が、新しい人達の感覚で、既存の延長線上とは違う新しい方向に向かうのって、なんか良いというか、羨ましいなあ、笑。

そういえば、

だったのだけど、こんなニュースがちょうど…


またニューヨークのTV-CMではWARBY PAKERとAWAYの他、PELOTONも見かけました。

なんだか、まだまだいろいろ面白いことがD2C周辺で起きつつ、さらに変化していくような未来を感じますね。

帰国してからも色々考えてるのですが、なんとなくD2Cってデザインっぽいというか、デザインの面目躍如的な感じしません?(僕だけ笑?)

デザイナーが考えそうなこと、デザイナーだったら大切にするところをエエ感じに押さえていて、D2Cが世の中をドライブさせていくことにデザイナー自身小気味よさを感じるというか、デザインが肯定されている感覚に陥るというか…笑。


D2CについてUX MILKでLTしてきました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?