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インクルーシブデザイン概論

最初にインクルーシブデザインという言葉を聞いたのは5年以上前だったと思いますが、ユニバーサルデザインやダイバージェントな思想を連想させるワードだなあ位にしか思ってなくて、これまでちゃんと勉強する機会もありませんでした。

それが、去年位から特に海外デザイン事例などで頻繁にインクルーシブデザインあるいはデザインリサーチ、クリティカルデザイン、スペキュラティブデザイン…これらの言葉を聞く回数が劇的に増え、知らんぷりするのがむずかしくなってきました、笑。ここらで勉強するかあ…と良さそうな本2冊読んだらとても面白かったのでnoteします。

インクルシーブデザインとは、
- 問いをデザインする= Design Reserch
- 問いを問う?= Critical Design
主に2つの側面からなり、前提フレームを疑いフレーム外の本質的課題に気づく事でデザインドリブンイノベーションを起こすと。
似たような話で、エクストリームを理解しメインストリームを変革するとも書かれていてなんだか面白いなあと。

もちろん日々のデザインとしての課題解決やデザイン思考は大事なんだけど、部分最適ばかりが行き過ぎた先にイノベーションはないでしょ?的なお話かなあ。両方コンスタントに行ったり来たりできる複数のデザインアプローチを持っているのが良いのでしょうねえ。

また、インクルーシブなのでもちろん言葉通り、デザインによって排除される人があってはならない(人間中心設計)…的な思想は根底にあるのですが、僕が面白いなあと感じたのは、今あるほとんどのインターフェイスは視覚に依存している。見る行為、操作する行為は必ずしも一致するわけではなく、操作している時目はその先を見ている…。

もうひとつ、興味深かったのは、インクルーシブデザインをチームに導入すると、チームワークが良くなり開発スピードが上がると。既存の個別最適化されすぎた縦割りワークフローに閉塞感あるのであれば、インクルーシブデザインアプローチは新鮮かもしれません。


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横山 義之(bluerasheen) / ミクシィ

社会をより良くすることにデザインで貢献したいと思っています。サイエンス/テクノロジー/エンジニアリング/アート/教育など見たもの、考えたことについて書こうかなあと。
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